香港政府は、香港市場初の
不動産投資信託(REIT)を年内に上場すると発表しました。
このファンドの仕組みは、香港の政府機関である
香港住宅委員会(HKHA)が保有する商業施設を、
香港政府が設立した資産管理会社に売却し、ファンドに組み直して証券化するというものです。
上場時の資金調達額は市場の推計で
約240億香港ドル(約3400億円)という大型規模で、
不動産投資信託としては世界最大規模になると言われています。
例えば日本の年金運用などと比べると、とてつもなくスケールがでかくて高利回りが期待できそうですが、
小さな香港政府だからこそ成しえる業ですね。
日本の年金は、すでに国民からバカ高い年金を徴収している時点ですでに
超大型のファンド化となっていますが
政府系のたくさんの人や組織が関わっていますので、それらの多くの人がちょっとづつ利益を掻い摘み、
結局ろくな運用もされずに年金財政を目減りさせています。
それとファンドは大型のほうが運用の幅がでてきていいのですが、大きいにも限度があります。
日本の証券会社の
「1兆円戦略ファンド」などはそのいい例ですが、ファンドとしての規模を逸脱しているため、
市場環境が大きく変わったときに、
舵の取れないタイタニック号のようになってしまうのです。
資産総額が小さいよりは大きいほうがいいですが、その大きさにも限度がありますのでその見極めも大切です。
→関連記事「よいファンドを選ぼう!その4 〜純資産額が大きめのファンドがよい〜」
なお、この不動産投資信託は昨年度末の上場を予定していましたが、一部香港住民の提訴受けて
一度上場取りやめになっていたようです。
→参考記事「不動産投信上場、香港が取りやめ――一部住民の提訴受け(NIKKEI NET)」
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Posted by causeway_bay at 10:25│
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