香港資産運用奮闘記アジア株 > ハンテック証券の概略その4 〜デイリーステイトメントの見方〜
2005年08月29日

ハンテック証券の概略その4 〜デイリーステイトメントの見方〜

ハンテック証券では、「現在の持ち株状況」を記した明細書(Dayly Statement)
作成日から約1週間遅れで、日本の住所に送付されてきます。
(なお取引時には、約定金額・手数料・税金等の明細がメールで送られてきます)

この郵送で送られてくる明細書(Dayly Statement)には、


ハンテック証券デイリーステイトメント・作成日(Value Date)
・取引市場(Market)
・銘柄(Securities)
・株価(Market Price)
・株数(Shares)
・取引通貨(Currency)
・取引金額(Amount)
・現在の価格(Market Value)
・移動(Movement)
・詳細(Description)
・残高(Balance)



などの情報が記載されており、かつ英文での日本の住所が記載されていますので、
銀行のステイトメント同様、他行の口座開設などにもお役立ていただけるかと思います。
→関連記事「Q5.バンクリファレンスって何ですか?(’◇’ゞ」


「Value Date」は約定日ではありません。このステイトメントの作成日です。
作成日現在(ここでは2005年8月19日)の「あなたの持ち株状況」が記されています。

ステイトメントの「銘柄(Securities)」欄は、コードもしくはシンボルで表記されています。
(ここでは、「CPF」「BBL」と表記されています)
→関連記事「バンコク銀行(BBL)が約定されました」
→関連記事「チャロンポカパンフーズ(CPF)が約定されました」


タイの株は、香港の証券会社を通して買うと購入時の手数料が多少割高になりますが、
口座維持手数料や送金手数料、配当金の税金などがゼロですので、長期で保有すればするほど
タイ現地の証券会社を通して買うよりも、トータルコストで低く抑えることができます。
→関連記事「ハンテック証券の概略その3 〜外国の株式売買手数料等〜」

※BBL バンコク銀行(F株)株価推移




※CPF チャロンポカパンフーズ株価推移




→関連カテゴリー「ハンテック証券」



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    この記事へのコメント
  1. いつも拝見させていただいてます.
    最近上海にあるHSBCの口座を開設しました.
    そこでは香港にあるHSBCの口座を上海でも作ることが出来るというサービスがあり、早速お願いしています.
    (まだ支店に行く時間が取れず手続きが終わっていませんが結果が出たらそれは報告させていただきます.)

    HSBCでも株の売買が出来るのであれば香港まで行ってハンテックの口座を作らなくてもいいのでは?と思いました.
    (銀行と証券会社の送金もいらないし…)

    株の売買においてハンテックとHSBCの大きな違いはどこにあるか教えていただけますか?
    Posted by ヤンヤン at 2005年09月01日 18:09
  2. ヤンヤンさん、こんにちは。
    HSBC上海、口座開設おめでとうございます。

    > 株の売買においてハンテックとHSBCの大きな違いはどこにあるか教えていただけますか?

    ●購入できる市場が違う
    ・HSBCパワーバンテージは香港株のみ、プレミアは香港・日本・米国株しか買えません。
    ・ハンテック証券は、上海・深セン・タイ・シンガポール・米国・日本・オーストラリアなど
    色々なものが買えて面白いです。(^ー^)

    ●口座維持手数料等ランニングコストが無い
    ・HSBCパワーバンテージは半年に一度でも売買があると100HKDの口座管理料がかかります。
    ・ハンテック証券は口座管理料はありません。イニシャルコストのみです。
    Posted by kz@銅鑼湾 at 2005年09月07日 16:32
  3. ヤンヤンさん、つづきです。

    売買手数料に関しては、どちらも0.25%とあんまり差はありませんが、
    ハンテックの場合は0.2%までディスカウント可能です。

    HSBC→ハンテックの送金は手数料無料です。

    まぁハンテックの楽しさは「色んな市場が買えること」でしょうか。

    体験談も楽しみにしています!よろしくお願いします。(^ー^)
    Posted by kz@銅鑼湾 at 2005年09月07日 16:33

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