BRICsの「B」
ブラジルの経済発展が注目されています。(^ー^)
ブラジルは、1992年以前は
年率数千%というハイパーインフレを引き起こし
不安定な経済環境でしたが、
1993年以降は実質GDP前年比が10年連続プラスで
推移するなど、非常に安定感がでていて、IMFの予想では
2004、05年ともに、
3.5%前後のプラス成長です。
→関連記事「Q10.BRICsって何ですか?紅茶のことですか?(・ω・;」
そこで、今回は
HSBCパワーバンテージで購入できるラテンアメリカのファンド、
Merrill Lynch International Investment Funds - Latin American Fundを
みなさまにご紹介したいと思います。
ファンドハウスは
メリルリンチ、
S&Pのファンドマネージメントレイティングの評価は「A」です。
ファンドの種類はEquity Fundで、
南米諸国の株式に投資するファンドです。
総資産額は、
446,200,000米ドル(約468億5千万円)規模で、
HSBC Indian Equity Fundに比べて約4分の1の規模になります。
インド株ファンドよりもちょっと
リスクの高めなファンドです。
→関連記事「インド株のファンド」
Merrill Lynch International Investment Funds - Latin American Fund
※PDFファイルをご覧になるにはアクロバットリーダーが必要です。
【投資対象国】
組み込まれている投資対象国は、2005年2月27日現在以下のとおりです。
1位 ブラジル 55.0%
2位 メキシコ 34.1%
3位 チリ 6.8%
4位 アルゼンチン 1.2%
と、
ブラジルとメキシコで約9割を占めています。
為替王さんのホームページで、
アルゼンチン経済が成長の兆しを見せていると書かれていましたが、
アルゼンチンは機関投資家の投資対象としても、まだまだリスクが大きいようです。
為替王さんのおっしゃるとおり、我々がアルゼンチンに個別に投資するには、
まだまだ様子見が必要と言ったところでしょうか。
【組み込み銘柄】
1位 鉄鉱、ボーキサイトなどの素材関連 25.1%
2位 電話、インターネットなどの通信関連 20.4%
3位 銀行、保険などの金融関連 12.9%
4位 石油、電力、ガスなどのエネルギー関連 11.3%
・・・と、IT産業が上位を占めている
インド株ファンドとは対照的な構成ですが、
今後の、石油や鉄鉱・食糧などが市場で重要視される
現物経済への移行を考慮すると、
このような
資源国のエネルギー・素材関連企業を組み込んだファンドは長期的に面白いと思います。
【パフォーマンス】
肝心な、このファンドのパフォーマンスですが、なかなかいいですね。
3年前に保有していれば、今の時点でほぼ2倍になっている計算です。
6ヶ月 +37.2%
1年 +39.9%
3年 +96.9%・・・☆
5年 +73.9%
Merrill Lynch International Investment Funds - Latin American Fundは、
HSBCパワーバンテージ口座で、
最小ロットはUS$1000以上で、
US$1000単位で購入が可能です。
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