HSBCのパワーバンテージは、日本の銀行と比べて様々な手数料が安い代わりに、
ある一定の残高を下回ると、毎月
口座維持手数料が徴収されます。
日本の銀行では「口座維持手数料」というものはあまり浸透されていませんが、
銀行側からすれば、
休眠口座や架空口座の撤廃に役立つと言われています。
→香港資産運用奮闘記に一票お願いします。m(_ _)m(KABLOG)
→2005年も応援よろしくお願いします。m(_ _)m(株式投資ランキング)
数日前、何かの雑誌にも書かれていましたが、
日本の銀行は、休眠口座の維持管理に大変なコストと労力を注がれているそうで
偽造防止のICカード発行を無料で行うことが難しいようです。
→過去記事「偽造キャッシュカード被害急増中!なぜ銀行は補償しないのか!」
HSBCのパワーバンテージ口座は
過去3カ月の平均残高(TRB:Total Relationship Balance)をもとに
以下の基準で口座維持手数料が徴収されます。
過去3カ月平均残高 | 日本円換算残高 | 口座維持手数料 |
100,000香港ドル以上 | 約1,400,000円以上 | 無料 |
10,000〜99,999香港ドル | 約140,000円以上 | 毎月20香港ドル(約280円) |
10,000香港ドル未満 | 約140,000円未満 | 毎月60香港ドル(約840円) |
(※為替レートはおよそ1香港ドル≒14円で計算しています)
この「過去3カ月平均残高」は、
毎月送付されてくるステイトメントでも確認できますが、
もちろんインターネット上で確認することもできますので、
定期的にチェックしてみましょう。
まず、パワーバンテージの画面にログインします。
ログイン後
、[Banking]→[Account Overview]→[Total Relationship Balance]
と、クリックしていくと、上の図のような画面に辿り着きます。
「The Rolling Average Total Rerationship Balance of Previous two monthes is:」
これが過去2カ月間の平均残高です。(口座維持手数料の計算には関係ありません)
「The Rolling Average Total Rerationship Balance of Previous three monthes is:」
これが
過去3カ月間の平均残高です。(
口座維持手数料の計算の基準になります)
この過去3カ月平均残高は、香港ドル普通預金だけではなく、
香港ドル当座預金、外貨預金、外貨定期預金、株式、ファンド、ゴールドなど、
パワーバンテージで管理されている全ての資産の時価総額から算出されますので、
株式やファンドなど値動きの大きい商品を購入されている場合、時価が大きく下がると、
「先月は口座維持手数料はかからなかったのに、今月は取られた!」
などという場合もありますので、注意が必要です。
→過去記事「海外口座の作り方シリーズ」
→次の記事「HSBCパワーバンテージの概略その2 〜日本での現金引出について〜」
ゴールドマン・サックス―世界最強の投資銀行
・もともとちっぽけな同族経営の銀行は、いかにして有能な人材を集め、
ウォール街で最強の地位を確立したのか。感動と真実のドラマです。
・独創的なビジネスモデルのゴールドマンサックスは、やはり凄いの一言。
・開拓者精神に満ち溢れた米国の金融機関は、やはり日本とは違うなぁ・・・
・日本の銀行員に是非読んで欲しい一冊。(^○^;
大事なお金は香港で活かせ
・日本から近く、金融規制も緩やかな香港で、国際分散投資やパフォーマンスの
良いファンドによる資産運用メリットを活かす方法を解説しています。
・ペイオフ対策として、海外にも目を向ける時代がやってきました!
香港を使って大金持ちになる法―日本から最も近い税金天国
・企業にかかる税金は日本の3分の1、最低資本金は30円。利子配当非課税。
そんな夢のような国・香港は、自由でチャンスあふれるビジネスの国!
・香港の金融ビジネスを活用し、香港的大富豪(ドラゴネアー)への道を歩もう!
香港資産運用奮闘記 >
銀行 > HSBCパワーバンテージの概略その1 〜口座維持手数料〜
Posted by causeway_bay at 11:55│
Comments(13)│
TrackBack(1)│
Edit