本日の日経新聞国際面に以下の記事が載っていました。
「新興国資金流入に勢い。中東欧など株1割上昇。ドル安・成長力に着目」
中東欧や
中南米など新興市場国への投資資金の流入が加速しているようです。
ポーランド、チェコ、ブラジルなどが好調で、昨年
ユーコス問題で売られた
ロシアの株も上昇しています。
→参考サイト「モルガンスタンレー・グローバルマクロ経済レポート」
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新興市場国は、
資源価格の上昇や
経済環境の好転で、国債の格上げが相次ぎ、
1月には
ロシア国債を米格付け会社が投資適格に格上げしました。
というわけで、僕も以前から気になっていた
「東ヨーロッパ諸国」に投資するファンドで
モーニングスターのレイティングや、
純資産額、
ベンチマークなどをもとにGood!なファンドを探してみました。
Merrill Lynch International Investment Funds - Emerging Europe Fund
※PDFファイルをご覧になるにはアクロバットリーダーが必要です。
というわけで、今回は、
Merrill Lynch International Investment Funds - Emerging Europe Fundを
ご紹介したいと思います。(^ー^)☆ 投資は自己責任で!
ファンドハウスは
メリルリンチ。
S&Pのファンドマネージメントレイティングの評価は
「A」です。
ファンドの種類はEquity Fundで、
中東欧諸国の株式に投資するファンドです。
総資産額は、
941,800,000ユーロ(約1320億円:1ユーロ=140円換算)規模で、大型のファンドです。
個人的に
「デカイファンドはヨイ!」という独断と偏見がありますので(笑)
僕の判断によりますと、これももちろん優良ファンドの分類に入ります。
→関連記事「よいファンドを選ぼう!その4 〜純資産額が大きめのファンドがよい〜」
同じ東欧系ファンドを色々物色した中から、
やはりメリルリンチ強し。ですね。('ー')
モーニグスターのリターンランキングでは、
ベスト20にランクインされていました。
ベンチマークも常に上回っている、なかなかの運用実績です。
→関連記事「よいファンドを選ぼう!その2 〜ファンドパフォーマンスの基準はベンチマーク〜」
これももちろん、
HSBCパワーバンテージ口座からオンライン購入が可能です。
【投資対象国】
組み込まれている投資対象国は、2005年3月15日現在以下のとおりです。
1位 トルコ 32.0%
2位 ポーランド 16.6%
3位 ロシア 14.5%
4位 ハンガリー 13.0%
5位 チェコ 11.5%
6位 エストニア 2.1%
7位 イスラエル 1.5%
8位 クロアチア 0.3%
9位 モロッコ 0.3%
今朝の日経新聞の記事に載っていた、
ポーランドと
チェコも大きく組み込まれています。
その他、
組み入れ比率トップのトルコ、
BRICsのロシア、
東欧のハンガリーなども要注目です。
→関連記事「BRICsのGDP」
【組み込み銘柄】
1位 金融関連 37.5%
2位 通信関連 17.4%
3位 エネルギー関連 11.1%
4位 製造業関連 6.3%
上記
4セクターで70%超を占めています。
IT産業が中心のインド株ファンド、
資源・素材関連が中心の中南米株ファンドと比較すると、
これまた対照的で、こちらは
金融・保険分野が中心に組み立てられています。
→関連記事「インド株のファンド」
→関連記事「Merrill Lynch ラテンアメリカファンド」
【パフォーマンス】
パフォーマンスですが、爆発も無く暴落もなく、
安定的に上昇しているみたいですね。
常にベンチマークも上回った、優良な運用実績だと思います。
中長期的な東欧の経済発展を考えると、今後さらなる上昇が楽しみです。面白そうですね。
Merrill Lynch International Investment Funds - Latin American Fundは、
HSBCパワーバンテージ口座で、
ユーロ/米ドル両建てファンドです。
最小ロットはUS$1000もしくはEUR1000で、US$1000もしくはEUR1000単位で追加購入が可能です。
ユーロ/米ドル両建てファンドの場合、
「どちらの通貨で買うのがお得か?」も
考慮しなければいけませんねー。いやぁ、海外投資は頭を使います(笑)
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Posted by causeway_bay at 11:14│
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