香港資産運用奮闘記投資信託 > 香港政府が年内にも世界最大級の不動産投資信託(REIT)を設定
2005年09月07日

香港政府が年内にも世界最大級の不動産投資信託(REIT)を設定

香港政府は、香港市場初の不動産投資信託(REIT)を年内に上場すると発表しました。
このファンドの仕組みは、香港の政府機関である香港住宅委員会(HKHA)が保有する商業施設を、
香港政府が設立した資産管理会社に売却し、ファンドに組み直して証券化するというものです。

香港政府のREIT















上場時の資金調達額は市場の推計で約240億香港ドル(約3400億円)という大型規模で、
不動産投資信託としては世界最大規模になると言われています。

例えば日本の年金運用などと比べると、とてつもなくスケールがでかくて高利回りが期待できそうですが、
小さな香港政府だからこそ成しえる業ですね。

日本の年金は、すでに国民からバカ高い年金を徴収している時点ですでに超大型のファンド化となっていますが
政府系のたくさんの人や組織が関わっていますので、それらの多くの人がちょっとづつ利益を掻い摘み、
結局ろくな運用もされずに年金財政を目減りさせています。

それとファンドは大型のほうが運用の幅がでてきていいのですが、大きいにも限度があります。
日本の証券会社の「1兆円戦略ファンド」などはそのいい例ですが、ファンドとしての規模を逸脱しているため、
市場環境が大きく変わったときに、舵の取れないタイタニック号のようになってしまうのです。

資産総額が小さいよりは大きいほうがいいですが、その大きさにも限度がありますのでその見極めも大切です。
→関連記事「よいファンドを選ぼう!その4 〜純資産額が大きめのファンドがよい〜」

なお、この不動産投資信託は昨年度末の上場を予定していましたが、一部香港住民の提訴受けて
一度上場取りやめになっていたようです。
→参考記事「不動産投信上場、香港が取りやめ――一部住民の提訴受け(NIKKEI NET)」



わたし、かわいいお金を海外投資でふやしました。―銀座ホステスの華麗なる資産形成術
 ・この本は分かりやすい。銀座ホステス独特の分かりやすい説明。
 ・クラブのお客様から学んだ彼女なりの投資哲学、専門家の付き合い方など伝授。
 ・本書を読むと、「できることはいろいろある!」と気づくでしょう。


ゴミ投資家のための海外ファンド入門
 ・超高パフォーマンス、オフショアファンドの入門版!
 ・日本から個人輸入できる税金天国の投資信託、大カタログ!
 ・世界中のオフショアファンドをメールオーダーで買ってみよう。



香港資産運用奮闘記投資信託 > 香港政府が年内にも世界最大級の不動産投資信託(REIT)を設定


この記事へのトラックバックURL
    この記事へのトラックバック
  1. 破壊力断然!競馬スクープ「夢のMIT理論」 【人気blogランキングへ】       開催日  開催場   レース名   的中馬券  買い目点数  配当 9/4 第3回小倉8日/10R 小倉2歳ステークス GIII 馬連 1番-12番 2210円 9/4 第1回札幌8日/11R 層雲峡特別...
    ◎先週のスクープ実績報告 9/4【【週刊】競馬スクープ】at 2005年09月07日 11:39
    この記事へのコメント
  1. 野村日本戦略ファンドは最低でしたね。。。
    Posted by すずき at 2005年09月10日 13:48
  2. すずきさん、こんにちは。

    知り合いで買った人が何人かいますが、
    半値近くになったまま元に戻らず、売るに売れずに
    持ったまま塩漬けになっています。
    Posted by kz@銅鑼湾 at 2005年09月15日 23:03

 ※コメント入力時に、引用文に全角の「>」をつけると赤の太字で強調表示されます