今日から2月です。今週は強力な寒気が列島を襲い、強烈な寒さですね。
急激な温度差に、みなさん体調を崩さないように気を付けて下さい。
さてさて、本日の日経新聞国際面からの引用です。
「米投資信託残高8兆ドル乗せ」
米投資信託協会(ICI)によると、2004年末の米国の投信残高は前年末比9%増の
8兆1010億ドル(約850兆円)となり、初の8兆ドル代に乗せた。
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株価回復で資産価値が膨らんだ上に、景気の先行き楽観的になった個人投資家が
投資信託の購入を増やした。
残高拡大が顕著だったのは
株式投信で、19%増の4兆3815億ドルとなった。
ドル安進行に備えて
海外株式で運用する商品が大人気で、新規資金の純流入額は
前年より
17%多い1775億ドル、4年ぶりの高水準となった。
一方、
債券投信は金利上昇に伴う解約も目立ったため、昨年末の残高は
1兆2889億ドルと、前年比4%増にとどまった・・・。
と、こんな記事が載っていました。
投資信託とはなんぞや?!(
→過去記事「ファンド談義」)
なんと8兆米ドル(約850兆円)というのは、
日本の投信残高(約40兆円)の20倍以上の規模なんですって。
日本の国債発行額に相当する莫大な金額です。w('○')w ワオ!
→参考ウェブサイト「日本の借金時計」
ちなみに米国では、
世帯数2軒に1軒の割合で投資信託が普及しているのに比べ、
日本では、
世帯数9軒に1軒の割合だそうです。
このように、米国と日本では投資信託の普及率に大きな開きがあるようですが、
米国も最初から普及していたわけではなく、1980年代半ばから急速に普及した、
401k確定拠出年金プランによる投資信託の購入で急拡大したようです。
それと、日本人と米国人の平均年収や平均貯蓄額を比較すると大差ありませんが、
日本人は預貯金で保有している人が多いため、投資信託や株式の残高は
米国の足元にも及ばない金額となっています。
上のグラフのファンドの保有内訳を見ても、
米国では投信を保有している世帯の
半数以上は株式ファンドを保有しています。
MMF、MRFなど貯蓄に近いファンドは約16%ほどしか保有されてないのに対し、
日本人には、そんな
貯蓄に近いファンドが54%と、大変好まれています。
日本と欧米の投資に対する積極性の違いがよーく分かりますね。(^ー^)
(
→過去記事「金・銀・プラチナ・ダイヤモンド・・・、「貴金属投資」について」)
→参考ウェブサイト「モーニングスター・ファンドアナリストの視点」
(※さらに詳しい解説がなされています。興味のある方は是非どうぞ!)
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Posted by causeway_bay at 09:48│
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