5月5日に
愛・地球博に行ってきました。
連休中なので
「こりゃ大混雑か?!」と思いきや、
前日の入場者数15万人という
その大混雑ぶりをみんなが敬遠したのか?この日は運良く空いていました。
天候もよく、各パビリオンも並ばず入れて、大変ラッキーでした。
昼頃から閉館22時頃まで、回れるだけ回ってなんと!
20パビリオン制覇しました。
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さて、
第1回目は「イエメン館」!(ちょっとマニアックでしょ?)
パビリオンはそれほど大きくありませんでしたが、半分が市場のようなもので構成されていて、
(要はイエメン特産品のお土産屋さんですが・・・)とても活気がありました。
逆に、アクセサリーや衣類を売るアラブ人は、やる気の無さを感じてとてもよかったです。(笑)
イエメンは
アラブで最も開発が遅れた国とされていますが、逆に、今でもアラブの伝統的な文化、
生活が息づく国でもあります。
首都のサヌア旧市街は、独特の昔ながらの高層住宅が立ち並ぶ
「世界最古の摩天楼都市」と言われる街です。
パビリオンの展示の中心は、このサヌアの町並みの再現とソコトラ島の映像です。
ソコトラ島は
アラビア海のガラパゴス島といわれ、ソコトラ島にしか生息しない動物、鳥、
植物などが多く、ソコトラ島独自の生態系を形成しています。
パビリオンは2階建てになっており、1階は自然の映像と、衣類やアクセサリー、絵画などが売られていて、
2階に上がると、イエメンのスナックや飲み物を出す小さなカフェがありました。
イエメン共和国は、アラビア半島南西の端にあり、
北はサウジアラビア、東はオマーン、南はアラビア海、西は紅海で、
バーブ・アルマンデブ海峡を越えるとアフリカのジブチ、エリトリアです。
夏は涼しく、冬も温和で湿気も少なく、アラビア半島の中ではかなり快適な気候のようです。
中央部は標高3000メートルに達する高原地帯です。
イエメンはアラブ民族発祥の地とされ、アラビア半島の中で最もアラブの雰囲気が残る国と言われています。
世界中で愛されているコーヒーは、古代にエチオピアで自生しているものが発見されたと言われ、
15世紀以降にイエメンからトルコ、ヨーロッパへと広まったらしいです。
コーヒーは、初期は薬として、または夜通しお祈りするイスラム僧の眠気覚ましとして飲まれました。
コーヒー豆の「モカ」は、イエメンの
コーヒー貿易の中心地だったモカ港からついた名前なんですって。
日常生活に欠かせないのがイエメンの国民的嗜好品の
「カート」です。
カフェインを含んだ植物で、若葉をかんでエキスを吸うと軽い覚せい作用があります。
成人男性の多くが毎日のように昼食後、何時間もカートの葉をかみ続けながら、友人と語り合います。
まぁ言ってみれば、タバコや葉巻きのようなものですね。(-o-)y== 。oo○
【イエメン共和国の基本情報】
面積:53万6870平方キロ(日本の約1.5倍)
人口:1950万人
首都:サヌア
言語:アラビア語
宗教:イスラム教
通貨:イエメン・リアル
このイエメンという国、経済情勢はどうかと言うと、
天然資源の埋蔵量は豊富ですが、
外貨不足で経済は困窮しているようです。
石油は現在約44万B/Dを生産。97年末時点での確認埋蔵量は40億バレル。
天然ガスは、48百億立米が確認されており、外国市場への参入の可能性を探っています。
湾岸危機をきっかけとしたGCC諸国からの援助停止や出稼ぎ送金の大幅減の影響があります。
IMF、世銀の支援を受け経済構造改革プログラムを実施中です。
→参考サイト「外務省ホームページ各国インデックス・イエメン共和国」
→関連記事「愛・地球博☆EXPO2005レポートその3 〜サウジアラビア館〜」
→関連記事「愛・地球博☆EXPO2005レポートその2 〜エジプト館〜」
イエメン
・人口1040万人の中東の国イエメン。
アラビア民族の発祥の地であるこの国の政治、経済、歴史、人々のくらしや
文化を解説。古くて新しい国イエメンを、最新情報と豊富な写真で探っていく。
ドバイとアラビア半島の国々―アラブ首長国連邦/オマーン/カタール/バーレーン/クウェート/サウジアラビア/イエメン〈’02~’03〉
・アラビアという言葉にどんなイメージを持ちますか。砂漠とラクダ?
シバの女王?アラビアンナイト?それとも石油?
・アラビア湾と紅海に挟まれたアラビア半島には、旅人の心をふるわせるロマンがいっぱい。
Posted by causeway_bay at 22:44│
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