香港資産運用奮闘記よくある質問 > Q6.香港の金融機関を使った預金や投資の税金はどうなりますか?(・ω・;
2004年12月27日

Q6.香港の金融機関を使った預金や投資の税金はどうなりますか?(・ω・;

A6.香港では全ての金融所得が非課税です(香港居住者・非居住者問わず)



ちなみに、利子や配当、株の譲渡利益は、日本では原則20%を税金で持って行かれます
例えば5万円の配当金を得たとすると、日本では手取りが4万円になりますが、
香港では5万円のままもらえます

しかし日本の税制では、「海外での所得も国内所得と合算して申告しなさい」という決まりがあります。
なので、いくら香港で非課税であっても、
日本に住んでいる限りは日本で20%を納める必要があります。

ところが海外で受け取る利子・配当(源泉分離課税されないもの)は、所得税法上では雑所得に該当します。
今のところ、年間20万円以下の雑所得は申告不要とされていますので、
元本500万円の年利4%運用(運用益約20万円)程度であれば、申告納税は不要。
という判断になります。

なので、例えば夫婦2人で1000万円の年利4%程度であれば、
合法的に無税で利子や配当金を受け取ることができるということになるでしょう。

実質受取額が40万円とすると、8万円程度の節税効果になります。
香港居住者になることができれば、その上限はもちろんありません。

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    この記事へのコメント
  1. お帰りなさいませ〜(^^)

    しかし、先日の地震津波のニュース、あらためて予期せぬ自然の
    脅威を痛感し、自然の元での人間の無力感を再認識しました。

    プーケットは遥か昔の思い出の地、スリランカは最近仲良くなった
    知友人がたくさん在住しているので、他人事ではありません。

    やはり一日一日を精一杯生きる。

    これしかないっ、、というのが結論です。

    最近、仕事関係の知人にビジネス、金融と香港をテーマに話をする
    とやはりtaxメリットにはみな興味を持たれますね。

    もちろん、「合法的に!」というのが大前提ですよね(^^)
    Posted by oga-kz at 2004年12月27日 20:38
  2. ただいま〜。(^ー^)

    なんかインド洋の津波、ただ事ではないようですね。
    僕もインドネシアのメダンというところに知り合いの実家があるので、
    かなり気になっているところでした。メダンも街が水没らしいです。

    それにしても、台風といい中越地震といい、自然災害が多かったなー。
    なんか地球がおかしい・・・。

    > もちろん、「合法的に!」というのが大前提ですよね(^^)

    少なくともそこさえ守っときゃ、政治家よりは善人でしょ(笑
    政治家は誰の断りも無く、非合法な税金の流用をしてますからー!残念っ!切腹っ!


    Posted by kz@銅鑼湾 at 2004年12月27日 23:14
  3. 私のブログへのTBありがとうございました。

    香港の税制、数年ほど前にちょっと調べた経験が。

    私は税理士ですが、お客様の法人で香港に子会社を持っている会社があり、
    「タックスヘイブン税制」にひっかかる可能性があったので
    その回避のために勉強しました。

    *「タックスヘイブン税制」〜軽課税国に設立した子会社に留保した利益に対して、日本の法人税を課税するもの。つまり税金の安い国に利益を生む形にして、税金の高い日本では利益を出さないようにする法人がある。これに対して日本が税金をかける。

    とにもかくにも、また税金が増税だし、年金なんかもあがっていくし。
    困ったものです、、、。

    Posted by uakko at 2004年12月28日 10:03
  4. 日本では利子所得は「働かず得たものには重い税率を」の観点から所得税の中でも重い税率ですが香港とはまったく違いますね。
    税(課税)に関する考え方自体が違うのでしょうか?
    Posted by 田中 徹也 at 2004年12月28日 13:39
  5. uakkoさま、いらっしゃいませ!m(_ _)m
    タックスヘイブン税制、実にいやらしい税制ですよね〜!

    タックスヘイブン税制は、日本の個人or法人が50%以上出資している
    海外法人に対して適用されるものですので、
    現地の知り合いやエージェント等に頼んで、現地資本を過半数入れれば
    いくらでも回避可能な、実質穴だらけな中途半端な税制です。

    でも、香港やシンガポールには国税当局も敏感になってるそうですね。
    香港のHSBCの本店や尖沙咀、銅鑼湾の支店には、国税庁の人間が見張って
    日本人の出入りをチェックしているという噂もあります。

    最近思うのが、税務署の仕事は「税務調査」で納税者の調査をするよりも、
    税金を使っている役所の調査、監査業務をしたほうが国の財政が
    よくなる気がします。・・・と思いません?(^○^;
    Posted by kz@銅鑼湾 at 2004年12月28日 21:54
  6. 田中徹也さま、こんばんは〜!

    日本と諸外国では課税に対する考え方は全く違いますね。
    はっきり言って、日本の税制は化石です。古いです。
    今の時代に馴染みません。政府税制調査会の方々が化石ですから。

    元々国土の小さい国は、外国資本を多く呼び込むために、
    金融所得に対する税金は低く抑えられているんですよね。
    香港やシンガポールは、様々な税制メリットがありますので、
    外国資本の誘致に成功し、世界中の企業が競うように進出しています。

    その点、日本は鎖国状態ですから外国資本はなかなか呼び込めません。
    その傾向はさらに強くなると思います。

    ちなみに90%以上国内の資本で、ビルや道路が作られている国は
    日本と北朝鮮とキューバ、この3国だけなんですって。
    Posted by kz@銅鑼湾 at 2004年12月28日 22:19

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