本日の日経新聞国際面からの引用です。
「欧州主要銀行7行2ケタ増益」
欧州銀行グループの収益拡大が続いています。
世界的な超低金利局面で、資金調達コストが低くとどまり良好な収益環境が
生まれた結果、大手9行が増益を確保し、うち7行は2ケタ増を記録しました。
→管理人のやる気維持のために1クリックお願いします。
→こちらもポチッと一票お願いします。m(_ _)m(KABLOG)
各行とも地元欧州市場の成長性の限界を見越して、
大型買収による規模拡大や、
中国・インドなど新興国市場への展開を急ぐ戦略をとっています。
ドイツ最大手の
ドイツ銀行は2005上半期純利益は、
28.3%の大幅増益となりました。
人員削減や店舗閉鎖を主とするリストラ策を推進し、同時に
不良債権処理を進めた効果に
よるものが大きいようです。
→関連記事「イタリアの大手銀行が、ドイツ2位の銀行を買収」
スイス最大手の
UBSは、
10.5%の増益幅になりました。
こちらは
富裕層向け資産運用業務が好調で、上半期利益としては過去最高額になりました。
しかし、リストラ策も富裕層向け業務の展開も、
根本的な利益確保のための解決策とはなっていません。
いずれの銀行も好決算の裏側では、
欧州市場の個人消費の減速が大きく影響しており、
英第2位の
ロイヤルバンクオブスコットランド(RBS)では、
リテール(個人金融)部門の不良債権額は
前年同期に比べて約3割の増加が懸念材料として残っております。
英
バークレイズも個人消費の源泉である
クレジットカード部門が17%の大幅減益となりました。
これらはいずれも
欧州の個人消費の失速が背景にあり、
大手銀行はすべて
「欧州域内には株主の期待に見合う投資対象が少ない」と判断しており、
BRICsを中心とした新興国市場に注目しています。
→関連記事「Q10.BRICsって何ですか?紅茶のことですか?(・ω・;」
そして
バークレイズは7月末、資源高の高騰景気で沸く南アフリカのリテール最大手銀行
アブサを買収、
ドイツ銀行も
ロシアやインドのリテール市場進出を検討中の模様です。
→関連記事「英バークレイズが、南ア最大手銀行を買収」
そして忘れてはならないのが、
巨大市場中国への進出。
中国進出に大きく先行している
HSBCや米国の銀行に対抗するため、
RBSと
UBSが中国4大銀行の一角である
中国銀行への出資に向けて、最終交渉に突入しました。
→関連記事「HSBCが中国平安保険に追加出資を発表」
→関連記事「英RBSが中国銀行に出資」
このような動きを見せている欧州各行に対して、日本のメガバンクはどう動くでしょうか。
→関連記事「日本の銀行&証券、統合でどうなるか?」
わたし、かわいいお金を海外投資でふやしました。―銀座ホステスの華麗なる資産形成術
・本書は、難しいと思われがちな「海外投資」を、銀座ホステスというひとりの女性の視点から
わかりやすく解説しています。また、本を読んだり、銀座クラブのお客さまから学んだりした、
彼女なりの投資哲学、専門家との付き合い方など伝授します。
・将来への不安は、みな同じ。やみくもに不安になる前に、ぜひ、本書を手にとってみてください。
・「できることはいろいろある!」と気づくでしょう。
海外預金口座の開設活用徹底ガイド
・海外に預金口座を開設するための入門書。
・98年の外為法改正以来、日本に居ながら海外の金融機関に口座を開設することができるようになった。
・海外留学や出向などのため、現地で口座が必要になる人はもちろん、資産運用、資産防衛のために
口座を活用したい人向けに、海外口座開設の知識と手順をやさしく解説。
・どの国、どの金融機関が開設しやすいかわかる。
Posted by causeway_bay at 10:00│
Comments(0)│
TrackBack(0)│
Edit