外国人がタイ株の取引をするにあたっては、特に必要な最低金額は設けられていません。
通常の単位株(100株単位)での取引になりますが、
現在タイは比較的株安・バーツ安傾向にあり、
ある意味今が買い時と見ることもできます。
鳥インフルエンザなどの一時的な要因もあり、現在
東南アジアからは欧米資金が引いていますが、
タイ経済を中期的に見ると、
津波被害や鳥インフルエンザなどの影響は微々たるもので、
タイの2005年GDP成長率は、従来予想通りの5.5〜6.5%になる見通しだそうです。
さて、
「タイの株はいくらから買えるか?」という話に戻します。
株価は購入する企業によってもちろんばらばらですが、例えば株価10バーツの株式を1,000株購入すると、
株価10バーツ×1,000株×2.7円(対日本円レート)=約27,000円での購入が可能です。
「タイ企業への投資は初めてだから、少し様子を見ながらやってみようかな・・・」というのであれば、
20,000〜30,000円程度からの投資も十分に可能です。
例えば、タイの食品加工業
CPF(チャロンポカパンフーズ)の株価が5.10バーツ(約14円)だとすると、
14円×1,000株=14,000円で、タイの食品大手企業を1,000株購入することが可能です。
→関連記事「チャロンポカパンフーズ(CPF)が約定されました」
同様に、タイの大手商業銀行
BBL(バンコク銀行)の株価が105.00バーツ(約280円)だとすると、
280円×1000株=280,000円で、タイの大手商業銀行を1000株購入することが可能です。
→関連記事「バンコク銀行(BBL)が約定されました」
経済発展の入り口に差し掛かった国への投資ですから、資金的な敷居はまだまだ低いといえます。
タイは銀行・エネルギー・インフラなど株価指数を構成する優良企業株式がまだまだ割安で取得可能です。
いくら成長性が期待できるとはいえ、タイ株一辺倒はもちろん危険ですが、
分散投資先のひとつとして、タイ株をポートフォリオに組み込んでみるのはいかがでしょうか。
実際にタイの企業を買ってみると、タイの経済成長を肌で感じることができると思います。
→関連記事「タイの経済成長と人口ピラミッド」
→関連記事「タイ自動車生産100万台突破へ 〜タイはアジアのデトロイト〜」
→関連記事「中東オイルマネー、東南アジアに恩恵。タイはイスラム圏に食品を輸出」
→関連記事「バンコク銀行(BBL)が約定されました」
→関連記事「タイをもっと知りタイ!バンコク〜チェンマイ1日目!(10/SEP/2005)」
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Posted by causeway_bay at 15:06│
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