HSBCのATMカードには、香港ドル普通預金の
計12桁の口座番号が印字されていますが、
(3桁の店番号+6桁の口座番号+3桁の口座種別番号)
ATMで使えるのは、
香港ドル普通預金と当座預金の2口座です。
カードをATMに挿入すると、
「Please Push Your Secret Personal Identification Number」(暗証番号を入力してください)というメッセージが表示されます。
6桁の暗証番号を入力しましょう。パスワードが正しければ、以下のメニューが表示されます。
・Withdrawal・・・引き出し
・Deposit・・・預け入れ(ATMによってできないものもあります)
・Transaction・・・他行への振り込み、口座間振り替え等
・Account Enquiry・・・残高照会
・Cheque Book Request・・・小切手帳の追加発行依頼
・Statement Request・・・英文ステイトメントの発行依頼
・Change Personal Identification Number・・・暗証番号(PIN)の変更
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ATMの表示は、東京支店のATMとほぼ同じです。上記の英単語を覚えておきましょう。
→過去記事「HSBCパワーバンテージの概略その2 〜日本での現金引出について〜」
引き出しや預け入れなどの操作画面になると、以下の2つの口座番号が表示されます。
×××-××××××-833:香港ドル普通預金の口座番号
×××-××××××-001:香港ドル当座預金の口座番号
↑ ↑ ↑
店番号 口座番号 口座種別
【引き出しの場合】
普通預金から引き出しを行う場合は末尾833を、
当座預金から引き出しを行う場合には末尾001を選択します。
上記の操作の後、引き出したい金額を指定するのですが、
引き出しは100香港ドル(約1400円)単位です。
525香港ドルとか
1540香港ドルとか、中途半端な単位はATMでは引き出せません。
HSBCと恒生(ハンセン)銀行のATMは、24時間365日手数料無料で引き出せます。
それ以外の銀行のATMは、
25香港ドル(約350円)の手数料が取られます。
どちらも、1日の
引き出し限度額は2万香港ドル(約28万円)です。
香港には、HSBCやハンセン銀行のATMは数十メートル歩くごとにあちこちにありますが、
うっかり別の銀行のATMで引き出してしまうと300円以上の手数料が取られますので注意しましょう。
私はうっかり、シティバンクのATMで引き出してしまい、たった350円ぽっちの手数料ですが、
すぐ隣にHSBCのATMがあるのを数分後に気付いて、数分後にガックリ後悔したことがあります(笑)
現金を引き出すと、
「Do You Need Customer Advice?」
(お客様通知書が必要ですか?)
とのメッセージが表示されますので、「Yes」を選択して明細書をもらいましょう。
取引が終わっても、日本の銀行のように自動的にカードは出てきません。
「Take a card」を選択して、自分でカードを抜きましょう。
【預け入れの場合】
普通預金へ預け入れを行う場合は末尾833を、
当座預金へ預け入れを行う場合には末尾001を選択します。
香港ドルの紙幣のみ預入れが可能です。(外貨やコインは入金できません)
入金したい金額を入力して「Enter」を押すと、
なんとっ、
香港のATMは封筒が出てきます(笑)これには最初戸惑いますね。
口座番号と指定した金額が印字された
明細書(Customer Advice)と、
現金を入れるための
封筒(ATM Deposit Envelope)が出てきますので、
明細を確認後、明細と現金を出てきた封筒に入れて封をします。
「Enter」を押すと、封筒を入れるための投入口が開きますので、そこに封筒を放り込みます(笑)
すると、また
口座番号と指定した金額が印字された明細書(Customer Advice)
が出てきますので、それを受け取ります。
封筒に入れたはずの明細書がまた出てくるなんて、まるで手品のようです(笑)
この預け入れの作業は、どうもなかなか馴染みません。
ちなみに香港のATMでの預入れは、夜銀行員が回収して、手作業で紙幣を数えてから
口座への入金手続きを行うそうなので、
パワーバンテージの口座残高に反映されるのは翌営業日になります。
(以外とこのへんは、進んでるんだか遅れてるんだか分かりません)
香港では、
HSBC・スタンダードチャータード銀行・中国銀行と、3つの銀行が
3種類の紙幣を流通させているため、システム的に色々と問題があるのでしょう。
こちらも最後には、
「Take a card」を選択して、自分でカードを抜きましょう。
基本的にATMでの預入れは私はオススメしません。なんか未だに不安です(笑)
本当に入金されたんだか、されてないんだか?!って感じで1晩過ごすわけですから。
香港での現金預入れは、基本的に窓口での入金をオススメします。
→次の記事「HSBCパワーバンテージの概略その5 〜預け入れできる外貨は?〜」
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銀行 > HSBCパワーバンテージの概略その4 〜香港のATMについて〜
Posted by causeway_bay at 12:10│
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