これは、実態は
東京三菱がUFJを救うという構図に近いですが、
東京三菱側が、UFJの株主に相当大きく配慮した結果の統合比率だそうです。
経営統合の構想が表面化する直前の両グループの株価を見ると、
1:0.5〜1:0:6のレンジで動いていたので、今回の統合比率は、
相対的に
三菱東京の株主にとっては不利になりますね。
新グループ「三菱UFJ」の目標は、
「世界の金融機関で株式時価総額5位以内」だそうです。
米シティグループ、英HSBC、米JPモルガンチェースといった、
欧米有力金融機関と可肩を並べる地位を目指すということですね。
三菱UFJは今回の統合で、スイスUBSをおさえて
世界第9位に食い込むことができました。
注意:株式時価総額は総資産額とは違います。株式時価総額というのは市場の評価です。
→過去記事「世界の金融機関の相関図(株式時価総額と総資産額の関係)」
ただ、世界のトップクラスとなると、今回の統合だけでは全く不十分です。
さらに引き続き、大きな金融再編が行われるでしょう。今後も目が離せません。
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銀行 > 三菱東京+UFJが、株式時価総額世界第9位に
Posted by causeway_bay at 19:01│
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