HSBCパワーバンテージの概略その６ 〜郵便局引き出しの際の注意〜

HSBCパワーバンテージは、日本の郵便局で日本円での引き出しが可能です。
→関連記事「HSBCパワーバンテージの概略その２　〜日本での現金引出について〜」

しかし、使い方を何度か間違えてしまうと「エラー」が生じてしまい、
そのカードは使用不可能になってしまうので注意が必要です。

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先日、以下のようなメールをいただきました。

いつもお世話になります。
１点困ったことがありますので助けてください。
ＨＳＢＣの口座を郵貯から引き出そうとしてミスを４回しました。
ＰＩＮナンバーを間違えて使えなくなりました。

リセットするには香港の本店に英語で聞いてくれというのがＨＳＢＣ東京支店の返事です。
今すぐに必要ではないのですが、簡単にリセットして郵貯から出せるほかの方法が
あれば教えてもらえますか？

だめなら国際電話ですけど。ヒントがあればよろしくお願いします。
お忙しいところ申し訳ありません。

まず郵便局のATMの使い方についてですが、
日本の郵便局で、海外で発行されたATMカードを使って現金の引き出しをする場合、
ATMの画面の最初の選択を、「郵便貯金のお引き出し」のボタンから入りましょう。

「その他のお取り扱い」や「海外の金融機関」を選択したくなる気持ちは分かりますが、
それらを選択するとエラーになってしまうのです。（実に紛らわしいです）

「郵便貯金のお引き出し」のボタンから入って、パスワードは6桁入力でOK。
これで、通常通り円での引き出しができます。


引き出し手数料は、引き出し1回につき25香港ドル（約350円）かかります。
引き出しと同時に、しっかりと香港ドル普通預金から引き落とされます。

郵便局で引き出したら、パワーバンテージの画面で確認してみましょう。
「引き出し手数料25香港ドルを含む 762.43香港ドル」が引き出されています。

この日は日本円で1万円を郵便局で引き出したのですが、
海外での引き出し手数料25香港ドルを差し引いた、「737.43香港ドル」が
この日の「香港ドル→日本円への両替」になります。



10000円÷737.43香港ドル＝13.56円
1香港ドルあたり13.56円（1万円あたり737.43香港ドル）がこの日の交換レートです。

操作ミスやパスワードミスで、何度かエラーを起こしてしまうと
セキュリティ上の問題でカードは利用不能になります。
カードが利用不能に陥った場合は、カード再発行の手続きをとりましょう。
→関連記事「HSBCパワーバンテージの概略その６　〜ATMカード再発行の手続き〜」




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Comments

akabaです。
僕もHSBCカードで郵便局で卸してみたいのですが、
何となく隠し事がばれそうな感じで躊躇してしまいます。
でも方法が良く分かったのでその内試してみます。

Posted by akaba at 2005年06月08日 21:51

akabaさま、おはようございます。

でも、手数料は300円以上とられるし、
できれば引き出さないほうがいいですよ。

僕は、実践しないとここの記事に書けないので、
手数料を勉強代と思い、試してみました。

でも、香港ドルの普通預金から、
福沢諭吉さんが出てきたときには少し感動しました（笑

Posted by kz＠銅鑼湾 at 2005年06月09日 10:06