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2010年02月14日

WITVドバイ・アブダビ視察ツアー 〜中東初のLCC(格安航空)エアアラビア〜

さて、海の物流(DPワールド)陸の物流(アラメックス)ときて、次はこれ、
空の物流!そう、中東初のLCC(ローコストキャリア)、エアアラビアです。

ドバイといえばペルシャ湾に注ぐ天然のクリークと、中東・アフリカ・欧州・アジアのちょうど
ど真ん中に位置する、貿易の十字路。

そして周辺は、インド、パキスタン、エジプト、イランなど多くの人口を抱える巨大な新興国に囲まれています。

そういった地の利を生かした、中東・アフリカ・アジア・欧州の物流ハブとして機能しています。
なので今回のツアーは、金融・不動産に加えて、陸海空の物流企業にアポイントとりました。

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エアアラビアは隣のシャルジャ首長国のシャルジャ国際空港を拠点とする、中東初の格安航空会社です。
ドバイのような巨大空港ではなく、戦略的に着陸料の安い空港のみをハブとして路線を結んでいます。

現在は、UAEのシャルジャとモロッコのラバトをハブとして、そこから周辺都市へ路線をつないでいます。
2年前にもこの会社を訪れたのですが、その当時は、
「モロッコのラバトと、ネパールのカトマンドゥをハブにする計画がある」

と役員の方がおっしゃっていました。が、モロッコのほうは実現したものの、カトマンドゥはまだです。
(モロッコはラバトではなくカサブランカをハブにしました)

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カトマンドゥを中央アジアのハブとして使う計画があったのですが、ネパール政府との交渉が進まず、
2010年現在、ハブ利用としてのカトマンドゥはまだ保留のようです。

それに関して今後の見込みをおたずねしたところ、

「カトマンドゥをハブからはずすことも考えられる。その場合、別の拠点を考えることになる」

とのことです。現在、エアアラビアは中国には乗り入れてないのですが、今後中国への乗り入れはどうかとたずねると、

現時点では中国へ就航は難しい。ハブ空港から5時間圏内へのフライトに絞ることが、
エアアラビアの事業モデルなので、カトマンドゥなり、他の都市なり、中央アジアのハブが
準備できないと、中国への就航は考えられないだろうとのことです。


もちろん、日本も今のところエアアラビアの就航は考えにくいでしょう。

ただ、以前はグアムや台湾あたりで、アジア太平洋エリアのハブを考えたいと言っていましたし、
今もその拡大の方向性は、以前と何ら変わっていないそうですので、いつになるかは分かりませんが、
アジア地域、ひいては日本にエアアラビアが就航する日も考えられなくはありません。

そんな日が来るのを楽しみにしています。


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エアアラビアとシャルジャ国際空港の会長が同一人物というのも特徴的です。

言ってみれば、ANAが羽田空港を保有しているようなものですから、発着枠やカーゴターミナルなど
色々なものが有利に働きます。

今後の旅客増、貨物増を見込み、本年新たに44機の機体を調達します。

この不景気の中、航空会社が新たに44機も調達するのはかなり異例と言えますし、その機体をフルに使うだけの
路線拡大も具体的に計画しているとのことでした。

基本、すべての路線で客席稼働率80%を超える見込みのあるものだけを、新規の就航先として
設定するそうですが、まずはUAEのシャルジャ空港、モロッコのラバト空港という2つの空港をハブとして、
中東・アフリカ・欧州圏内へのフライトが拡大されるそうです。

また、2年前にシャルジャ空港に来たときと比べて、少し雰囲気が違っていました。
部分部分で、増築・リニューアルした箇所があったようです。



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