今日は、
伝説のトレーダー藤巻健史さんにお会いしました。
スタンダードチャータード銀行丸の内支店が主催した勉強会に参加し、
丸の内支店のMさん経由で藤巻先生とお話させていただきました。
【藤巻健史さんのプロフィール】
三井信託ロンドン支店勤務を経て、85年外資系金融機関JPモルガン-モルガン銀行に転職する。
同行では資金為替部長、東京支店長等を歴任し、東京屈指のディーラーの名をほしいままにする一方、
業界向け手書きファックス通信である『プロパガンダ』を日々発行、マーケットにその名をとどろかせる。
99年からは一橋大学経済学部非常勤講師となり、大教室を満員御礼にし、母校に錦を飾る。
2000年モルガン円満退社後、ヘッジ・ファンドの雄、かのジョージ・ソロス氏の 投資アドバイザーとなり、
世界シジョウでもその名をとどろかせる予定であったが、、、、。現在、株式会社フジマキ・ジャパン代表取締役
(藤巻健史プロパガンダより引用)
ちなみに
「伝説のトレーダー」とは、JPモルガンの会長から直々にいただいた称号だそうです。
JPモルガンの歴史の中で、
会社に一番利益をもたらした債券・為替トレーダーということです。
勉強会の内容は、
「今後の世界マーケットの行方とそれに基づいた運用とは?」
というテーマで、約二時間弱に渡りとても参考になるお話を聞かせていただきました。
藤巻先生のお話は、難しいテーマをとても解りやすく解説しテンポのよいトークで、
とっても面白く理解が深まり、あっという間の二時間でした。
それにしても藤巻先生は・・・
ジョージ・ソロス氏の投資アドバイザーですから、一語一句の説得力が違います。
藤巻先生のおっしゃた話の要点をまとめると・・・
1.日本の財政赤字は相当深刻な問題である
2.その合法的な解決方法は消費税増税を含むインフレしかない
3.徳政令は可能性無くはないが、非合法であるため考えにくい
4.累積赤字を考慮すると所得増税は大きな効果は期待できない
5.財政赤字とデフレは長期的に両立不可能なので今後インフレに転じる
6.インフレ対応型資産運用が得策である(円建て預貯金はデフレ対応型である)
7.インフレ対応型とは、不動産、株、外貨建て証券である
などといったことを、とても解りやすく楽しいたとえ話も盛り込んでお話していただきました。
本当にお話が面白くて、あっという間の二時間でした。(^ー^)
(*もしも上記の解釈が間違っていたら、藤巻先生ごめんなさい)
勉強会の後、スタンダードチャータード銀行のMさん経由で藤巻先生をご紹介いただいたのですが、
金融のお話をされているときは、とても鋭い目のエッジの利いたトークをされる方ですが、
一対一でご挨拶させていただくと、とても
柔らかい表情の優しそうな先生でした。
藤巻先生は基本的に日米投資がお好きのようですが、
アジア投資はいかがなものか?と
僕なりの意見をぶつけ、質問してみましたところ期待通りのお答えが返ってきました。
←写真の右側が
伝説のトレーダー藤巻健史さんです。
藤巻先生が手にしている本は、なんとっ!
本気の海外投資完全マニュアル!
ちなみにわたしは、カチンコチンに緊張しています(笑)
まるでコンクリートのように固まっていました(汗)
藤巻先生、本日は本当に有益で面白いお話をたくさんありがとうございました!とても勉強になりました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m
以下、
藤巻先生執筆のとても分かりやすくて評判の金融書籍、数ある中の代表作です。
どれも、とても分かりやすくて面白い内容ですので、是非みなさん買って読んでみてくださいね。
直伝 藤巻流「私の個人資産」運用法 ・「伝説のトレーダー」と呼ばれた男は、現在いかなるスタンスで個人資産を運用しているのか。
・その根拠たる金利、為替、株、不動産等、マーケット全体の未来を徹底予想!
・「経済の大きなうねり」を見よ!!
藤巻健史の実践・金融マーケット集中講義 ・「伝説のディーラー」の世界一簡単で使える教科書、新書版で遂に登場。
藤巻健史×成毛眞×松本大 トーキョー金融道 ―トーキョーの、ニッポンの、世界の金融のイマがもっとも過激にわかる本。 ・月刊誌の金融ビジネス誌で2002年8月号から2003年4月号に連載された「東京金融道」を加筆、
編集したもので、成毛眞が弟子となって、金融界で活躍中の藤巻健史、松本大、両師匠から日本の金融、
経済問題の本質を教わる内容となっている。
・本書で3人は、今の日本の現状を打破するにはまじめな議論を続けても意味がなく、
閉塞感から脱却するには常識や良識を超越した「多様性」が必要であるという前提のもとで、
現場から見た本音の意見や解決策、ユニークな発想を展開している。
藤巻健史の「個人資産倍増」法 ・東京市場「伝説のトレーダー」と呼ばれた著者が熱く語る、日本経済復活の根拠と「儲ける」ための資産運用の極意
・バブル経済崩壊以降、下落し続けてきた日本の資産価格が、ついに転換点を迎えようとしている。
・資産価格の上昇こそが日本経済の復活をもたらすのだ。「景気回復への大転換点」を見落とさないために
注目すべき指標、これまでの預貯金を中心とした消極的運用から積極的運用に切り替えるための方法など、
これからの個人資産の守り方・増やし方のすべてがわかる。
タイヤキのしっぽはマーケットにくれてやる! ・「東京屈指のディーラー」として、世界中のマーケットにその名をとどろかせる男、藤巻健史による著作第2弾。
・前作『外資の常識』のお笑いエッセーとは若干趣を異にしており、辣腕ディーラーのプロフェッショナルな
側面がのぞける貴重な1冊に仕上がっている。
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