香港資産運用奮闘記HSBC(香港上海銀行) > HSBC香港口座開設体験談その31 〜急遽渡港しHSBC尖沙咀支店に口座開設〜
2006年04月13日

HSBC香港口座開設体験談その31 〜急遽渡港しHSBC尖沙咀支店に口座開設〜

当ブログの読者、stareyesさんから、HSBC香港の口座開設体験談のお便りをいただきました。
stareyesさん、ありがとうございます。m(_ _)m

kz@銅鑼湾さん、はじめまして。

2006年3月18日〜21日にかけて香港を訪れ、2000年頃に「海外投資を楽しむ会」さんの著書を読んで以来
私の長年の宿願であったHSBC香港(匯豊)の尖沙咀支店で『power vantage(PV)』を開設してきました。

また、最近こちらのkzさんのサイトの存在を知って以来、毎日のようにロムさせていただいております。
今回の渡港に関しても大変参考になりました。深くお礼を申し上げます。

これまで、香港渡航自体がなかなか実現せず、宿願も延び延びになっていたのですが、2月頃、
kzさんも良くご存知であろうスマイリーさんと拙ブログを通じて知り合ったのをきっかけに、再度宿願が復活。

ちょうど、日本では飛び石連休のカレンダーになっていましたので、
「銀行行くならココのカレンダーしかない!」と、急に思い立ったのはいいのですが、
かなり準備不足で渡港しました。

とにかく香港口座開設旅行を思い立ってから時間が無く、現地匯豊の本支店ともアポイントメントは一切無し。
有休も取れず、「国際免許証」や「bank statement」も用意できずじまい、といったあんばいで行くことに
なってしまいました。

そのため、過去の外国人取扱い事例が多く形式重視であろう中環の本店は避けて、冒頭の尖沙咀支店に
行くことにしました。(場所的にもなにかと便利ですから)

結局、私が準備していったのは、パスポートの他、以下の4点です。

1.Power Vantageとinvestment service accountのアプリケーション・フォーム
2.タイムシェアのproperty certificate(ハワイ州政府登記発行で英文表記)
↑日本で言う不動産登記簿謄本に当たります。
3.健康保険証(日本のものをそのまま)
4.証券会社の取引報告書(日本で日常取引している証券会社発行のものをそのまま)
(結局、下の2点は使用しませんでした。)


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【ノーアポで匯豊尖沙咀支店へ行く!】

さて、前置きが長くなってしまいましたが、尖沙咀支店を訪れたのは2006年3月20日。
まずは玄関に入り、待機している若い女性職員(「客務主任?」と役職名が付いていた)の方に
『ニィハオ。(ここからは英語で)日本から来た者です。口座開設したいのですが』と告げると、
すぐさま店舗奥の個別ブースへ案内されました。

「おっ?!意外とあっさりと中に入れてくれたな(^ω^)」と内心、ホッとする。
ブースに案内してくれた女性職員さんがそのまま開設の担当になり、パスポートとアプリケーション・フォーム、
そしてproperty certificateを提示して、私からPVを希望している旨を告げるとすんなりとPVの概略説明が始まり、
その後、初回デポジットのミニマム限度額やメンテナンス・フィーに関する情報をざっと聞き、
いくつか私の個人情報に関するヒアリングと確認を受けながら登録作業が粛々と進んでいきました。

懸念していた、property certificateの取扱い。
私が、『これは私が米国ハワイに所有している「タイム・シェア」という部分所有の不動産の資産登記証明書なんです。
ここに、私の日本の現住所が表記されてます』と説明がてら提示したところ、ご担当は、

『oh〜、ハワイですか。良いですねぇ♪ここの日本の住所にbank statementを送ってよろしいですか?
ok〜、コピーさせてくださいね(^^)←素敵な笑顔』


と、あっさり受理。ははは(^^;こりゃ拍子抜けですわ(苦笑)

後は、オフショア投資の先輩方々が多々ご報告なさっているのと同じような経過をたどりました。
最初にPVを開設後、無事にbank cardとPINを受け取りました。後で忘れずにATMに通してactivateしておこう。

続いてinvestment accountの登録および概略説明。
事前にHSBC香港のウェブサイトでチェックしておいた「HSBC global emerging markets equity freestyle」
というIPO締切り間近(初回トレード予定日:3月23日)のunit trustへの投資を考えている旨を告げました。

------

【初回デポジット後、unit trustを購入!】

とりあえず、お目当ての『power vantage(PV)』が開設された後、開設のご担当から、
『investment serviceについては後ほどご説明しますので、これから上の階でデポジットして、
またここへ戻って来てください』と促され、上階の預金カウンターへ行き、
そこで日本円XXXXXX円分をHKドルへexchangeしたうえでsavings accountへデポジット。

レシートをもらったので、金額を確認しました。
事前情報どおり、HKドルのデポジットに係る手数料は無料でした。

無事にデポジット終了後、また先ほどの階下の個別ブースに戻り、今度は先ほどのお若い開設ご担当の方に加え、
FP資格を持っていると思われるベテラン女性担当者の方が同席し、こちらの方が投資性向やリスク・カリキュレ
ーターのヒアリングを始めました。

で、PCモニターに映し出される質問に次々と答えていきます。
ヒアリングの結果、私のリスク許容度は、何と最高レベルの「5」!だそうで。
これにはご担当も、『貴方は私がこれまで担当させていただいたお客様の中でも、最高レベルの
‘high risk investor’だと思います!まさに、エマージング・マーケットへの投資はそんな貴方に
ピッタリですね♪』と、またまた満面の笑顔、でした。私もびっくりするやら恥ずかしいやら。

でも、内心、「ああ、やっぱり予想どおり俺は香港人に交じってもリスキーな性格だったか」
と自分でも納得していたりして。

で、本題の「HSBC global emerging markets equity freestyle」をXXXXUSドル購入することに。
さっそく、HKドルからUSドルへ振り替えて、3月23日のトレード初日に購入予約する指示書を作成してもらい、
それに署名して購入手続き完了です。
ちなみに、購入時手数料を1%ディスカウント(5.25%→4.25%へ)してくれました(^^)

ここまで、一連の手続きが1時間程で終了したと思います。まったくもってスムースでした(^^)
ここで、ブースのふかふかの椅子を立ち、開設ご担当とFPご担当に丁重に「多謝ネイ。」とお礼を言いつつ、
その後地階にあるATMコーナーでbank cardのPINの変更をして、匯豊尖沙咀支店をあとにしました。

これでやっと、私もオフショア投資の入り口に立つことが出来ました。
多種多彩な投資の選択肢が私を待っている。いよいよこれからが本当の修練の始まりです。

------

私のホームページ(Perpetual Traveler(時由人))でも、現地写真
を交え、徐々にアップしております。
下記の場所にて是非ご覧ください!
「top page→旅行記→2006年→香港(3月18日〜21日)」


文:stareyesさん 30代男性(2006年3月)


stareyesさん、お疲れさまでした。
ご購入されたファンドは、中東やアフリカの株式が組み込まれているモノですよね。
設定されたばかりですし、資源高の影響を大きく受けそうですし、なんだかワクワクしますね。
貴重な体験談をありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いします。m(_ _)m


→関連カテゴリー「HSBC(香港上海銀行)」


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    この記事へのコメント
  1. kz@銅鑼湾さん、stareyesでございます。
    拙い文章を取り上げてくださいましてありがとうございました<(_ _)>

    今回の渡港で、IPOにぎりぎり間に合ってゲットしてきた「HSBC global emerging markets equity freestyle」に関しまして。

    ファンドの当面のテーマ性としては、「天然資源」と「アジアのハイテク」。

    南アは、ゴールド、プラチナを主とした鉱物資源に着目。
    ブラジルはコーヒー、砂糖、タバコなどの農産物資源、
    ロシアはオイルとガスの含有量が高い点にそれぞれ着目しているようです。
    韓国と台湾は、アジアのハイテク産業の再復興、再発展を担う存在、
    とファンドマネジャーは見なしているようです。楽しみです(^^)
    Posted by stareyes at 2006年04月13日 16:37

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