口座の開設が完了すると、左のようなATMカードがその場でもらえます。これがシンプルでなかなかカッコいい(笑)
このカードを使って持参した日本円を預け入れます。(
Initial Deposit)
本店の場合は3Fの、尖沙咀支店の場合は2Fの、それぞれ「運籌理財(Power Vantage)」専用窓口で日本円の現金とATMカードを手渡し、預け入れます。
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【パワーバンテージ専用窓口に並ぶ】
「運籌理財(Power Vantage)」専用窓口は、通常の
普通預金口座(Easy Saving)とは別になっており、
混んでいてもそれほど並ぶことはありません。せいぜい4〜5分くらいですかね。
一応、通常の預金者よりは少しだけ優遇されているということです(笑)
平日の午後、尖沙咀支店などに行くと、通常の窓口はズラーっと長蛇の列が出来ていますが、
それを横目に、サササっと数分で手続き等が完了できます。
「運籌理財(Power Vantage)」専用窓口で日本円の現金とATMカードを手渡し、
「Deposit Please」と言えばOKです。
通常は
香港ドル普通預金(HongKong Dollar Savings Account)に入ります。
香港ドル当座預金に預け入れたい人は、「Deposit Please」の後に、
「HongKong Dollar Current」と付け加えてください。
米ドル、ユーロ、日本円などの外貨普通預金に預け入れたい場合はそれぞれ
「US Dollar Savings」「Euro Savings」「Japanese Yen Savings」などと
付け加えてください。
でも、
ATMカードで引き出し、預入、振替などができるのは香港ドルの口座だけなので、
様々な利便性を考えると、最初は香港ドル普通預金にいくらか入れておくほうがいいでしょう。
ちなみに私は今のところ、
株やファンド以外は全て香港ドル普通預金で保有しています。
【お客様通知書兼交換明細をもらう】
預入が完了すると、左のような紙がもらえます。
この紙は
「Customer Advice+Exchange Memo」(お客様通知書兼交換明細)
になっていますので、もしものために、一応保管しておきましょう。
これを見ると
「あぁ、ついに海外の銀行にお金を預けたんだなぁ。オレって国際人〜」
と実感するでしょう(笑)
これには以下の情報が記載されています。
・Date(日付)
・Bank Reference Numbaer(銀行照会番号)
・Account Number(あなたの口座番号とお名前)
・Currency(通貨の種類)
・Amount(金額)
・Rate(交換レート)
・HKD Equivalent(香港ドル換算額)
・Charges(銀行手数料)
ちなみに香港は、
外貨の持ち込み&持ち出しは全く自由なので、預入上限額は今のところ無いようです。
(2004年12月にHSBCカスタマーセンターにメールにて確認済み)
日本では、
持ち出しの際に100万円を越える現金及び現金相当物は、税関での申告が必要です。
【外貨の預入に手数料はかかるか?】
預入の手数料は、
小富豪のための香港金融案内(海外投資を楽しむ会著)を見ると、
日本円で75,000円以上は0.25%の入金手数料がかかると書かれてありましたが、
私は今までに4回ほど入金をして、
入金・為替手数料ともに、全て手数料は無料でした。
上記の本は誤情報が記載されていましたが、ちょっと情報が古かったのかもしれません。
それにしても、外貨を国内通貨に換えて手数料が無料なんて、日本の銀行ではありえない話です。
しかも、交換レートもかなりいいです。
上記の明細書を受け取って、余韻に浸ったら(笑)ATMに行き、早速残高確認をしてみましょう。
ATMカードは、
香港内で一度ATMマシンに通さないとカードが有効になりません。
これ、要注意です。
カードを有効(Activation)の状態にしておかないと、香港はもちろん、日本でも使えませんので、
これは必ず香港滞在中に行うようにしましょう。
ATMの使い方は、全く難しいものではありませんが、やはり日本とは仕様が違いますので、
また後日記事を書きたいと思います。では!
→次の記事「HSBCパワーバンテージの概略その4 〜香港のATMについて〜」
小富豪のための香港金融案内
・香港上海銀行(HSBC)、シティバンク香港の具体的な口座開設手順から
株式投資、インターネットバンキングの利用方法まで丁寧に説明しています。
小富豪のためのタックスヘイヴン入門
・海外の銀行を利用する方法が、オフショアバンク編とオフショアファンド編の
2部構成で解説されています。
・細かな口座開設書類の内容から、送金方法、インターネットバンクの操作方法、
オフショアファンドの検索や申込書の書き方、小切手の使用法に至るまで、
詳しい図解入りの海外金融機関利用マニュアルになっています!
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銀行 > HSBCパワーバンテージの概略その3 〜初回の預入について〜
Posted by causeway_bay at 13:00│
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