香港資産運用奮闘記GCC(ペルシャ湾岸)・MENA > ドバイの独立系ニュータイプオンラインブローカー"MAC Sharaf Securities"
2007年03月16日

ドバイの独立系ニュータイプオンラインブローカー"MAC Sharaf Securities"

シャルジャから帰ってその後、MAC Sharaf Securities(マックシャラフ証券)に行きました。

今回、なぜマックシャラフを訪問することになったかというと、香港のQuam Netの会長バーナードさん経由で
「ドバイの斬新なオンラインブローカーとそこの社長につなげてください」とメールを送ったところ、
MAC Sharaf Securities(マックシャラフ証券)の会長マックミランさんをご紹介いただき、
ドバイ渡航前にマックミランさんと何度かメールでやりとりさせていただいておりました。

事前に色々と情報はいただいておりましたが、なんせドバイ・アブダビをはじめとした中東マーケットは、
まだまだ解らないことばかりなので、お会いしてよかったです。色々な情報をいただきました。

そして驚いたことにこのマックミランさん、なんとっ!!
マックシャラフの会長であると同時に、タイのSEAMICO証券のCEOでもあるのです。

なので、タイに来るときには連絡くださいとのことで、タイにもさらに強いパイプを築くことができました。
→関連記事「年間上昇率63.6%のBRICsへ続け!タイ株投資セミナー in 東京」

以下の写真、左側がMAC Sharaf証券会長のマックミランさん右側が社長のフェルナンデスさんです。
お二方とも、すごく丁寧で解りやすいご説明をしてくださり、とても助かりました。

先日のマークモビアスさんのときもそうでしたが、立派な人ほど話が簡単で解りやすいです。
→関連記事「国際投資へのパスポート、マークモビアスさんと会食。ドバイネタで盛り上がる!」

UAE、サウジをはじめとした湾岸各国の今後の成長性とリスクをたくさんお話いただいてとても勉強になりました。

マックミランさん、フェルナンデスさん、私さて、ひとまず色々と中東マーケットのお話やドバイ証取のルールなどをうかがった後、
私はパスポートとアドレスプルーフ、運転免許証(日本のもの)、名刺などを渡して、
こちらのMAC Sharaf Secrities(マックシャラフ証券)に証券口座を開設しました。

なんと私が日本人顧客第1号だそうです(笑


ドバイ証券取引所(DFM)のルールでは、株式売買する法人個人すべてが、証取に情報を登録しなくてはいけません。
登録完了すると全ての投資家に投資家コードが与えられて、ドバイ証券取引所会員ナンバーが送られてきます。
この投資家情報登録はすべてMAC Sharaf Secrities(マックシャラフ証券)が手続き代行してくれます。

香港や日本の証券会社のように、MAC Sharaf Secrities(マックシャラフ証券)では国内に銀行口座は不要です。
ドバイでは居住者以外はなかなか簡単に銀行口座が開設できないという事情から、証券会社は、
海外の銀行口座から入金出金、また配当受け取りなども可能というかたちになっています。

ドバイローカルの証券会社は、売買取次ぎのみをサービスとしているところが多く、企業リサーチのサービスは
ほとんどどこもやっていないのが実情です。

なので、我々外国人投資家、しかも日本人にとっては企業情報がなかなか入りにくくて、DFC上場銘柄の選択に
頭を悩ませると思うのですが、ここMAC Sharaf Secrities(マックシャラフ証券)では、実に詳細な
企業リサーチレポートを定期的に無料で顧客に送ってくれます。

これは、中東情報の少ない我々日本人にはとっても助かるサービスです。

日本に帰る頃には、ドバイ証券取引所会員カードと、取引ID、パスワードが送られてきます。
というわけで、日本帰国後に早速ドバイの個別銘柄にチャレンジしてみようとテンション上がり気味です(笑)

ドバイの株式市場は上場銘柄数もまだ少なく、時価総額も小さめのため大きなリスクが潜んでいますが、
その半面でまた、UAEの企業には強烈な潜在能力も秘めています。



今日はこれから、カタールのドーハに行ってきます。

ドバイの人たちに言わせると、カタールには5〜6年前のドバイがあると言います。
そこに何があるのか?この目で確かめてきます。

ドバイ国際空港11:00am発、カタール航空ドーハ行きのQR101便でドーハへのワンデイトリップです。
夜10:00pm頃にはドバイに戻ってきます。ではでは行ってきます!(^ー^)ノ


湾岸諸国と北アフリカへの投資をご検討されている方はこちらをご参照ください。
→関連記事「投資先としてのGCC(Gulf Cooperation Council)諸国」
→関連記事「状況によってポートフォリオの中味はすっかり代わってしまうファンド」

ドバイに関連する記事は以下をご参照ください →サイト内検索「ドバイ」
→関連記事「ドバイにてカメルーン人の仏銀バンカーに出会う」
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→関連記事「サウジアラビアが国内6カ所1200億ドルの「メガ経済都市」建設」
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    この記事へのコメント
  1. はじめまして。グーグルから、きました。現在の持ってはる、株の状況はどうでしょうか。マックシャラフ証券ですと、ドバイに銀行口座を持たなくてもいいという事ですね。この証券会社のホームページを見ますと、全部英語ですが、証券口座はつくれますでしょうか。手数料はどの位でしょうか。
    Posted by 北出真弓 at 2008年01月02日 13:24

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