海外銀行口座の作り方その1 〜どの国で開設するのがよいのか?〜
ここ数年、まさかと思う生保会社の破綻が相次ぎ、
銀行も大銀行が破綻して外資のハゲタカに飲み込まれていきました。
そして最近は、日本の銀行の信頼性が大きく揺らぎ、日本の財政破綻の可能性が騒がれています。
日本にお金をおいたままでは確実に資産は減少してしまう時代に入ってしまいました。
こういった日本の金融機関や国家財政の現状から海外の銀行口座の開設希望者が増えています。
海外の銀行を選ぶとなると、
金融システムが比較的自由化されている国 の銀行となります。
その条件に当てはまる国は、今のところ、
香港、シンガポール、スイス、リヒテンシュタイン、ルクセンブルク などです。
しかし、
スイスやルクセンブルク、リヒテンシュタイン は、飛行機で10数時間、
現実問題遠すぎて何かトラブルが起きてもすぐに駆けつけられず、現実的ではありません。
また、
運用金額は最低ウン千万円、ウン億円、ウン十億円・・・??
など敷居が高すぎてこれまた現実的ではありません。
やはり、日本人にとって馴染みがあって人気があるのは、
香港とシンガポール になります。
でも、わざわざ口座を開設するために香港やシンガポールに行くのはバカらしいので、
ちょっとした観光旅行のついでに口座を開設 してくるというのが一般的です。
【香港】
香港は日本から一番近い金融自由都市であり、しかも
英国の長い統治時代 を経ているため、
金融インフラ、情報インフラ、法整備 などがしっかりしています。
日本からは
片道約3〜4時間 、
格安航空券で往復3万円程度 と距離的にも近く、とても身近な金融センターです。
プロが解説する香港・BVI法人設立のA to Z〜香港法人の形態と設立手順〜シリーズ3
WorldInvestors.TVは、「全200タイトル!海外投資の最先端情報が集結!」
→関連記事「初めにお読みください 〜なぜ香港か?!〜」
→関連記事「HSBCの最強マニュアルが発売されました「海外投資実践マニュアルHSBC」」
【シンガポール】
また、シンガポールは同じく英国の統治時代が長い期間あり、しかも香港よりもいち早く、
そのインフラを踏襲し金融立国を目指す
リークアンユーの金融政策 が実現され、
金融取引は厳格でしかも投資家保護に徹底しています。
→関連記事「海外投資実践マニュアルシンガポール 〜DBS(星展銀行)・HSBC・フィリップ証券〜」
それだけに、
金融機関への安心度や使い勝手の良さは抜群 ですが、
最低取引金額が
香港よりも多少大きい 点で敷居が高いため、香港のほうが気軽さの面で優れています。
→次回へ続く「海外銀行口座の作り方その2 〜口座開設に紹介者が必要?!〜」
→関連カテゴリー「HSBC(香港上海銀行)」
香港資産運用奮闘記 > 海外口座の作り方 > 海外銀行口座の作り方その1 〜どの国で開設するのがよいのか?〜
Posted by causeway_bay at 11:15│
Comments(5)
『マンガ 終身旅行者PT(Permanent Traveler)』 こんな生き方
香港資産運用奮闘記 さんのブログを先程拝見いたしました。丁寧に香港の銀行に口座を開設する手順が説明されていて、今後必ず必要になると思い、トラックバックさせていただきました。私は海外口座開設に関しては、まだまだ未熟なので、皆さんと共に意見交換し勉強していく所
海外口座について為になる記事 【カウンセラーの株式投資を主とした勝つ投資】at 2005年02月08日 12:54
香港資産運用奮闘記 さんのブログを先程拝見いたしました。丁寧に香港の銀行に口座を開設する手順が説明されていて、今後必ず必要になると思い、トラックバックさせていただきました。私は海外口座開設に関しては、まだまだ未熟なので、皆さんと共に意見交換し勉強していく所
海外口座開設の気になる記事 【カウンセラーの株式投資を主とした勝つ投資】at 2005年02月08日 12:57
香港資産運用奮闘記 さんのブログを先程拝見いたしました。丁寧に香港の銀行に口座を開設する手順が説明されていて、今後必ず必要になると思い、トラックバックさせていただきました。...
海外口座開設に関する為になる記事 【カウンセラーの株式投資を主とした勝つ投資】at 2005年02月08日 13:03
読者の方から次のような質問をいただいた。「最近知人から誘われたのですが、新しい投資型MLM:レジェンドウィンというものがあるようです。さすがに知人からの誘いなので流すわけにもいかず困っています。お忙しいとは思いますが、このレジェンドウィンについての見解を...
投資型MLM「レジェンドウィン」の問題点 【ホンネの資産運用セミナー】at 2006年05月15日 23:13
こんばんは、まるです。
香港、魅力的ですね。
口座開設すると、ファンドだけではなく株式も売買できるところは魅力的です。
参考までに米国関連の話題を少し。。。(香港ではないですが。。)
私は米国に口座を二つ開設しました。
比較的、日本人に優しい銀行です。
・UNION BANK OF CALIFORNIA
http://www.btm.co.jp/tsukau/kaigai/kouza/index.htm
東京三菱が海外口座ご紹介サービスを行っています。
現地職員と日本語で会話ができます。しかもインターナショナル・フリーダイヤルなので通話料が無料。日本に居ながら米国の銀行で資産運用したい方。証券会社などへのハブ的な使い方もできますよ。
・Bank of Hawaii
http://www.alt-invest.com/index.html
AIC(海外投資と楽しむ会)主催の口座開設サポートを通じて開きました。
将来的に法人口座開設し、法人名義で米国株取引することをイメージしています。ただし、現在は個人名義で開設。
こんばんは〜。
oga-kzです。
日本の財政破綻をテーマとした話題は僕が前職である金融のお仕事
に就き、物心?ついた頃からずーっとささやかれ続け、最近は特に
この手の書籍が極めて多くなってきているのももっとも、その根拠
たるネガティブ要因を並べれば仕方が無いこと。
ましてや「ありえないこと」がある日突然「ありえてしまう」こと
の衝撃感は(最近では脅威的な天災もその一つですが)、こと金融
経済の世界においては、日本国内だけで考えても拓銀や山一證券の
破綻あたりから積み重なったことで、いまではほぼ「ありえない」
というフレーズこそが「ありえない」(なんのこっちゃ(^^;)
のだとつくづく。。。
となると、日本政府もそんなに幼稚ではないと(期待を込めて)信
じたいところですが、そのネガティブ要因は厳然たるそして重々し
い事実な訳で。
どうすんだろうなぁ〜とその対処策について考えると、明るい兆し
に到達するには気が遠くなるような・・・
そんな中で、少しでも安全な海外の銀行口座や商品性の優れた金融
商品を買おうと言う最近の流れは至極当然なんだとこれまたつくづ
く。。。
いきなり全資産を海外へ!というのは極端としても、資産のポート
フォリオ上で、しっかりとリスク分散を考慮した組み立てをすべき
なんですよね。
これって、「資産家じゃない自分には関係ない!」ということでは
なく、いつもkzさんが仰るとおり、「資産家じゃないからこそ、し
っかり勉強してわずかな資産を大事にしないと!」と僕も思います。
PS:今年は人民元、どんな動きになりますかね(笑)。
まるさんこんにちは。
なるほど・・・。
米国の銀行は格付けも高い上に使い勝手も良さそうですよね。
UNION BANK OF CALIFORNIAの、
テレフォンバンキングがフリーダイヤルでしかも日本語OKってのが魅力。
日本人顧客の開拓に力を入れてるんですかね?
米国の株は未だ買ったこと無いのですが、
今度買うことがあったら検討してみようかな。
ただ米国は国民総背番号制の国なので、プライバシー等を考えると
口座開設そのものがいまいち踏み切れないという気持ちもありますが。。。
ちなみに香港やシンガポールのシティバンクも米国株は購入できますが、
HSBCパワーバンテージでは今のところ米国株は買えませんね。
米国株に関しては、楽天証券と提携を始めた新生銀行のパワーフレックスが
今後注目ですね。(^_^)
oga-kzさん、こんにちは。
新年から激務が続いているようだけど、体を壊さない程度に頑張って!
今年はその努力に花が咲く!年になるぞ、きっと!
(香港の占いの先生の言葉、信じ続けてます・笑)
> 日本政府もそんなに幼稚ではないと(期待を込めて)信じたいところですが
オレだって信じたい!ほんと、なんとかしてくれ!!
・・・って思いつつも、結局政治家は我が身の保身しか考えてないから、
根本的な問題は全て先送り。
大胆な解決策を出してくれる人、誰か出てこないかな〜。
(・・・って他人任せな自分もいけないと思うが。)
> 資産家じゃないからこそ、しっかり勉強してわずかな資産を大事にしないと!
ほんとそう思うよ。
雀の涙程度(?)の資産だからこそ、しっかりと保全しないと
どんどん減ってしまうよね。
わずか2万、3万の運用でも、知恵の使いようによっては
10年後20年後に、大きな効果が現れるのですっ☆(^ー^)
月々数万円の定期預金じゃ、10年後バリ島のホテルどころか、
ラーメン屋の屋台も建てられないからなぁ(笑)
> PS:今年は人民元、どんな動きになりますかね(笑)。
う〜〜ん、わからんっ(笑)為替は神のみぞ知る・・・。
でも自分は人民元に消極的です。。。
その後人民元さんの怪しい動きはどんな感じでしょー?^^
こんにちは、楽しく拝見させていただいてます。
来週香港へ行って口座を開く予定です。
どうしてもわからない点が2つあります。ご回答して頂ければありがたいです。
1.HSBCで口座を開く体験談が圧倒的に多いようですが、CITIは人気がない のですか?何か扱いづらいのですか?
2.上記2行は、日本の預金のように、幾らかまでは保証されるのですか?
すみません、初心者で。。。