A18.「買い」と「カラ売り」を組み合わせた、市場相場に連動しないファンドです。
ヘッジという言葉には
「守る」とか
「回避」という意味があります。
ヘッジファンドの運用者は、相場変動を始めとする様々なリスクからファンドを守り、
安定的で高収益の運用を目指します。
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言い換えると、
「どんな市場環境でもプラスの運用成績を目指すファンド」
いわゆるこれがヘッジファンドです。
通常のファンド(投資信託)は、
「買い」からスタートする運用しかできませんので、
相場全体が下がった時には、その下落の影響を免れません。
しかし、
カラ売り(信用取引)を組み合わせれば、下落の局面でも利益が出せます。
「買い」と「カラ売り」を組み合わせることで、相場変動の影響を極力抑え、
市場全体の下落局面でも利益をあげる手法がヘッジファンドです。
一般的なファンドは、TOPIX(東証株価指数)や日経平均株価などの指数を上回る運用を目標とします。
そのため、市場の相場が3割下がったときに、ファンドの下落を2割の下げに止めたら
これはこれで優秀なファンドといえるのです。
→関連記事「よいファンドを選ぼう!その2 〜ファンドパフォーマンスの基準はベンチマーク〜」
多くのヘッジファンド運用者は、
自分自身のお金もファンドに注ぎ込んでいたり、
また運用成果の報酬は、単純に預かり資産の残高に応じて決まるのではなく、
運用成果が上がった場合に
利益の2割くらいが運用者の懐に入る仕組みが一般的のようです。
なので、先日の高額納税者番付でファンドの運用担当者が第1位になったのも、
ヘッジファンドのこのような仕組みからきています。
→関連記事「よいファンドを選ぼう!その3 〜ファンドのコスト〜」
比較的小口で買えるヘッジファンドには以下のような商品があります。興味のある方はどーぞ。
→三井物産アセットトライ
→スパークス日本株ロングショート
→大和住銀マーケットニュートラルアクア
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Posted by causeway_bay at 10:10│
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