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2005年06月14日

イタリアの大手銀行が、ドイツ2位の銀行を買収

本日の日経新聞国際面からの引用です。
「伊大手銀、独2位を買収。欧州の金融再編始動」

イタリアの銀行大手ウニクレディトがドイツ第2位の銀行ヒポフェラインスバンク(HVB)
総額200億ユーロ(約2兆6千億円)で買収することで合意しました。

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通貨統合から7年を経たユーロ圏で、国境を越えた大手銀行同士のM&Aは初めてです。
新銀行でもトップを努めるウニクレディトのプロフーモCEOは「真の意味で欧州銀行となる」
記者会見で力強く強調しました。

このM&Aが実現すれば、急成長する東欧市場で圧倒的な強みを持つ銀行の誕生となります。
両行の統合観測を受け、HVB株は27日に1年ぶり高値に上昇しました。
HVBとウニクレディトが統合すれば、時価総額で欧州第9位の銀行が誕生します。
東京三菱、危うしです。
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ドイツ2位の銀行が買収され、次の焦点はドイツ最大手のドイツ銀行です。
ドイツ経済低迷のあおりで、一時は赤字に転落し、シティHSBCなど米英巨大銀行による
買収の標的に取りざたされました。

しかしドイツ銀行は徹底したリストラで業績は急回復し、アッカーマン頭取は春の記者会見で、
「買われる側ではなく買う側に回る」と拡大戦略への転換を表明しました。

金融業界の世界的大再編、まだまだ続きます。
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ユーロは存続できるか?
 ・欧州統合通貨ユーロ。ユーロ経済圏の拡大により、価値はじわじわと上がっているが、
  この上昇はいつまでつづくのか?また米ドルに代替する世界の基軸通貨になれるのか?


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