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2006年04月20日

税務調査の立会中にいつも思うこと

昨日、一昨日と昼間は丸々2日間、クライアント先の税務調査立会でした。(^ー^;
今年初めての税務調査になります。今年は少ないかな・・・?なんて思っていたら、
GW明けに別の会社で税務調査を行うことが決定してしまいました。。。

一昨日の夜は、香港からAMTDのNさんがいらしていたので市谷で一緒にお食事。
昨日の夜は神保町で会社法&税制改正のセミナー、その後午前様まで交流会だったので、
ブログの更新はまったく手がつけられませんでした。すみません。

昨日まで行った税務調査は、結構しっかり真面目にやってる会社なので、丸々2日間目一杯
調査されたにも関わらず、何のお咎めも無く、追徴課税はゼロ!ヤッタッ!

いくらしっかり真面目にやってる会社であっても、ちょっとした処理ミスのひとつやふたつは、
普通ありますので、「追徴課税はゼロ!」というのはなかなかありえないのです。

ほとんどの会社で、数万円以上の追徴課税が出るか、または税金出なくても増差所得が出るかで、
修正申告を作成して提出しなければいけないケースがほとんどです。
→関連記事「香港資産運用奮闘記は効果効率的な合法的節税をみんなで考えるサイトです」

なので、今回の税務調査は納税者側にとってとても素晴らしいケースと言えます(笑)
すべての税務調査がこんな感じで完結すれば、税務調査も全然ウェルカムです(笑)

税務調査の立会中にいつも思うことは、
「あそこをつつかれたらどう説明するか・・・?!」

こんなことばかり考えています。
別に、特別に悪いことをしているから心配しているということではなくて、
税務には黒でも白でもなく、グレーな部分が多数存在するのです。

税務当局と納税者側の解釈の違いによって発生してしまうトラブルが多く存在します。
→関連記事「またも海外取引巡る国税当局とのトラブル、地裁判決6億円分取り消し」
→関連記事「移転価格税制について」

そんなお互いの解釈の相違を生まないためにも、「あそこをつつかれたらどう説明すればよいか?」
ということを、四手、五手先までも頭の中でロジックを組み立てるため、まるで詰め将棋のようです。
そんな風に考えなければいけないポイントが、数多くある会社ほど疲れます(笑)

要は、グレーゾーンがたくさんある会社の税務調査ほど疲れます。

どっと疲れる税務調査が無事終わり、気持ちを切り替えてバンコクセミナーです。(^ー^)ノ~~

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榎本 恵一 渡辺 峰男

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