中国、不動産売却に課税。住宅バブル進行に歯止め

本日の日経新聞国際面からの引用です。
「中国、転売に課税。住宅バブル進行歯止め」

中国政府は6月1日から、個人が住宅を買ってから2年以内に転売する際に
営業税（不動産売却税）を課すことを決めました。

→管理人のやる気維持のために１クリックお願いします。
→こちらもポチッと一票お願いします。m(_ _)m（KABLOG）

税率は転売価格の5%程度とする案が有力とみられ、
今後は一部の地域は転売しても利益が出なくなる可能性があります。

日本のバブル崩壊を見ている中国は、全国規模で住宅バブルの進行に歯止めをかけ、
銀行が大量の不良債権を抱えることを防ぎます。



新制度はすべての住宅が対象で、一般の住宅は2年を過ぎると営業税をかけません。
高級住宅に関しては、購入から2年以上たった後の転売にも営業税を課すそうです。

高級住宅と一般住宅の違いは、現時点ははっきり線引きされていませんが、
北京市では1平方メートルあたり9000元（約11万7000円）以上する物件などが、
高級住宅の分類に入る見通しです。














今回のこの制度は、住宅価格の急上昇を抑え、急落を含めた大幅な振幅を避けるのが狙いです。
中国の高級不動産ブームは一段落する可能性が大きいです。

逆に住宅バブルがこのまま突き進んで、投資家や不動産業者が借金を返せなくなれば、
日本のように、銀行の不良債権が膨らみ、経済成長の足を引っ張りかねませんね。



先富論―成長中国で資産倍増計画 預金・株式・不動産投資
　・人民元の切り上げをテーマに、預金、株式、不動産、未公開株など、
　　中国で日本人が実際にできる投資手段を網羅。
　・現地と太いパイプでつながる著者が最新の生きた情報をもとに、
　　具体例を挙げながらそのノウハウを紹介しています。
　・中国株投資だけでは飽き足らない方、必読の一冊です。(^ー^)


中国投資のためのビジネス法入門―会社設立・不動産・雇用・税金から紛争処理まで
　・気鋭の弁護士が、中国の会社法、投資のための法律をやさしく解説。
　・中国ビジネスで遭遇する数々の実例を法律面、実務面から多角的に展開。
　・中国でのビジネス展開に必備の実務入門書。実際の参考書式も掲載。

Comments

これまでも資産バブルを抑える政策を取ってきましたが、今回の政策が実際に効力が出るかどうかが鍵かもしれませんね。

Posted by カマタモン at 2005年05月20日 16:05

しばしご無沙汰してしまっておりました（＾＾：

というのも、この３週間くらい（そしてこれからもしばらく）
ほとんど東京におりませんでした。
北は札幌、南は沖縄までほぼ全国の至る都市を横断しており
ます（予定では２０〜３０都市くらい）。
といっても、残念ながら全て仕事であり、旅行ではありませ
ん（笑）。本件の仕事内容についてはまた別個お話できれば
と思いますが、基本的に例の当社モバイルコンテンツの業務
提携系な話です。

さすがに、この短期間で国内の都市をこれだけ巡るのは人生
史上初で、しばらくは旅をする気も失せるくらい（笑）、飛
行機や新幹線に乗りまくっております。

ということで、また東京ベースに戻りましたら飲みましょ〜

Posted by oga-kz at 2005年05月21日 14:40

カマタモンさま

はじめましてこんにちは。
今回の政策は、短期的にはあまり効力をなさないのでは？！
と思っています。

でも、ここ数年のような不動産上昇率は沈静されるでしょう。
３〜４年前に買った人は、ボロ儲けですよねー。

Posted by kz＠銅鑼湾 at 2005年06月01日 10:57

ogaちゃん、こんにちは〜。

なんかものすごい怒濤のスケジュールをこなしてるようですね。
体には十分気を付けて頑張ってくださーい。

でも仕事とはいえ、沖縄や北海道へ行けるのは、
ちょっと羨ましかったりします。f(^ー^;

それだけ充実していれば、きっと大きな結果がでるでしょう！
また報告聞かせてくださーい。近々飲みましょう！

Posted by kz＠銅鑼湾 at 2005年06月01日 11:08