米国ネット検索大手
グーグル(Google Inc)の株式時価総額が24日、半導体最大手
インテルを抜き、
米国ハイテク企業で
マイクロソフトに次ぐ第2位に浮上し、
2004年8月の株式公開からわずか1年5ヶ月で、
マイクロソフトに次ぐ規模にまで拡大しました。
24日のグーグル株は、
時価総額1390億ドルに拡大、上場当初の約5倍の時価総額です。
第1位のマイクロソフトの時価総額は2797億ドルと、グーグルの約2倍もあります。
巨人マイクロソフトの背中はまだ少し遠いようですが、今後の成長性を考えると十分射程圏内です。
※GOOG:Google Inc 株価推移
グーグルは、質の高い世界一の検索システムを中心とした、検索連動型広告を収益源としながら
無料の新サービスを相次いで打ち出して、破竹の高成長を続けています。
私も、以下のサービスは実際に利用していますがとても便利で面白いです。
ジーメール(Gmail)・・・大容量(2G)のフリーメールサービス、現在ベータ版で招待状が無いと使えません
グーグルアドセンス(Google AdSence)・・・検索結果に限りなく近い広告を表示する検索連動型広告
グーグルアース(Google Earth)・・・まるで世界旅行をした気分になれる衛星ソフト
グーグルマップ(Google Map)・・・マウスですすす〜〜っと移動できる便利な地図ソフト
グーグルツールバー(Google Tool Bar)・・・ブラウザに組み込む検索&翻訳などのツールバー
→関連記事「これはすごい!3Dインターフェイス地球儀"Google Earth"」
ほかにも日本で公開されていないサービスが山ほどあります。こちらのサイトが詳しく説明しています。
→参考サイト「グーグルの世界(GOOGLE WORLD)」
【ジーメール(Gmail)】
なかでも特に
ジーメール(Gmail)は、もうかれこれ1年ほど前から使っていますが大変便利です。
・まず完全無料なのに2Gという大容量が、ほとんどメールを削除する必要がありません。
・他のフリーメールのような鬱陶しいバナー広告がありませんから、見た目もスマート。
・検索に強いグーグルの技術だけあって、メールの分類や検索がとても早くて便利
→詳しくはこちらもご覧ください
質問「Gmai に登録して、アカウントを取得するにはどうすればよいですか。」
回答「Gmail は、現在のところ限られたユーザーを対象としたベータ版となります。
ご利用拡大の時期は試用の結果によって確定する予定で、現在のところ詳細は未定です。」
と書いてありますが、
現ユーザーの招待状があればGmailアカウントを取得できます。
もしGmailアカウントが欲しいかたは、私にメールアドレスを教えていただければ招待状をお送りします。
それと、こんなサイトもありますので申し込むと招待状をくれるそうです。
→Gmail招待状クレクレ処
「Gmail Maniacs管理人より先着順でGmailの招待状をさしあげます。」
【日本のIT企業のコアコンピタンスは何か?】
ライブドア問題でも、あちこちで言われていることですが、
「日本のインターネット企業は事業内容の核(コアコンピタンス)が見えづらい」
ライブドアや
楽天は仮想商店街やブログといった集客力を武器に、金融業、小売業、旅行業、通信業、サービス業・・・
ありとあらゆる業態を買収して大きく育っていきました。
しかし独自の技術力やコンテンツに欠けるのです。
独自の技術力やコンテンツに欠けるということは、乱暴な言い方をすると誰でも真似できるということで、
少なくとも日本のネット産業は新規参入が容易で、新陳代謝の激しい分野であることが言えます。
グーグル(Google Inc)にせよ、
マイクロソフトにせよ
インテルにせよ、米国の時価総額の大きなハイテク企業は
その「独自の技術力」がコアコンピタンスとなっており、それは他にはなかなか真似のできないしろものです。
競争相手がなかなか現れないので、ヨーイドンの価格競争に陥りにくいというのも特徴です。
しかし、常にそのような将来性も織り込まれた上での株価ですから、バリュー投資には不向きです。
前週、米司法省が個人情報の提出を求めてグーグルを提訴したことで一時、同社株に売りが集中しましたが、
それもわずかな一時的な要因で、今週に入ってまた買いなおされています。
また
「グーグルは現在、ネット利用のみに特化した1台100ドル程度のパソコンの販売を計画中」との噂もあって、
そんな要因も、連日グーグル株の上昇につながっています。
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Posted by causeway_bay at 10:44│
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