A14.子ファンドは取次会社が間に入る分、多く手数料が差し引かれます。
よくある質問Q12で
「ファンド・オブ・ファンズ(FOF)って何ですか?」という
お話をしましたが、今回はその具体的な手数料の違いについてお話したいと思います。
→関連記事「Q12.ファンド・オブ・ファンズ(FOF)って何ですか?(・ω・;」
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日本の大手証券会社が広く募集している
ファンド・オブ・ファンズの場合、
「運用利益年3%」と謳っているとしても、まず最初に
外国の投資信託会社(親ファンド)や
外国の証券会社(販売代理店)が手数料として1〜2%引いています。
なので、
本当は(親ファンド単体では)「運用利益5%以上」あるのです。
さらに、その子ファンドを申し込んだあなたは、最初の
買い付け手数料で2.1%(うち税金0.1%)引かれて、
さらに
信託報酬で年0.7875%(うち税金0.0375%)が引かれて、さらにさらに、分配金と償還時の利益からは
10%(所得税7%、地方税3%)が税金で引かれているのです。
ということは、ファンドの本当に利益が5%あったとしても外国の投資信託会社、外国の証券会社、
日本の証券会社、日本の政府と、みんながちょっとづつ利益をつまんでいき、
あなたの手元に利益が届く頃には、年利5%どころか、結局0.05%程度に目減りしてしまうという仕組みです。
これが、
「外国籍ファンドを日本の証券会社で買う」パターンです。
いわゆる
「ファンドオブファンズの子ファンドを購入する」という仕組みです。
なので、例えばマネックス証券などが販売している
「HSBCインドオープン」を買うよりも、
その親ファンド
「HSBC Indian Equity」をHSBCで購入したほうが賢い選択ということになります。
→関連記事「HSBC インディアンエクイティ(インド株ファンド)」
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Posted by causeway_bay at 12:25│
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