1ヶ月ほど前から、香港の銀行株を物色しておりました。(^_^;
HSBC、
スタンダードチャータード、
バンクオブイーストアジア、そして
ハンセンバンク。
この4行の株価を定期的にチェックしていましたが、
HSBCと
スタンダードチャータードは、
アジアのみならず世界各国での買収合戦に突入しているため、その買収効果が既に株価に織り込まれ、
結構な高い株価となっています。今が買い時ではないと判断しました。
関連カテゴリー「HSBC(香港上海銀行)」
関連カテゴリー「スタンダードチャータード銀行」
※HK0005:HSBC Holdings PLC 株価推移
※HK2888:Standard Chartered PLC 株価推移
そして
バンクオブイーストアジアは、
将来性がとても有望なのですが株価は上昇の一途で、
これも今が買い時ではないと判断しました。
※HK0023:Bank of East Asia Ltd 株価推移
上記3行はどれも優良企業ですので長期保有ではいいのでしょうが、場合によって長短切り替え可能な
ファジーな投資スタンスで買いたかったため、
ハンセンバンクにしました。
株価は昨年の最高値109香港ドルから約6%下げて、現在103香港ドルあたりをうろうろしています。
※HK0011:Hang Seng Bank Ltd 株価推移
ハンセンバンクの、PERは17倍、配当利回りは5%を超えます。
少し高いかなとは感じましたが、
指値の103.5香港ドルで800株約定されました。
合計で82,800香港ドル分、ようやく念願の香港の銀行株を購入しました。場合によっては長期保有です。
さて、香港資産運用奮闘記では最近タイの記事なんかもたくさん書いていますが、
私見としては、
2006年はアジアの市場が突破口を切り開く年だと思っています。
中でも香港は全ての市場と密接な関係があり、また
アジア全体を牽引する吸引力も持ち合わせています。
香港の銀行株がアジア経済の上昇に連動すると読んで、香港の銀行株を物色しておりました。
今回購入したハンセン銀行は香港の大手銀行の一つです。
1965年以降は、
HSBCが61.5%の株式を保有しています。現在支店数は124あります。
そのうちサンフランシスコに1支店、ニューヨークに2支店、残りは全て香港での拠点になります。
また中国には3カ所の駐在員事務所があり、HSBCと連携した中国大陸進出を虎視眈々と狙っています。
ハンセン銀行の本店は香港島セントラルの一等地にあり、ハンセン銀行本体の不動産価値も高いでしょう。
銀行業務と関連金融サービスを行うと共に、みなさんもご存知の通り香
港証券市場33銘柄の株価から算定する
ハンセン指数を算定し、香港のインデックス指数の定番となっています。
そのハンセン指数は年初から4%以上の上昇を見せていますが、
モルガンスタンレーは最新レポートで、
2006年度中にハンセン指数がさらに上昇し、17350ポイントまで上昇するだろうと予測しています。
その理由として
1.香港の2006年GDP成長率が6.8%に達する見通しである
2.米国+香港で利上げが打ち止めとなり、インフレが加速する
3.対米ドルで人民元が上昇する
などがあげられます。
このレポートを信じるならば、2006年は上記の理由でハンセン指数銘柄を買っておけということです。
ハンセン指数のなかでも、
優良銀行株で今が買い時と判断したのがハンセンバンクです。
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