香港資産運用奮闘記ASEAN・極東 > まだまだこれから?!ベトナム株式市場
2005年01月22日

まだまだこれから?!ベトナム株式市場

タイ経済の活性化に伴い、一部に注目を浴びているのがベトナム経済です。
ベトナム戦争後、静かに共産党政権による国政が行われてきました。

中国よりもソ連共産党に近いとされたベトナム労働党ですが、
ベルリンの壁の崩壊以降は独自の路線を歩んできています。

「ドイモイ」といわれる開放路線のなか、資本主義は着実に進展してきているようです。
安い人件費、勤勉な労働力中国に隣接しているという地理的な良い条件がそろっている国です。
そんなわけで、現在は各国からの直接投資が着実に進展している段階です。

産業構造は社会主義的な計画農業経済から、資本主義中心の工業経済へ転換の方向に向いていますが、
ベトナムは、中国と同様の一党独裁政権です。すべての権限は党ならびに官僚が握っています。

そういう意味では、ゆっくりしかし確実に進展していると見たほうがいいでしょう。
現状は、経済データを見ても後進国です。

ホーチミンの街はバイクでいっぱいしかし、ホーチミンハノイなどの都市部では、バイクや自転車などの激しい交通量、
それと、建築が進む道路やビルの勢いがすごいようです。

それと、一部で誕生した富裕層によって高級マンションが飛ぶように売れているようです。
そう考えると一昔前の中国沿岸部を予測させるように、
これから大成長する余地が十分あるでしょう。

ホーチミンの街です。うちの奥さんが先月ホーチミンへ行きましたので
写真をいただいちゃいました。(^^;)


南北に細長くインドシナ半島に位置するベトナムは海洋国でもあります。
漁業のほかに、太平洋大陸棚に眠る天然資源の埋蔵量も豊富です。
潜在的に、今後大成長を成し遂げる可能性が大きく秘められている国です。


株式市場はまだスタートしたばかりです。
上場企業はまだ数十社程度で、全て国有企業の民営化上場です。

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「ベトナム旅行のついでに株式口座開設」と思えば高くはないですね。利用してみる価値ありかもです。


外貨獲得が国策であるベトナムでは、持ち込みは比較的簡単ですが、
持ち出しするには複雑な手続きが待っているようです。
今のところ、ベトナムドンも人民元と同じように、様々な規制があります。
→過去記事「人民元に対する規制」

投資先としては、活力溢れるとても魅力的な国ですが、様々な現状を考えると、
投資するには、よほどの長期的スタンスとカントリーリスクを覚悟する必要があるのではないかと思います。


【ベトナムの基本データ】
・格付け   BB−(ソブリン提供)
・人口    7890万人
・国土面積  330,991平方キロメートル
・首都    ハノイ

・産業構造
 農業   24.3%
 製造業  18.7%
 商業   14.5%
 鉱業   9.5%
 その他  33.0%

・平均賃金  50.08米ドル(約5000円強)

・株式市場 ホーチミン証券取引所


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  1. 本日の日経新聞アジア太平洋面からの引用です。 「ベトナム、輸出主導、8.5%目指す」 ベトナム政府は今年の成長目標を8.5%(昨年は7.7%)と高い水準に置く。 けん引役は輸出部門。1〜2月の輸出額は主力の農産物や外資系企業が生産する 電子部品が伸び、前年同期比16%増
    ベトナム、輸出主導で経済成長8.5%目指す【香港資産運用奮闘記 by kz@銅鑼湾】at 2005年03月07日 23:11
  2. ご要望のあった5月の口座開設ツアーの予定案ですが、 連休中の航空券はなく、また極めて高額なため、連休後に開催を したいと思います。 参入障壁が高いときに投資を始めることこそ、エマージング市場の王道です! ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
    第2回ベトナム証券口座開設コンサルティング(5月予定案)【ベトナム株投資で作ろう3億円】at 2005年03月20日 00:25
    この記事へのコメント
  1. はじめまして。マルコといいます。

    これからいろいろ勉強させていただきます。
    よろしくお願い致します。
    Posted by マルコ at 2005年01月22日 13:13
  2. マルコさま、いらっしゃいませ!(^ー^)
    コメントありがとうございます。

    私もまだまだ勉強中の身ですが、、、頑張ります(汗
    こちらこそどーぞよろしくお願いします。
    Posted by kz@銅鑼湾 at 2005年01月22日 18:11
  3. お久しぶりです。お元気ですか?

    ホーチミン、先週仕事で行って来ましたよー。
    生春巻き、アオザイなどが有名なベトナムですが、今回印象に残ったのは投資対象としてのベトナムです。

    人件費が比較的安く、中国一辺倒の投資からリスク回避の意味で日系企業がベトナムに進出する例が多いようですが(キャノンなど)、人件費以外にもメリットはあるようです。
    ホーチミン近郊のとある化学メーカーを訪れる機会があったのですが、そこで驚いたのは工員たちの作業の早いこと!!
    日本の工場でもこんなに速く、正確にできないよーっていうぐらいで、まるで職人芸でした。
    その速さ、正確さは他のアセアン諸国(タイやマレーシア)なんかに比べて格段の違いです。
    手先が器用で(刺繍など手工芸の土産物が日本人に人気)、作業が速いベトナムのワーカーは人件費削減以上の効果、つまり生産性向上というメリットがあるような気がします。

    現在タイに投資するプランを持っていますが、改めてベトナムもありかなという気がしました。
    マレーシアからも2時間と手ごろだし、2泊3日の出張ベースで行けるのもまたGOOD。

    来週はヤンゴン(ミャンマー)に出張予定なので、また報告しますねー。
    それではー。




    Posted by いとP at 2005年01月25日 11:45
  4. いとPさん、こんにちは〜!

    ホーチミンいーーすねーーー!僕も今年は行きたいです。

    > 日本の工場でもこんなに速く、正確にできないよーっていうぐらいで、まるで職人芸でした。
    > その速さ、正確さは他のアセアン諸国(タイやマレーシア)なんかに比べて格段の違いです。

    なるほどーー。。。φ(・・*
    ベトナム人は、勤勉で真面目でシャイだという話しはよく聞きますが、
    手先も器用なんですねー。

    なんとっ!来週はヤンゴンですか〜?!
    僕は明日、仕事でミャンマー人の経営者にお会いします。
    今彼は、日本で貿易関連の会社を立ち上げているのですが、
    彼の一族はカンボウザ銀行の創業関連一族で、とてもお金持ちなのです。

    僕も今年は、彼の仕事の関連でヤンゴンを訪れるかもしれません☆
    その時は、どっかでおちあいますかーー?!

    いとPさんのヤンゴン出張報告、楽しみに待ってまーす。ではでは!
    Posted by kz@銅鑼湾 at 2005年01月25日 20:46
  5. お世話になっています。
    夢之助と申します。
    実は明日から、ベトナム証券口座の開設コンサルティングに
    出掛けてきます。
    予定では、次回は5月15日〜なんです。
    よろしくお願いします!

    Posted by 夢之助 at 2005年03月20日 00:23
  6. 夢之助さま、こんにちは!

    ベトナムですか、いいですねー。
    僕も付いて行きたいです、ベトナム。。。(^ー^;

    気をつけて行ってらっしゃい!!
    また帰国後のご報告、楽しみにしています。
    Posted by kz@銅鑼湾 at 2005年03月21日 11:00
  7. 初めまして。
    6年程前からベトナムの経済に興味を持っていました。

    近いうちに俺も買いに行きますわ。

    皆さん、頑張りましょう!!

    では、では、
    Posted by ryouichi at 2005年06月15日 20:20
  8. ryouichiさま、コメントありがとうございます。
    世界一周、すごいですね〜〜!
    いつか私も成し遂げてみたいものです。('ー'*
    Posted by kz@銅鑼湾 at 2005年06月17日 12:02

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