香港資産運用奮闘記ASEAN・極東 > タイ株の基本その6 〜タイの証券会社経由でタイ株に投資する〜
2006年01月12日

タイ株の基本その6 〜タイの証券会社経由でタイ株に投資する〜

2の「タイの証券会社を使い、タイ株に投資する」手法としては、
もちろんタイ現地の証券会社に口座を開設することになるのですが、
これには日本人が日本から投資をするには様々な障壁が待ち受けています。

例えば、
・タイ現地に銀行口座も同時に開設しないと大変使いづらい
・取引はタイ語、あわよくば英語
・投資判断の材料となる、各種企業情報ももちろんタイ語
・インターネット取引できるところはまだ少ない


など、よほどのパワーとタイに対する強い思いがあれば不可能なわけではありませんが、
現実的には日本からの取引を行う上では、コストや時間がかかる上に使い勝手もよいわけではありません。

しかし、企業情報に関しては現地に勝るものはありませんから、多少のコストや時間をかけてでも、
情報最優先という方は利用価値があるかもしれません。

SEAMICO Securitiesただ最近では、タイでも大手の証券会社は、
日本人向けの口座開設に力を入れているようにも見受けられます。

以下に挙げるSEAMICO Securitiesなどでは、
ホームページを見ますと日本語の口座開設申込書や
オンライントレードマニュアルがダウンロードできるようになっており、
在籍日本人スタッフが口座開設のサポートを行っております。


SEAMICO Securitiesでは、日本語での問い合わせも可能なようですので、ご興味のある方は問い合わせてみてください。
このような傾向を考えますと、日本人がタイ現地の証券口座をもっと機敏に利用する日がやってくるのもそう遠くはないと思います。


以下、外国人向けに証券口座の開設を行っている、タイ現地の証券会社をリストアップしておきます。
さらに詳細な情報は、平田博孝先生のアジア株総合インデックスをご参考に検討してみてください。
大変詳しく説明されています。

SEAMICO Securities
TISCO Securities
SCB Securities
Kim Eng Securities (Thailand)
Capital Nomura Securities
KK e-trade
ASIA PLUS SECURITIES

また、当サイトの読者様からも、SEAMICO Securitiesの口座開設体験談をいただいています。
こちらもあわせてご参考にしてください。
→関連記事「Seamico証券口座開設体験談その1 〜日本からメールオーダーで開設〜」


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平田 博孝

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