インドネシアは、地政学的に
東西に長く数多くの島々に国家が分散されていて、
なおかつ数多くの民族が数多くの独自の文化を形成している国家なので、
昔から
政情不安定が続き、
「金利が高く物価が安い」という状況から脱皮できませんでした。
しかし、
世界的な資源高による景気高騰も後押しして、大きな経済成長が期待されます。
インドネシア政府は16日、2006年度予算案を発表しました。
インドネシアの来年度
GDPの伸び率は6.2%(2005年当初案では5.4%)と、
1997年のアジア通貨危機以降で
最大の経済成長が見込まれます。
設備投資や個人消費が高水準で推移するだろうと予想されています。
国家の歳入は、
石油・天然ガス(LNG)などから得られる収入が原油高の影響もあり67%増、
税収が35%増と、それぞれが急伸するであろうと見られています。
→関連記事「インドネシアの税金」
歳入の大幅な増加で、財政赤字額は対GDP比率で0.7%の大幅改善となる見通しです。
インドネシアは日本以上に、政府の既得権益や賄賂などが横行している国家ですが、
財政赤字は日本と比べてまだまだ小規模で、早めの財政再建で大きく成長するであろうと予測します。
国土・人口ともに日本の二倍以上を持ち、
石油や天然ガスなどの天然資源も豊富で、
「BRICsの陰に隠れた対抗馬」的な要素を持っています。
→関連記事「HSBC アジアフリースタイルファンド」
→関連サイト「ジャカルタ証券取引所」
参考企業:インドネシアの大手銀行
「バンクセントラルアジア」
※BBCA バンクセントラルアジア株価推移
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Posted by causeway_bay at 10:03│
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