金(ゴールド)に対しての、日本人と欧米人の価値観の違いは、以前記事に書きましたが、
このファンドの場合は、
「資産保全としてのゴールドではなく、運用としてのゴールド」という
スタンスで、ゴールドを保有した気になれそうです(笑)
→関連記事「金・銀・プラチナ・ダイヤモンド・・・、「貴金属投資」について」
「Merrill Lynch World Gold Fund」は、ファンドハウスは
メリルリンチ、
モーニングスターのファンドレイティングでは☆☆☆☆(星4つ)です。(なかなか)
→関連記事「ファンドレイティングサイト「morningstar.co.uk」の使い方」
ファンドの種類は、
世界各国の金鉱採掘企業の株式に投資するファンドです。
総資産額は、
1,865,000,000米ドル(約2000億円)の規模に及ぶ超大型ファンドです。
Merrill Lynch World Gold Fund
※PDFファイルをご覧になるにはアクロバットリーダーが必要です。
【投資対象国】
組み込まれている投資対象国は、2005年3月11日現在以下のとおりです。
1位 北アメリカ(USA&カナダ)
2位 オーストラリア
3位 南アフリカ
4位 ロシア
5位 ラテンアメリカ
6位 アフリカ(南アフリカ除く)
7位 中国
組み込み国は、
ものの見事に資源国。
カナダ、米国、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、ロシア、ブラジル、
などに、
優良な金鉱採掘企業と金(ゴールド)が埋まっているということですね。
やはり資源国には、我が国には無い何かこうワクワクした魅力を感じてしまいますねー。
特に
カナダ、オーストラリア、ニュージーランドは、政治も安定してるし通貨も強そうです。
→関連記事「オーストラリアドルとニュージーランドドル(資源国通貨)」
【組み込み銘柄】
オーストラリアの、
New Crest Mining Limited. http://www.newcrest.com.au/
Placer Dome http://www.placerdome.com/
をはじめ、もちろん全てが金鉱採掘の会社です(笑)
←このサイトを眺めてみて、なんか昔読んだ、
シドニーシェルダンの「ゲームの達人」
を思い出してしまいました(笑)
なんか、金鉱って夢がありますよね。ワクワクドキドキします。
一攫千金!ゴールドラッシュ!のイメージです。
【パフォーマンス】
パフォーマンスは、
1年 -1.10% - 3年 +132.00% - 5年 +229.60%・・・と、
かなーりいい上昇を続けていますね。
今後市場で現物の強さが評価されてくる傾向になれば、原油や鉄鉱などと同様に、
さらに値上がりを続けるのではないでしょうか。個人的に期待大です。
特に、
ゴールドは世界標準で資産価値がありますから、
まず暴落は考えにくいでしょう。
超個人的な感想として、ローリスクミドルリターンって感じの商品ですね。
(注:kz@銅鑼湾の勝手な解釈なので、あまり信用しないでください・笑)
Merrill Lynch World Gold Fundは、米ドル+ユーロ両建てファンドです。お好みで選べます。
HSBCパワーバンテージ口座で、
最小ロットはUS$5000で、追加購入はUS$1000単位です。
ユーロの場合も、
最小ロットはEUR5000で、追加購入もEUR1000単位です。
→関連記事「Merrill Lynch ラテンアメリカファンド」
ゲームの達人 <上>
・ハラハラドキドキ☆南アフリカへ金鉱を掘りに行こう!(^◇^)
南米ポトシ銀山―スペイン帝国を支えた“打出の小槌”
・16‐17世紀に新大陸で産出した銀を中心とする貴金属は、厖大な富をスペイン帝国にもたらし、
それが来たるべき近代ヨーロッパ経済を支える原資となった。
・かくも大量の鉱物資源はどのように採掘・製錬・輸送されていたのだろうか。
・本書は、現在はボリビア領に属する南米最大の銀山ポトシに光をあて、
安価な労働力を安定供給するため先住民に強制した輪番制労働システムによる銀生産の実態に迫る
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Posted by causeway_bay at 23:32│
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