9月23日の夜、香港から帰国しましたが、友人の結婚式などがあり、
週末はブログを更新する間もなく忙しく過ごしました。(^ー^;
さてまずは、本日の日本経済新聞中国アジア面からの引用です。
「タイ自動車生産100万台突破へ。東南アジアではじめて」
タイの自動車生産が、今年東南アジアではじめて
100万台を突破する見通しです。
ピックアップトラックの輸出好調が大きな原動力になっており、
トヨタ自動車や
米ゼネラルモータースなどが
相次ぎ増産に踏み切った結果がこのような数字をたたき出しました。

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ピックアップトラックとは、こんなカタチをしたやつです。
バンコクや
チェンマイでも多く走っておりました。
チェンマイでは
「ソンテウ」という乗り合いタクシーとして
庶民の足代わりとして、街中で活躍しています。
いわゆるミニトラですね。(一昔前カスタムカーとして流行りました)
さて、タイ国政府は外資系メーカーなどと協力して
人材や自動車部品産業の育成に力を注ぎ、
タイの
タクシン首相は
「タイをアジアのデトロイトに育てる」と力説し、投資優遇策などで
2010年には年間生産規模180万台とする構想を明かしました。
その実現の第1歩として、政府は低燃費小型車の量産を外資系メーカーに要請中との事。
ちなみに参考までに、バンコク高速はというと・・・。
※BECL:BANGKOK EXPRESSWAY PUBLIC 株価推移
東南アジア各国は、1980年代からのモータリゼーションを背景に、各国一斉に自動車産業の育成に着手しました。
その後、
インドネシアは政情不安、
マレーシアは民族資本優遇策が隘路となり、外資の投資意欲が減退しましたが、
タイは投資規制の少なさなど、自由な競争環境を武器に外資の誘致に成功。
昨年の生産規模は93万台に迫りました。
年間1000万台の日本や
500万台の中国にはまだまだ及びませんが、
東南アジア第2位の
インドネシアの自動車生産量の2倍近い規模にまで成長しました。
タイ進出メーカーの主力車種が、オーストラリアや中近東などに輸出しやすいピックアップトラックだったことも
プラス要因に動いています。
タイ政府は現在、
輸出港と主要工業団地を結ぶ高速道路網の整備や、
工場建設の際の
立地条件に関する規制緩和などでそうした企業を大きく後押ししています。
ここ最近は、タイ国内販売や輸出の拡大を追い風に、改めて対タイ投資が増大し、
組み立てメーカー16社と、
2000社近い部品企業による
「東南アジアで圧倒的な自動車産業集積」ができあがりました。
東南アジア諸国連合(ASEAN)自由貿易地域(AFTA)など、域内の自由貿易拡大の流れが急激に加速している
事情も見逃せません。モノの流れが大幅に自由になったことで、企業にとっては競争力で比較的優位に立つ
タイで工場の集約、そして輸出拠点とする戦略が立てやすくなってきているようです。
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Posted by causeway_bay at 14:01│
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