よいファンドを選ぼう!その5 〜テーマ型ファンドは先発組のほうがよい?〜
久しぶりにファンドのお話をします。
インド株ファンドなどのある
特定のテーマ型ファンドは「早いもの勝ち」と言われています。
しかし、必ずしも先発組のほうが必ずよい成績をおさめているとは言えませんが、
ザックリとした傾向をとらえてみると、
先発組のほうが成績がよい傾向にあります。
特に、日本株や米国株などのような大きな市場ではなく、アジア各市場のような、
日欧米に比べてまだまだ規模の小さな市場に投資しているファンドの場合は、
先発組のほうが
安いうちにより良い銘柄をそろえることができ、運用成績が早めによくなる傾向があるようです。
例えばひとつサンプルをあげますと、↑日本国内で販売されている
インド株ファンド。
基準価格を見ると、3本とも今のところ好調のようですが、
先発組(
PCAインド株オープン・
HSBCインドオープン)の基準価格の上昇率のほうが、
後発組(
野村インド株投資)よりもパフォーマンスが断然よろしいようです。
野村よりもスタートが早く、断然安い価格で銘柄を揃えていることから、
先発組(
PCAインド株オープン・
HSBCインドオープン)のほうに大きなアドバンテージがあります。
もちろん、
これらのマザーファンド(プルデンシャルやHSBCのインディアンエクイティ)のほうが
さらに大きなアドバンテージがあるのは言うまでもありません。
→関連記事「Q12.ファンド・オブ・ファンズ(FOF)って何ですか?(・ω・;」
ちなみに今日現在の基準価格は、
HSBCインドオープン17,356円、PCAインドオープン:13,826円、野村インド投資:13,555円と、
HSBCの一人勝ちで、それをPCAと野村が追随するカタチになっています。
我々個人投資家が、よりよいファンド選びのある程度の目安として、
「テーマ型ファンドの先発組を早めに購入する」ですが、言っておきますがあくまでも目安です。
さらに言うと、
BRICsファンド、インドファンド、ベトナムファンド、ロシアファンドなどの新興国市場で、
日欧米に比べて規模の小さな市場に投資しているファンドは、海外で購入するマザーファンドが得策でしょう。
→関連記事「Q14.親ファンドと子ファンドの手数料の違いを教えてください(’◇’ゞ」
「テーマ型ファンドの先発組マザーファンドを海外で早めに購入」
この思い切りのよさが必要だと思います。
・・・とか偉そうなこと言っときながら、最近
モーニングスターとかあまり見てないんですが(汗
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Posted by causeway_bay at 20:00│
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はじめまして、最近ちょくちょく拝見させていただいています。海外口座開設に関する情報が大変参考になりました。差し出がましいのですが、もしよろしければトップページ相互リンクいかがでしょうか。よろしくです。
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kzさん。いいですね、こういうテーマ。
大変勉強にになります。
Morningstar.HKは良く見ていますが、
Morningstar.UKは殆ど見てませんでした。
パフォーマンス・ランキングはTOP10は
過去3年間のリターンなのですね。
しかも11位以下も確認できる。いいですね。
短期のトレンドを確認するにはHK、中期はUKで。
自分の保有しているファンドもUK側にランクインされていて少し安心しました。
今年もコメント書き込みますので、宜しくお願いします。
kzさんもあまり無理しないで下さい。
資産運用で一番重要なのは健康・長生きですから。
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トラックバックさせてください。
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ギガさん
はじめましてこんにちは。
トップ相互リンク、是非よろしくお願いいたします。
こちらからもリンク完了いたしました。
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スマイリーさん
こんにちは。
コメント、それとお気遣いの言葉ありがとうございます。
やはり健康第一!ですよね。
それと、トラックバックが来ないようですが・・・。
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私のブログのほうにも書き込みありがとうございました。
トラックバックは何かうまくいきませんので次回お願いします。
そうなんです。資産運用の最大の秘訣は「健康第一」なんです。
なぜかというと、私は香港口座開設時に積立型海外生保のシュミレーションの資料を数社からもらいましたが、
複利計算していくので後半に行けば行くほどリターンが大きい。後半はほとんど倍々ゲームです。
当然、他の投資にも当てはまる内容です。
「そんなに長生きしたくない」という意見を時々聞きますが、いやいやそんなことはありません。
資産運用・投資を早く始めれば始めるほど、長生きしたほうが絶対に得なのです。使い切れないほどのリターンが。
しかし格言うこの私、体重0.1ton級、痩せなければ。。。。。
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スマイリーさん
こんにちは。コメントありがとうございます。
十分な資金と趣味・生きがいなどがあれば、
長生きしたいですよねーーー。
そのために頑張ってダイエットしてください!(笑)