本日、
劇団四季ミュージカル「南十字星」を観に行ってきました。
第二次世界大戦中の、日本軍とインドネシアを占領していたオランダ軍、それとインドネシア独立を目指すインドネシア人の感動のストーリーに、目頭が熱くなってしまった。
南十字星の舞台はインドネシア。20世紀初頭、ここはオランダの植民地であり、蘭領東インドと呼ばれていて、オランダの東インド植民地経営の拠点でした。
ミュージカル南十字星にはこんな歴史的背景があります。(←いやぁ、これ読むだけで泣ける。まじで。)
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【インドネシア共和国の概略】
面積:1,919,440平方km、人口:約2億2000万人、首都:ジャカルタ、政体:共和制、
主な言語:インドネシア語、通貨:ルピア (
→インドネシア年表はこちら)
インドネシアは、
ASEAN最大の国土と人口を持つ国で、赤道に沿って
18,110の島々からなる島嶼国家です。
インドネシアの東端から西端までの距離は、アメリカ東海岸〜西海岸の距離に匹敵します。
世界最大のイスラム教徒人口を抱え、それぞれの島や地域は独自の文化を持ちながらも、
歴史、文化、社会など
「多様性の中の統一」を特徴としています。
1998年の
スハルト政権の崩壊や経済危機により一時期は悪化した治安も、
メガワティ大統領の安定した政権のもとで落ち着きを取り戻しています。
2002年10月にバリ島で起きたテロ事件以降はテロ撲滅令などの対策を強化し、
落ち込んだ観光客数の回復を図っています。
日本はインドネシアにとって最大の貿易国であるとともに、
インドネシアは日本にとって重要なエネルギー供給国です。
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【インドネシア共和国の税金】
ところで今日は、そんな親日国家
「インドネシアの税金」について書いてみます。
インドネシア投資調整庁のサイトによると、インドネシアには以下の税金があり、
その全体像や課税対象、税率など、
非常に日本の税制に似ています。
ただ、バリ在住の知り合いのお話によると、官僚にはまだまだ
賄賂が多い社会ですので、
役人に小遣いを渡せば、税金を払わなくて済んだり、申告しなくて済んだりなどと、
法律と実態には温度差があるようです。
それと、外国人にとってほとんどの行政手続は首都のジャカルタで行うこととなりますので、
バリ島などの地方都市の場合、年に数回ジャカルタまで足を運ばなくてはなりません。
所得税(法人税)
所得税は日本と同様累進税率で、個人および法人の両方に適用される。
税金計算は自己申告制度。税率は以下の通り。
− 課税所得Rp 25,000,000まで 税率 10%
− 課税所得Rp 25,000,000〜50,000,000まで 税率 15%
− 課税所得Rp 50,000,000超 税率 30%
源泉徴収税
インドネシア居住者は15%。
(ただし、技術サービス、経営サービスは9%。非居住者は20%の源泉徴収。)
土地・建物税
土地、建物、構築物に毎年課税される。実効税率はおおむね固定資産の価額の0.1%以下。
輸入税
投資調整庁が許可した投資プロジェクトはすべて、
資本財および生産能力2年分の原材料の輸入についての輸入税を免除される。
付加価値税(VAT)
輸入品、(国内)製品および大半のサービスに対して10%の付加価値税が課される。
奢侈品販売税
奢侈品販売税が課税される場合は、10%−35%の税率。
二重課税防止協定(租税条約)
インドネシアは二重課税を防止するため、以下の諸国との間で50の協定(租税条約)を締結している。
アルジェリア、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、カナダ、台湾、チェコ、デンマーク、エジプト、フィンランド、フランス、ドイツ、ハンガリー、インド、イタリア、日本、ヨルダン、クウェート、ルクセンブルグ、マレーシア、モーリシャス、モンゴル、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、パキスタン、フィリピン、ポーランド、韓国、ルーマニア、サウジアラビア、シンガポール、南アフリカ、スリランカ、スペイン、スーダン、スウェーデン、スイス、シリア、タイ、チュニジア、UAE、ウクライナ、英国、アメリカ合衆国、ウズベキスタン、ベネズエラ、ベトナム
(出所) Investing in ASEAN: A Guideline for Foreign Investors(インドネシア投資調整庁)
→こちらが参考になります(ASEAN Promotion Center on Trade Investment and Tourism
(東南アジア諸国連合貿易投資観光促進センター))
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今がわかる時代がわかる世界地図 (2005年版)
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昨年はこの本にとってもお世話になりました。(’◇’ゞ
西欧の植民地喪失と日本―オランダ領東インドの消滅と日本軍抑留所
↑南十字星の歴史的な背景が手に取るように分かります。('◇')
戦後、戦勝国として一方的に日本を断罪しつづけてきたオランダ人のいわば自省の書である。
著者は省みなければならないのは、インドネシア人を過酷に支配してきたオランダ人ではないかと問いかけている。
Posted by causeway_bay at 21:18│
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