同行にとって東京丸の内支店は、
日本での
初のリテール(個人業務)向け店舗で大変力が入っており、
「日本を感じる象徴的な支店にしたい」との思いで和室を設けました。
さすが、突発的に大胆なことをしでかす
スタンダードチャータード銀行です。
スタンダードチャータード銀行東京丸の内支店には、和服を着てやってくる顧客も多く、
高齢の富裕層を中心に
「しっとり落ち着いて相談ができる」と人気は上々のようです。
この和室の資産運用相談室、毎日必ず数件の利用希望者がいるようで、
スタンダードチャータード銀行にとっては、独自性をアピールできるヨイ材料となっています。
顧客には、運用の相談以外でも無料で開放しており、
お茶会などをして楽しんでいるそうです(笑)
日本の銀行はみな欧米のサービスを手本にしていますが、このように日本独自のサービスもありですよね。
欧米を真似てる邦銀の戦略をSCBは逆手にとって、日本国内独自のサービスを構築中です。
PB(Private Banking)業務を飛行機の
ファーストクラスに例えるならば、SCBの目指すところは
そのワンランク下、飛行機の
ビジネスクラスだそうです。
預金額2000万円を超える家庭向けの
「プライオリティバンキング」という商品を、一番の売りにしており、
それがちょうど飛行機で言うところのビジネスクラスにあたります。
HSBCで言うところの、
HSBCプレミアみたいなものですね。
ちなみに、
HSBCパワーバンテージと同等のサービスにあたるのが、
SCBエクセルバンキングです。
→関連記事「スタンダードチャータード銀行口座開設体験談その1 〜Excel Banking口座開設(失敗編)〜」
スタンダードチャータード銀行は日本での富裕層向けサービスは、比較的後発組ですが、
外貨預金の為替手数料を無料にするなど、様々なサービスと商品を組み合わせて、
「SCBの独自性」をアピールする狙いで、「和室の資産運用相談室」に思いを込めています。
私はこんなスタンスのスタンダードチャータード銀行が好きですね(笑)
もっともっと、日本で活躍していただきたいと思っています。
→参考記事「SCB、東京丸の内に富裕層向けリテール第1号支店を開設(NIKKEI NET)」
→関連記事「スタンダードチャータード銀行、東京にリテール支店設置」
→関連記事「スタンダードチャータード銀行Easy Bankingの口座開設方法」
→関連記事「スタンダードチャータード銀行Easy Bankingの概略その1 〜オンラインバンキングの登録〜」
→関連記事「スタンダードチャータード銀行Easy Bankingの概略その2 〜口座維持手数料〜」
→関連記事「スタンダードチャータード銀行Easy Bankingの概略その3 〜日本での現金引出について〜」
→関連記事「スタンダードチャータード銀行Easy Bankingの概略その4 〜ステイトメントの見方〜」
→関連記事「スタンダードチャータード銀行Easy Bankingの概略その5 〜英語が話せないと開設拒否されます」
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Posted by causeway_bay at 11:07│
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