香港資産運用奮闘記アジア株 > TISCO証券香港の概略その1 〜TISCO証券香港のバックグラウンド〜
2005年10月17日

TISCO証券香港の概略その1 〜TISCO証券香港のバックグラウンド〜

ここ最近、TISCO証券香港に関する問い合わせを多くいただいていますので、
今日から数回に分けて、TISCO証券香港の口座開設・概略・取引方法などを解説します。
口座開設を考えているみなさまのご参考になれば幸いです。

【TISCO証券香港のバックグラウンド】

TISCO証券香港リミテッドTISCO証券香港はタイを代表するTISCOファイナンスの100%子会社の証券会社です。
1992年に設立され、1993年に香港証券取引所の会員となりました。

TISCO証券香港は非常に幅広い有価証券関連サービスを提供しており、
取扱市場はタイ・香港及びその他アジア市場で、アジア全域の取引に強みがあります。

タイ株に関しては、TISCO証券(1975年タイ証券取引所会員登録)のリサーチを活用しています。
TISCO証券タイのリサーチ部門は、タイ市場の時価総額の約80%に相当する120の上場企業に対する
リサーチ
を行い、証券業務・リサーチ業務おいて毎年様々な賞を受賞しています。

香港リサーチ部門では、香港・中国株、特に香港証券取引所上場の中小規模企業に焦点をおいて
リサーチを行っています。その他のマーケットについては、各国の現地証券会社と提携を行い、
注文執行及び保護預りサービスを提供、また、各国提携ブローカーのリサーチレポートを活用して
投資・取引アイデアを個人投資家に提案しています。

TISCOファイナンス社は1969年に国内外の金融機関によって設立されジョイントベンチャー企業で、
かつ、タイ初の総合金融サービス企業です。1983年にタイ証券取引所(SET)に上場を行い、
様々な金融サービスを提供しています。

証券業、投資顧問業、ファイナンス、リースサービスにおいて業界をリードする企業です。
年間の売上は5,339.08百万バーツで、株主には中華開発銀行みずほコーポーレートドイツ銀行等の
国際的な金融機関が含まれます。2005年7月1日よりTISCO銀行として業務を開始しました。


【TISCO証券香港で取引できる市場】

TISCO証券香港が注文執行及び保護預りサービスを提供する市場は以下の通りです。
タイ、香港、中国B株、台湾、日本、韓国、シンガポール、インドネシア、マレーシア、フィリピン
以上10市場に対応
しています。(それぞれの手数料等はまた後日説明します)

TISCO証券香港は、タイ・香港市場を中心とした上記の「アジア株取引」をワンストップサービスにて行えます。
また日本語でのオンライン売買も行っており、日本人が日本からアジア株取引をするのに最適な環境が整っています

オンライン売買の株価等情報検索画面には、財華社(ファイネット)のパワーステーションが採用されています。
→関連記事「財華社集団(Finet Group GEM#8317)の会社見学」

通常個人がパワーステーションを利用するには、月間数万円の利用料金がかかりますから、
その利用が無料でできる(機能的には限定されていますが)というだけでも、TISCO証券のオンラインシステムは
相当利用価値が高いかと思われます。

→関連カテゴリー「TISCO証券」


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