イギリスでは、2001年12月の新金融サービス市場法の施行に伴い、
従来金融機関・業態毎に分れていた消費者保護制度を一つに統合する形で、
新たに「金融サービス補償機構(FSCS:Financial Service Compensation Scheme)」が設立されました。
イギリス | 日本 | |
運営主体 | ・FSCS(Financial Service Compensation Scheme) 金融サービス保険機構 | ・預金保険機構 |
保護上限額 | ・2,000ポンド(約38万円)までは全額保護、 ・これを超え33,000ポンド(約627万円)までは90%保護。 | ・1預金者あたり1金融機関合計1000万円までとその利息 |
対象となる 預金者 | ・個人または以下の条件のうち2つ以上に該当する小企業 A:売上高280万ポンド(約5億円)以下 B:総資産140万ポンド(約2.5億円)以下 C:従業員50人以下 | ・個人、法人を問わず全預金者 |
世界の預金保険と銀行破綻処理―制度・実態・国際潮流
・ペイオフとは銀行の破綻処理の一手法ですが、各国の手法は千差万別です。
・世界の預金保険制度と銀行破綻処理方法の動向、その思想など詳しく解説。
・第1章 預金保険と破綻処理の基礎
第2章 米国の預金保険の歴史と現状
第3章 米国の破綻処理制度
第4章 欧州の預金保護と破綻処理
第5章 カナダの預金保険制度
第6章 アジアの預金保険と破綻処理
第7章 可変保険料制度をめぐる動き
銀行・証券・保険 潰れたらどうする―ペイオフ対策マニュアル
・ペイオフ実施で現実となった金融機関の倒産。
・定期預金から、養老年金、住宅ローン、ミニ株・るいとうまで、
あらゆる金融商品の防衛策を一問一答でズバリ解説しています。
・序章 金融破綻編―なぜ、いま金融機関・経営破綻なのか?
第1章 銀行編―銀行淘汰の時代
第2章 証券会社編―3分の1しか残らない?
第3章 保険会社編―最も契約者の負担が大きい生保
第4章 外国投資・他編―国内外の「政府」の破綻にどう対応するのか?