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2005年11月27日

HSBC香港口座開設体験談その20 〜PowerVantage口座開設〜

当ブログの読者、投資熊さんから、HSBC香港の口座開設体験談のお便りをいただきました。
投資熊さん、ありがとうございます。m(_ _)m

11/16(水)にHSBC香港メインビルディングを訪れ、PowerVantage口座を開設してきました。
口座開設についてはこちらのHPで大変勉強させていただきました。
他の皆さんとかぶるところが多いと思いますが口座開設について報告させていただきます。

[事前準備]
まずHSBC香港のHP内の"Contact Us"から必要書類について質問しました。
すると、以下が必要とのこと。

---
-Your valid identification document, eg passport
-Proof of existing residential address (eg utility bill, bank statement within last three months, etc.)
-An initial deposit (HK$10,000 or equivalent for PowerVantage account)
-For brand new customers who are passport holders, please provide us with any one of the followings:
(i) Bank Reference Letter from an HSBC branch (ie Group Identification Form)
or your existing banker where you must have held an account for one year or longer or
(ii) An introducer from an existing HSBC customer who has maintained an active account
(eg HSBC Premier, PowerVantage or Current account) in Hong Kong for over one year or
(iii) An Employment Letter (from a Hong Kong Company)
---

パスポートはOK。
住所証明は国際免許書で多分OKだろう。
イニシャルデポジットはもちろんOK。

問題は
(i)一年以上保有している口座のバンクリファレンス
(ii)紹介状
(iii)香港企業の雇用証明
というところ。


日本の銀行ではまともなバンクリファレンスは発行してくれないとの噂。
迷った末に、新生銀行(口座保有1年以上)とCitibank(口座保有約2ヶ月)に英文の残高証明書とバンクリファレンスを
頼んでみることにして、平行して紹介状を書いてくれる業者さんにサポートを依頼する。

結果、新生銀行の残高証明書、Citibankのバンクリファレンスと残高証明書を入手。
サポート業者さんからは紹介状をいただきました。
ちなみに業者さんには以下のサポートもしていただきました。
・担当者とのアポイントメント
・HSBC香港への口座開設に必要な個人情報の事前送付


[2005.11.16(水) 香港]
約束の10:00ジャストにHSBC香港メインビルディングに到着。
指定されたLEVEL5にエスカレータで上がっていくと、右手に受付が目に入る。

受付のおばちゃんに、
"I'm xxxxxxxx. I have an apointment with Mr.xxxx xxxx. Could you tell him my visit?"と伝える。
"Could you give me your name spell?"と、おばちゃん。
日本人の名前は難しいものね。メモに名前をローマ字で書いてあげると
"Please be waiting there."と受付の後ろにあるPremirラウンジを指差してすたすたとどこかいってしまった。

10分ほど待って、今回業者さんにアポイントメントを取っていただいた方があわられる。
簡単な挨拶をして、LEVEL3に案内するとのこと。またまたエスカレータで階下へ。
その間、イニシャルデポジットの話から、どのくらい預金をするつもりかと言う話になって
プレミアアカウントを開いてはどうか、と矢継ぎ早に話が展開していきました。
うーむ。ちょっと額を大きく言い過ぎたか。

マネージャさんとの話もそこそこにLEVEL3に到着。そこには若いお姉さんが待っていました。
何でも彼女がアカウント開設を担当してくれるとのこと。

ブースに案内され、まずは持ってきた必要書類を見せてくれといわれ、
パスポートと持ってきた書類を袋ごと渡す。袋に入っていた書類は。

・紹介状
・国際運転免許証
・新生銀行の残高証明書(英文)
・CITIBankの残高証明書とバンクリファレンス(英文)


最初、彼女はパスポートと国際免許証のコピーだけとって端末へのインプット作業に取り掛かっていたのですが、
途中で僕が「これはいらないの?」と残高証明書とバンクリファレンスを指差すと
ちょっと眺めてからCitibankの残高証明書とバンクリファレンスのコピーを取り始めました。

ん?と思って、「その口座は開いてから2ヶ月ぐらいしかたってないけど、いいの?」というと、
"No Problem"ときっぱり言われてしまいました。

「重要なのは住所確認なのよ」とのこと。おいおい。
で、「もし僕が友人を紹介するとして、その友人も国際免許書と残高証明書の両方が必要?」と聞いたら、
あっさり"No"。(*_*) 「どっちかでいいよ」ってあんた。
あのメールはいったいまあ、口座が開けるんだから文句は言いません。はい。

程なくして口座開設手続きは完了した模様。
30分ほどかかりましたが、おそらく彼女が入力していたのは業者さんから送られてきたぼくの個人情報なのでしょう。
この間、ほとんど難しい質問は無し。その場で
・キャッシュカード
・カード用PIN(Personal Indety Number:暗証番号)の書いた封筒
・テレフォンバンキング用PINの書いた封筒
・小切手帳(香港でだけつかえるよ、とのこと)

が手渡されました。

次は投資商品のお話のようです。
先制攻撃で「BRICs Freestyleを買いたいんだけど」と言うとびっくりしている様子。
多分、勧めるつもりだったんでしょう。

彼女は嬉々としてBRICs Freestyleの説明を始めて、いかに成長性のあるファンドかを力説し始めました。
なんでも彼女も買っているとのこと(^^;)。

あと、何か目をつけているファンドはあるか、というのでHSBC InvestmentsのManaged Balancedを告げつと、
端末でなにやら検索を始めて、ファンドの情報をよーく見て、手堅いいいファンドだ、と言ってくれました。

その後はいくらファンドを買うか、という話になったのですが、昨夜のNHKニュース(香港でも見れるのです)で
日本円が今年最安値をつけたのを見ていたので、
「基本的にイニシャルデポジットはJPY口座に入れておいて、為替の様子を見てファンドを積み増ししたい」
といって最初は適当な小額だけ、購入することにしました。しかし、彼女は大変商売熱心で、
はいはいと言ってたらイニシャルデポジット全額ファンドを買わされそうな勢いでした(^^:。

話もまとまったので、いよいよ口座へ入金です。
同じLEVEL3の窓口に移動して、ファンド購入金額+α(お買い物資金)をHKDSaving口座、残りをJPY Saving口座へ入金。
お金を持っていったのは僕ですが、やり取りは彼女が全部が仕切ってくれました。

そのあと、ATMの操作方法を教えてもらい、カード用PINの変更。
ついでにお願いして出金と入金の方法も教えてもらいました。

このとき気付いたのですが最近ATMが変わったようで、入金のときに噂の紙袋が出てきません。
僕「入金の時、紙袋に入れてATMに入れるって聞いたのだけど」
彼女「昔はね。今は違うの」
僕「これ、ここ(本店)だけ? 街のATMも同じ?」
彼女「ほとんどのATMが今はこうなってるのよ」
僕「香港じゃ、いろいろな紙幣があると思うけど、混ぜても大丈夫なの?」
彼女「大丈夫よ」

ちなみに「Take Card」の表示も無く、勝手にカードが出てくるようになってました。

最後に彼女のブースに戻って、インターネットバンキングの簡単な使い方を教えてもらいました。
この時、ログインIDとパスワードの新規設定が必要で、考えておいたIDとパスワードを入力。
以後、このIDとパスワードでログインできるようです。

「そういえば、セキュリティーデバイスは今日もらえるの?」と聞くと、
「インターネットでログインしてから郵送されるの。だから今日は渡せないのよ」
国際郵便だから10日ほどだろう、とのこと。うーむ。残念。

これにて、口座開設作業が一通り終了。気がつけば12時を10分ほど回っていました。
最後に彼女が名刺を8枚くれました。
友達を紹介してくれるなら、その名刺を持たせて事前にメールをしてくれ、とのこと。
2人ほど興味津々な後輩はいるけど、8人はちょっとなぁ。
「興味を持っている後輩がいるから、そのときはよろしく」といって、HSBCを後にしました。

こちらのHPで勉強させていただいた甲斐あって、滞りなく口座が開けました。kzさんに感謝。
こちらへ投稿させていただく内容と重なるところがありますが口座開設、香港・深セン観光などの記事を
当方のBlog(http://blog.livedoor.jp/books_kuma/)にもUPしてあります。ぜひご覧ください。

文:投資熊さん 30代男性(2005年11月)


投資熊さん、お疲れさまでした。BRICs Freestyle、なかなか人気のようですね。
体験談どうもありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m

→関連カテゴリー「HSBC(香港上海銀行)」


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