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2005年03月11日

Merrill Lynch ワールド・ゴールド・ファンド

日本人は一般的に「金(ゴールド)」というものに、比較的興味が無いと思います。
もちろん、自分も含めてデスガ・・・。(^ー^;

なので、みなさまが恐らく「興味が無いと思われるファンド」かもしれませんが、
今回ご紹介するファンドは「Merrill Lynch World Gold Fund」
世界の有望な金鉱採掘企業に投資するファンドです。
どうですか? 面白そうでしょ? o(^ー')b

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金(ゴールド)に対しての、日本人と欧米人の価値観の違いは、以前記事に書きましたが、
このファンドの場合は、「資産保全としてのゴールドではなく、運用としてのゴールド」という
スタンスで、ゴールドを保有した気になれそうです(笑)
→関連記事「金・銀・プラチナ・ダイヤモンド・・・、「貴金属投資」について」


「Merrill Lynch World Gold Fund」は、ファンドハウスはメリルリンチ
モーニングスターのファンドレイティングでは☆☆☆☆(星4つ)です。(なかなか)
→関連記事「ファンドレイティングサイト「morningstar.co.uk」の使い方」

ファンドの種類は、世界各国の金鉱採掘企業の株式に投資するファンドです。
総資産額は、1,865,000,000米ドル(約2000億円)の規模に及ぶ超大型ファンドです。

Merrill Lynch World Gold Fund

Get Acro!
※PDFファイルをご覧になるにはアクロバットリーダーが必要です。


【投資対象国】

組み込まれている投資対象国は、2005年3月11日現在以下のとおりです。

1位 北アメリカ(USA&カナダ)
2位 オーストラリア
3位 南アフリカ
4位 ロシア
5位 ラテンアメリカ
6位 アフリカ(南アフリカ除く)
7位 中国



組み込み国は、ものの見事に資源国
カナダ、米国、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、ロシア、ブラジル、
などに、優良な金鉱採掘企業と金(ゴールド)が埋まっているということですね。

やはり資源国には、我が国には無い何かこうワクワクした魅力を感じてしまいますねー。
特にカナダ、オーストラリア、ニュージーランドは、政治も安定してるし通貨も強そうです。
→関連記事「オーストラリアドルとニュージーランドドル(資源国通貨)」


【組み込み銘柄】

オーストラリアの、New Crest Mining Limited. http://www.newcrest.com.au/
Placer Dome http://www.placerdome.com/
をはじめ、もちろん全てが金鉱採掘の会社です(笑)

New Crest Mining Limited.←このサイトを眺めてみて、なんか昔読んだ、
シドニーシェルダンの「ゲームの達人」
を思い出してしまいました(笑)

なんか、金鉱って夢がありますよね。ワクワクドキドキします。
一攫千金!ゴールドラッシュ!のイメージです。


【パフォーマンス】

パフォーマンスは、1年 -1.10% - 3年 +132.00% - 5年 +229.60%・・・と、
かなーりいい上昇を続けていますね。

Merrill Lynch World Gold Fund















今後市場で現物の強さが評価されてくる傾向になれば、原油や鉄鉱などと同様に、
さらに値上がりを続けるのではないでしょうか。個人的に期待大です。

特に、ゴールドは世界標準で資産価値がありますから、まず暴落は考えにくいでしょう。
超個人的な感想として、ローリスクミドルリターンって感じの商品ですね。
(注:kz@銅鑼湾の勝手な解釈なので、あまり信用しないでください・笑)


Merrill Lynch World Gold Fundは、米ドル+ユーロ両建てファンドです。お好みで選べます。
HSBCパワーバンテージ口座で、最小ロットはUS$5000で、追加購入はUS$1000単位です。
ユーロの場合も、最小ロットはEUR5000で、追加購入もEUR1000単位です。

→関連記事「Merrill Lynch ラテンアメリカファンド」


ゲームの達人 <上>
 ・ハラハラドキドキ☆南アフリカへ金鉱を掘りに行こう!(^◇^)


南米ポトシ銀山―スペイン帝国を支えた“打出の小槌”
 ・16‐17世紀に新大陸で産出した銀を中心とする貴金属は、厖大な富をスペイン帝国にもたらし、
  それが来たるべき近代ヨーロッパ経済を支える原資となった。
 ・かくも大量の鉱物資源はどのように採掘・製錬・輸送されていたのだろうか。
 ・本書は、現在はボリビア領に属する南米最大の銀山ポトシに光をあて、
  安価な労働力を安定供給するため先住民に強制した輪番制労働システムによる銀生産の実態に迫る


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  1. BRICsの「B」ブラジルの経済発展が注目されています。(^ー^) ブラジルは、1992年以前は年率数千%というハイパーインフレを引き起こし 不安定な経済環境でしたが、1993年以降は実質GDP前年比が10年連続プラスで 推移するなど、非常に安定感がでていて、IMFの予想では200
    Merrill Lynch ラテンアメリカファンド【香港資産運用奮闘記 by kz@銅鑼湾】at 2005年03月12日 09:23
  2. このテーマ、しつこくてすみません・・もうしばらくお付き合い下さい。。 実際の投資行動として、まずHSBCにてファンドを購入することとし、 kz@銅鑼湾さんのサイトを中心にいろいろと研究させて頂いた結果、 次の4つに絞りました。11月末のことです。 (併せてkzさん...
    ドラの香港資産運用ヒストリー3 〜ファンドの購入【初心者ドラの香港資産運用記】at 2006年04月12日 19:13
  3. ゲームの達人『ゲームの達人』(原題''Master of the Game'')は1982年に発表されたシドニィ・シェルダン原作の小説。また、それを原作としたテレビドラマ。ストーリー原作のストーリーは世界有数の巨大複合企業『クルーガー・ブレント』とその一族の繁栄...
    ゲームの達人【ミユの記録】at 2007年03月02日 07:24
    この記事へのコメント
  1. こんにちわ、akabaです。
    いろいろな情報有難うございます。
    恥ずかしい質問ですがファンド運用成績の見方について教えてください。
    SwitchingはHSBC扱いなら運用会社が異なっていても良いのでしょうか?
    BenchmarkとFundの違い、Price IndexedとPercent Change、
    Indexed Performanceとは等々、二つのグラフの違い等。
    判らないままグラフの傾きで高い低いと判断してしまいます。
    宜しく。
    Posted by akaba at 2005年03月12日 10:45
  2. akabaさん、こんばんはー!(^ー^)

    僕も自分のわかる範囲でしかご説明できないのですが(汗)
    どれもなかなか一言では説明しづらいので(笑)
    また、記事に書いてみますね。よろしくー。

    もしよろしければご参考にしてくださーい。
    Posted by kz@銅鑼湾 at 2005年03月12日 21:33
  3. akabaさん、追伸です。(^ー^)

    > SwitchingはHSBC扱いなら運用会社が異なっていても良いのでしょうか?

    これは、同一の運用会社のみ、他ファンドへのスイッチングが可能のようです。

    パワーバンテージの画面の、「Investments」→「Unit Trusts」→
    「Sell」→「Redeem/Switch Unit Trusts」の下の方に、
    以下のコメントが記されておりました。

    "Switching orders are only for funds from the same fund house."

    それと、実際にスイッチング注文を途中まで行うと、
    同一運用会社のファンドのみが表示されていて、それしか選択できないようになっています。

    これに関するスレッドを掲示板のほうにたてておきますね。
    引き続き情報交換、よろしくお願いします。(^ー^)
    Posted by kz@銅鑼湾 at 2005年03月22日 17:05
  4. 40代の会社です。関東在住です。
    最近、このサイトを知りまして、それ以来、毎晩、楽しんで読ませていただいてます。

    さて、以下のファンドですが、米ドルとユーロの選択が可能なファンドですが、通貨の選択はどのような考えに基づいて選択すればよいのか?情報をお持ちであれば教えていただけないでしょうか?
    現在、このファンドをユーロで保有しています。ただ、単純に、2010年くらいまでは、米ドルに対して、ユーロ高になると考えてユーロを選択しました。以前、メリルリンチへ選択した通貨の違い(ユーロ高もしくは米ドル高になった場合、どちらがお得なのか?)について問い合わせしましたが、なしのつぶてでした。

    「えいっ!書き込み」の気分でメールを差し上げます。

    >>Merrill Lynch World Gold Fundは、米ドル+ユーロ両建てファンドです。
    Posted by Kazu at 2006年03月21日 22:51

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