これが本年最後の記事になります。(最後の記事が『人民元』ってのもどうかと・・・)
さてさて話題の人民元ですが、
人民元は
人民幣、中国元、RMB(Renminbi)とも呼ばれます。
中国政府は現在、外貨の持ち込みや人民元の持ち出しを、
1回あたり5000米ドル(約60万円)に制限をかけています。
日本から高額の円を持ち込んだり、
中国国内の人民元を大量に持ち出して、海外で両替することは許されていません。
電信送金に関してですが、海外から中国国内の金融機関への送金、または中国国内の金融機関から
海外へ外貨建て送金は自由なのですが、人民元の海外送金は認められていません。
人民元から外貨への両替にも厳しい制限があり、たとえ外貨から両替した人民元であっても、
外貨には半分しか戻せない、などの厳しい規制があります。
これらはいずれ規制緩和されるでしょうが、様々な制約を考えると、現時点では
投資目的の人民元保有は大きなリスクが伴なうことと思われます。(´Д`;
【日本人が人民元口座を開設するには?】
香港の金融機関に対しては、
2004年度から人民元預金が解禁されましたが、
残念ながら
香港ID保有者(香港居住者)しか、人民元口座を開設することはできず、
今のところ日本人が香港の金融機関で総合口座を保有していても、人民元口座だけは開設することができません。
しかし、
中国国内の銀行に口座を開設すれば、日本人でも人民元建ての口座開設が可能です。
しかも
パスポート1冊あれば口座開設可能と、比較的その敷居は低く、
通帳やカードもその場で発行されるようです。
知人がHSBC(香港上海銀行)上海支店にて口座開設を行いました。
なお、HSBC香港に口座を保有するものは、現地(上海)まで出向かなくとも、香港の
バンクリファレンスを利用して、
メールオーダーで上海支店の口座が開設できるようです。(要確認)
(
→過去記事「Q5.バンクリファレンスって何ですか?(’◇’ゞ」)
しかし、上記のように人民元は厳しい通貨管理の下に置かれているため、海外送金や両替には規制が多く、
多額の運用には注意が必要です。
・・・こんな事を書きつつも、
来年は少しだけ人民元預金にチャレンジしてみようかと思い、
現在、HSBC香港からリファレンスレターを取り寄せ中です。
実際にやってみないと、説得力のある記事は書けませんからね。
ブログをはじめて約2ヶ月。
毎日アンテナを張り巡らせながら、記事になるようなネタを探してなんとか更新を維持することができましたが、
来年はさらに充実した記事、有益な記事を書き綴っていきたいと思います。
来年もどうぞよろしくお願いしますっ!m(_ _)m
それではみなさま、よいお年をお迎えください!!
※香港資産運用奮闘記は、元旦から営業いたします。
→2005年も応援よろしくお願いします。m(_ _)m(株式投資ランキング)
人民元で大儲け!
↑これを読めば人民元で大儲けできる!(・・・らしい)
人民元のリスクとリターンをしっかり理解しよう!
Posted by causeway_bay at 11:20│
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