日本人は
「みんなと同じ行動をする習性」があります。
それは日本の教育システムが
「みんなと同じ事をきちんとやっていればイイ子、目立った事をやると悪い子」
という風潮があるため子どもの個性が育たず、少し目立った発想や行動をとろうとすると、
出る釘を打たれてしまうという
悲しくも共産主義的な教育システムなのです。
株式投資も、「この銘柄がこれから儲かるから買った方がいいよ。」と、
知人や証券営業マンに言われて買う。
みんなが買ってるから自分も買ってみる。最近本や雑誌で
話題になってるから買ってみる・・・。
そして
その結果負けて、「騙された!」と他人のせいにする。そんな大人がまだまだ多いのも事実です。
株の中長期売買は「誰も見向きもしないときに購入し、注目を浴びてきたときに売る」のが鉄則。
商売何事にも言えることですが
「安く仕入れて高く売る」これが基本です。
みんなが注目してこれが儲かるぞ!と話題になっている時点で、もうその人気は株価に折り込まれているのです。
その時点で既に株価は高いのが一般的です。
「みんなが買っている株を買ったら、買ったとたんに下がり始めた。」そんなのは当たり前です(笑)。
周りの言葉に踊らされて、
「値段の高いときに掴まされて、安いときに手放してしまう」資産運用で損する典型です。
しかし現実は、
「太朗くんがリンゴ50円で買いました。次の日100円で売れました。残りはいくらでしょう?」
的な、そんな小学生でも分かるような理屈が、いつまでたっても分からない大人が多いようです。
個人向け国債も、どんだけリスクがあるかを分からずに買っている人が多いようですね。
タイタニック号ではありませんが、沈没寸前の大型客船のキャプテンが、船を軽くしたいので、
乗客を海に飛び込ませるために言ったセリフ。
→アメリカ人には「英雄になれますよ!」と言ったら海に飛び込んでくれたそうです。
→ドイツ人には「これはルールです!」と言ったら飛び込みました。
→フランス人には「紳士は飛び込んでください!」と言ったら飛び込んでくれました。
→そして、日本人には「みんな飛び込んでますよ!!」と言ったら海に飛び込んだそうです。
う〜〜む、確かに分かる気がする。確かにこれが日本人だ。('ー';
実際、日本人には
「自分一人では行動を起こせない人」「物事の判断が、世間の常識でしか決められない人」
「自分の考える常識以外のことが成功する事実にとても気分を悪くする人」そんな人が多いようです。
資産運用に関しては、
「みんなと同じ事をやっていたら逆にリスクが増える場合もある」
ということも覚えておきましょう。
実際のところ、中国株に関する本はもう出尽くしました。大きな書店に行けば中国株のコーナーがあるほどです。
そんな中国株本に載っている推奨銘柄なんぞは、その人気が既に株価に織り込まれていますから、
もういま買っても遅いのです。
これから中国株の購入を検討している方は、
「誰も見向きもしていない新たな銘柄の発掘」をお勧めします。
株安の今こそチャンス!成功する長期投資
・本書は株式の長期投資を、花や作物を育てることにたとえ、平易に解説している書物である。
・スイスにあるプライベートバンクの元日本代表で、現在、投資信託会社を経営する著者によると、
日本の投資家は本格的な長期投資を知らないという。
・本書は少しでも多くの人に長期の株式投資を知ってもらおうという意図で書かれている。
Posted by causeway_bay at 10:46│
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