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2005年02月07日

中国航空各社、旅客機を積極購入。路線網拡充急ぐ

本日の日経新聞アジア太平洋面からの引用です。
「中国航空各社、旅客機を積極購入。路線網拡充急ぐ」

中国の航空各社が旅客機購入を積極化している。
最大手の中国南方航空 China Southern Airlines Co.Ltd(広東省)が

欧州エアバス社の超大型次世代旅客機「A380」を5機購入するほか、
米ボーイング社次世代中型機「B787」も13機導入する。

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南方航空は総2階建てで最大853席の「A380」を、中国の航空会社としては初めて発注した。
「B787」と合わせた発注額は約30億米ドル

中国東方航空 China Eastern Airlines Corp.Ltd(上海市)は、
座席数が200前後のエアバス機とボーイング機を20機導入する。

昆明や西安などの内陸便の増強が目的で、いずれも2006年以降就航予定。
この内陸増強便とは別に、「B787」を15機購入する方針も決めた。

米投資家ジョージソロス氏も出資する海南航空 Hainan Airlines Co.Ltd(海南省)は「B787」を8機購入。
毎年20機前後の航空機を新規購入する計画だ。

中国では航空旅客数が飛躍的に伸びており、各社は路線網拡充を急いでいる
以下は今回、新機種購入を決めた3航空会社の概略です。



【中国南方航空 China Southern Airlines Co.Ltd.】
ウェブサイト:http://www.cs-air.com/
上場市場:香港証券取引所


China Southern Airlines Co.Ltd

概略:中国南方航空は中国南部の広東省広州をハブにもつ航空会社。
年間利用旅客数と機材保有数は中国内で第1位。
90年代から積極的に路線網を拡充し、現在17ヵ国を結んでいる。
アジアの国々、ヨーロッパ、オセアニア、中東、アメリカなどへ運航。

→中国南方航空株価
1株あたり株価2.9香港ドル(約38円)
売買単位:2000株(約76,000円から購入可能)



【中国東方航空 China Eastern Airlines Corp.Ltd.】
ウェブサイト:http://www.ce-air.com/
上場市場:香港証券取引所


China Eastern Airlines Corp.Ltd

概略:1988年に中国民航から分割されて以来、上海を基点に活躍する中国東方航空。
日本へは東京、大阪、名古屋、札幌、新潟、福島、広島、岡山、福岡、大分、長崎、
松山、小松、鹿児島、沖縄の15都市に就航。

→中国東方航空株価
1株あたり株価1.6香港ドル(約21円)
売買単位:2000株(約42,000円から購入可能)



【海南航空 Hainan Airlines Co.Ltd.】
ウェブサイト:http://www.hnair.com/hnairweben/Default.aspx
上場市場:上海証券取引所


Hainan Airlines Co.Ltd

概略:海南航空は、海南省を拠点とする航空会社で、中国国内で200以上の路線を運行。
民航各社が3大メジャーグループへの再構築を進めている中、独自路線で同業他社を合併、
「4番目のメジャー」を目指して大胆な改革を行っている。

→海南航空株価
1株あたり株価0.396米ドル(約41円)
売買単位:100株(約4,100円から購入可能)



航空会社の株価は原油価格や紛争・テロなどの世界情勢に大きく影響を受けるため、
不安定な要素はありますが、中国の当面の航空需要を考えると、
ポートフォリオの1つとして組み入れるには面白いかと思います。

「航空会社よりも空港施設を買え」というバフェット氏の名言もあります。
北京首都国際機場 Beijing Capital International Airport Co. Ltd.は、
2008年の北京オリンピックに向けてとても楽しみな銘柄でしょう。


Beijing Capital International Airport Co. Ltd

→北京首都国際機場株価
1株あたり株価3.125香港ドル(約42円)
売買単位:2000株(約84,000円から購入可能)


こちらも面白いです。
エアバスの公式サイトで超大型次世代旅客機「A380」の凄さを実感!
→エアバスの「A380 Navigator」


ボーイングvsエアバス―旅客機メーカーの栄光と挫折
 ・飛行機が発明されて一世紀。二つの大戦を挟んで発達してきた大型旅客機。
  その開発とビジネスを巡る欧米の激しい対立・興亡の軌跡を、
  多数のインタビューと克明な取材に基づいて描いたドキュメントです。


エアバスの真実―ボーイングを超えたハイテク操縦
 ・航空機事故の原因の多くは、人間と機械の接点にある。
 ・人間が操縦の主導権を握ろうとするときに事故は起こりやすく、
  航空機事故の7割は人間のミスによる。
 ・人間よりコンピューターのほうが安全だ!人間のミスを徹底的に排除した
  エアバスの安全思想の根底には、コンコルドの伝統を受け継いだヨーロッパ的
  独創性と天才頭脳集団による洞察力があった。
 ・アメリカ機を追い抜いたエアバスの設計思想と、それを理解できずにいる
  日本の航空界の現状に迫る。


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  1. 航空情報センター インタージェットABS : トップページはこちら ■双発機長距離化ではボーイングが先行  先にロールアウトしたB777-200LR。航続距離は8,600nm(ノーティカル・マイル:海里)、エアバスが誇る世界最長航続距離機A340-500型(8,500nm)を凌駕する航
    新・ボーイング対エアバス 第一章 双発機競争の近況【論説委員室(interjetABS)】at 2005年05月05日 14:32
    この記事へのコメント
  1. 情報有難うございます。
    私も中国東方航空を1.29で購入して今も持っております。
    この先も売らずに持続したいと思います。
    Posted by akaba at 2005年02月07日 23:22
  2. なんか、似たようなところがたくさんありますね(笑)
    私もとりあえず、中国東方航空はホールドですね。

    上海BASEの航空会社なので、上海万博には威力を発揮すると信じております。
    なので、2010年頃までを目安に保有してみようと思います。

    昨年9月に、杭州(ハンジョウ)に行ったときは、
    杭州国際空港は、東方航空ばかりでしたよ。↓こちら参照
    http://kowloon.livedoor.biz/archives/9287987.html




    Posted by kz@銅鑼湾 at 2005年02月08日 00:03
  3. akabaです。
    御無沙汰です。
    東方航空、ずい分下げますね!
    一時はとても良かったのですが、辛い株価になりました。
    でも持続します。
    Posted by akaba at 2005年10月29日 17:53
  4. akabaさん

    ご無沙汰いたしております。お元気ですか?
    東方航空下がってますね〜〜。
    まぁ万博まで気長に待ちましょう。
    Posted by kz@銅鑼湾 at 2005年10月30日 14:25

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