香港資産運用奮闘記銀行 > HSBC:ペルーに銀行開設、8月に営業開始
2006年03月12日

HSBC:ペルーに銀行開設、8月に営業開始

中国情報局NEWSからの引用です。
「HSBC:ペルーに銀行開設、8月に営業開始」

世界最大級の総合金融グループの持ち株会社である匯豊控股有限公司[HSBC 0005]
ペルー地区の責任者はこのほど、同行が同国への銀行開設を申請したことを明らかにしました。
ペルー政府の承認後、8月に営業を開始する予定です。


ペルーペルー政府の銀行監督部門は、
「HSBCの進出は国内の競争を活発化し、
特にリテール部門のコスト低下が実現する」

と見ています。

ペルー政府は日本とは違って、外資系メガバンクの参入に対し比較的積極的です。

HSBCが国内に進出することによって、国内のリテールバンキングに競争を促し、
活発化させることを目的として、今回のHSBC進出にゴーサインを出しました。
→関連記事「HSBC過去最高益、アジア・北米部門が絶好調」


それに比べ、日本の金融監督庁は相変わらず鎖国体制です。
邦銀を守る上では金融鎖国も必要かもしれませんが、利用者側に立つと、サービス向上のために
リテールバンキングの国際競争も必要なのです。

中国も、2006年中に外国銀行への規制を大幅に緩和する予定です。
WTO(世界貿易機関)加盟時の承諾に基づき、中国では外資系銀行に対して2006年末に銀行業界を
完全に開放するとしています。
→関連記事「スタンダードチャータード銀行、中国での支店網拡大に注力」

規制を設けて邦銀を守るか? 規制を取っ払って外銀に完全開放するか?
国家のことを考えるとどちらがいいとは一概には断定できませんが、少なくともユーザーサイドに立つと、
規制を取っ払って外銀に完全開放したほうが、日本の銀行がサービス産業として発展していくでしょう。

いやー、それにしてもペルーってどんな国なんでしょう。行ってみたい国のひとつです。

オニールの成長株発掘法 − 良い時も悪い時も儲かる銘柄選択をするために
オニールの成長株発掘法 − 良い時も悪い時も儲かる銘柄選択をするためにウィリアム オニール 竹内 和巳 松本 幸子

おすすめ平均
stars素晴らしい
stars実践してきた者の言葉の重み
starsCAN SLIMという手法を公開しています
stars魔王サタンが地上に舞い降りた
stars明確なルールによる成功への羅針盤

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


香港資産運用奮闘記銀行 > HSBC:ペルーに銀行開設、8月に営業開始


この記事へのトラックバックURL
    この記事へのコメント
  1.  >いやー、それにしてもペルーってどんな国なんでしょう。行ってみたい国のひとつです。

    HSBCがペルー初進出ですか・・・。ちょっと意外な感じです。
    第2外国語がスペイン語だったので、いつかは南米を訪れてみたいと願いつつ、まだ夢は果たせていません。

    ただ、「アルゼンチンの経済破綻」を引き合いに出すまでもなく、スペインが統治していた地域は経済面でなぜかいずれもイマイチ(cf.アジアではフィリピン)ですので、学校を出た後はトンと使う機会もありませぬ。むしろ中国語にしとけばよかったな〜(笑)。某有名サッカーチームのごとく(経済も)飛躍しますように。

    あ、そうだ、ラテンアメリカファンド、買ってみようかな・・・。
    Posted by ぱーまん at 2006年03月12日 22:14

 ※コメント入力時に、引用文に全角の「>」をつけると赤の太字で強調表示されます