TISCO証券香港の概略その3 〜現地（香港）での口座開設方法〜

TISCO証券香港では、郵送による口座開設もできますが、
●パスポートの認証手続きが面倒くさい
●実際に会社や担当者の顔を見ないと不安
●香港へ観光旅行ついでに口座開設してみたい　　という方は、
何度も書類をやりとりすることなく、その場で開設が完了する現地での開設がおすすめです。

【アポイントをとる】

まずは、メールを送って、自分が渡航する日程にあわせてアポイントをとりましょう。
TISCO証券香港には、日本人の担当者が在籍しておりますので、日本語での問い合わせが可能です。

以下のメールアドレス宛に、「口座開設希望」と書いて、
「口座開設をしたいので、○月×日△時に御社を訪問したいのですが」という内容のメールを送りましょう。
すると、詳細が書かれたお返事をいただけると思います。

Eメール: [e-mail]
Tel： [phone]
Fax： [phone]

渡航日程が決まりましたら、もちろん航空券やホテルの手配もお忘れなく！
ホテル予約は、以下のサイトが安くて早くて便利です。
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【口座開設に必要な書類】

口座開設に必要な書類は、以下3点です。
●パスポート
●住所証明・・・公共料金の領収書、バンクステイトメント等
　（証明書類に記載された名前・住所は、口座開設する本人の名前・住所と同じであること）
●銀行口座証明・・・ATMカードや通帳、バンクステイトメント等
　（証明書類に記載された名前・口座番号は、口座開設する本人の名前・口座番号と同じであること）

「住所証明」と「銀行口座証明」は、通常「英語表記のもの」という条件が多いですが、
TISCO証券香港では、日本人担当者が在籍しておりますので、日本語→英語への転記をしてくれます。
なので、今のところ上記2つの書類は「日本語表示のもの」で差し支えありません。

なお、銀行口座は「日本の銀行」でも可能です。
ただし、TISCO証券からの配当金受取や譲渡益受取口座として利用する口座になりますので、
日本の銀行口座を利用すると、その都度「香港→日本への海外送金手数料」がかかることになります。
手数料コストを考えると、できれば香港内の銀行口座を登録しておいたほうがいいでしょう。

しかし、配当金や譲渡益をその都度銀行送金せずに、TISCO証券の普通預金口座にプールしておくこともできますので、
長期的なスタンスで投資をお考えの方は、利益をずーっとTISCO証券の普通預金口座に寝かせておくというのもありです。
この普通預金口座は、通常の普通預金よりも多少金利が高く設定されており、日本で言うところの
MRF口座のような役割を担います。

1.配当や利益をその都度、登録銀行口座に入金してもらうか
2.配当や利益は、指示を出すまでTISCO証券の普通預金口座に寝かせておくか

これは口座開設のときに、どちらかお好きなほうを選ぶことができます。
でも基本的に、株式の注文は口座に入金された額までの購入となるので、1を選んだ場合、
次の注文時に金額が不足して注文ができない可能性がありますので要注意です。



【TISCO証券香港を訪問】

さて、上記3点の書類を忘れずに持参して、アポイントの日時にTISCO証券香港を訪問しましょう。
TISCO証券香港のオフィスは、MTR金鐘（アドミラリティ）駅直結の、トゥーパシフィックプレイスの10階にあります。
この辺りは、大きな商業施設が3つほど合体していますので、下手すると迷います。少し早めに行きましょう。

TISCO Securities Hong Kong Limited
住所：Room 1008-10, 10/F, Two Pacific Place 88 Queensway, Hong Kong


















【いよいよ口座開設】

TISCO証券香港のオフィスを訪れたら、あとは担当者が親切に色々と説明してくれます。
基本的な流れは、30枚程度の申し込み書類に、イニシャルや署名を記入し、
パスポート、住所証明、銀行口座証明のコピーをとって、手数料や税金などの
諸条件の説明を受けて、30分〜1時間程度で全ての手続きが完了します。
（←左はアプリケーションフォーム（口座開設申し込み書類）の一部です。）


きっと、分からないこともたくさんあるでしょうから、その都度質問をしていると、
1時間程度は必要です。質問したいことは、あらかじめメモに記入して持参していくと、
お互いスムーズにすすむでしょう。


それと、希望者にはタイ株四季報のような、タウンページばりの分厚い重たい資料や、その他の関連資料を配布しています。
全て英語表記の、読み込むには相当パワーのいる書類ですが、興味のある方はいただくといいでしょう。

口座開設が完了すると、2〜3営業日後に、インターネット取引のIDとパスワードが送られてきます。
そのIDとパスワードがあれば、送金後すぐにアジア株の取引が可能になります。
送金方法と、各種手数料につきましては、また後日説明します。

あ、それと「本気の海外投資完全マニュアル」を持参すると、何かサービスしてくれるかもです（笑）
これも、事前にメールで問い合わせしてみるとよいでしょう。

→関連カテゴリー「TISCO証券」


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