インドの強みは、誰もが知っていると思いますが、ズバリ!
「英語力」と「ITの技術力」です。
英国植民地下では英語紙が発刊され、英国人やインドの上流層に読まれ、インド独立後も英語紙は着実に伸びましたが、相次ぐインド語紙の発刊で、地方言語の新聞が急速に普及していきました。
ところが現在のインターネット時代では、伝達言語の主体は英語であり、その英語情報がますます広がりを見せています。
つまり
インドのインターネット画面上ではまさに英語による情報提供が洪水状態。
今後もインターネットによる情報は英語によって促進されることでしょう。
かつて、
南インドで激しいヒンディー語公用語化反対運動が起こり、
国営テレビによるヒンディー語普及政策が失敗したことを考えると、
昨今のインターネットによる英語普及のほうが案外スムーズに進むと言われています。
いずれにせよ、インドの英語情報量は、米国を除けばその量の膨大さに誰もが圧倒されるそうです。
インドの
「英語情報量」と「IT技術力」は、今後インド経済を牽引する最も大きな力となるし、
その発展を期待した世界からの投資マネーが多く流れ込むこともほぼ確実でしょう。
☆インド政府は
2008年までに世界随一のIT先進国になるため、下記の目標を設定しました。
1.2008年までにIT産業規模を870億米ドルに高める。そのうちソフト輸出額は500億ドルを占める。
2.2008年までにすべての中等学校およびカレッジ(単科大学)にネットインフラ設備を整備する。
3.2008年までに毎年30万人のエンジニアを輩出する。
4.2008年までに700万人の雇用機会(ソフトウェア部門220万人、ハードウェア部門480万人)を創出する。
5.2008までにIT関連機器の普及目標数は以下の通り。
※インドIT産業における現状と2008年目標数値
================= 2000年8月実績 == 2008年度政府目標
PC台数合計: 500万台 3000万台
インターネット加入者: 160万人 5000万人
インターネットユーザ: 480万人 1億2000万人
加入電話: 2600万台 1億2500万台
携帯電話: 310万台 4590万台
テレビ所有: 7500万台 2億2500万台
CATV加入者: 3700万人 7000万人
こんな国家政策を掲げているインドという国に、みなさん大きな魅力というか、
なんかこうウズウズ、ワクワクするものを感じませんか?('ー'*
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→こちらのサイトは参考になります(インドIT情報局)
→こちらの文献も見る価値アリです(インドのIT産業クラスタ)
2時間でわかる図解 インドのしくみ―人口10億人の成長大国の政治・経済・ビジネス・社会
・人口10億人の成長大国インドの政治・経済が2時間足らずで理解できてしまう!
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やがてインドの時代がはじまる―「最後の超大国」の実力
・「21世紀は中国の時代ではなく、インドの時代となるだろう」
・世界一のソフトウェア輸出額を誇り、英語話者数世界一、
世界最大の民主主義国家でもあるインドのダイナミズムを活写
Posted by causeway_bay at 23:30│
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