投資の世界には
「72の法則」というのがあります。
「72の法則」とは
「手持ちのお金が2倍になるのに、年利何%で何年かかるか?」を教えてくれる計算式です。
72という数字を、年利で割ると投資元本が2倍になるのに必要な年数が弾き出されます。
72÷年利率(%)=2倍になる必要年数
預けたお金を年率20%のファンドで運用すれば、
3年半後には2倍になります。
年率20%とは、それだけの効果があるのです。
年利20%だと、単利と複利で10年間で2倍の差、
年利50%だとなんと10年間で9倍以上の差になります。
↓
元本100万円を、年利20%の複利で運用すると、ほったらかしにしておいても
20年後には3800万円にも膨れ上がります。(下記グラフ参照)
元本100万円を、
金利の低い日本の銀行の定期預金にほったらかしにしておいても、
20年後はせいぜい
数回分の飲み代になるくらいでしょう。
「100万円の投資で飲み代を稼ぐぞ!」という方にはいいかもしれませんね。
↓
元本100万円、そして毎年100万円づつを追加投資し、年利20%の複利で運用すると、
20年後にはなんと2億2千500万円にも膨れ上がります!(下記グラフ参照)
バリ島で小さなホテルを建てるには十分すぎる資金が出来上がるのです。
なので私は
最低でも年率20%を目指したいところですが、現実はそううまくはいきません・・・(涙)
→関連記事「2005年7月31日決算」
話は戻って、これがいわゆる
複利の威力、そして年率20%の絶大な威力です。
金融制度の自由化されている香港では、年率20%の金融商品は当たり前のようにごろごろしていますので、
109%の元本確保型ファンドを購入しようものなら
「なんでこんなに利回りの低いものを買うの?」と、
金融機関の担当者に逆に不思議に思われるくらいです。
→関連記事「Credit Agricole 109%元本確保型アジアREITsファンド」
なおかつ、買う商品とタイミングによっては、年率100%なども現実的です。
しかし、
年利数百パーセント!なんていう商品を日本で販売していたら、
販売会社はそれこそ「詐欺扱い」されてしまうも同然ですよね。
それらが香港などの海外では、当たり前のように売られているのです。
→関連記事「HSBC インディアンエクイティ(インド株ファンド)」
→関連記事「Merrill Lynch ラテンアメリカファンド」
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Posted by causeway_bay at 10:02│
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