世界のETF（上場投資信託）が残高60兆円突破

本日の日経新聞総合面からの引用です。
「世界のETF（上場投資信託）残高60兆円突破！」

株式指数などに連動するETF（上場投資信託）が、欧米や新興国で急拡大しています。
運用残高は世界全体で5250億ドル（約61兆6000億円）まで膨れ上がり、なんと過去1年で
5割も増加したことになります。

【ETF（Exchange Traded Fund・上場投資信託）】
市場全体の値動きを示す株価指数に動きが連動するように作られた投資信託で、証券取引所に
上場しているもののことをいいます。個別株と同様に市場で売買できるのが特徴です。

ETFは、個別株の情報が十分でなくても、世界各国の株式市場に投資できるものなので、
個人投資家にも人気ですし、欧米の年金基金なども活発に売買しています。
また最近は、債券や金、原油相場などと連動するETFも増えてきています。

ロンドン証券取引所には、欧州株連動だけではなく、ブラジルや中東欧、中国株のETFが上場。
インドや韓国などの新興国市場でも、個人マネーの受け皿としてETFが上場してきています。
また、トルコのイスタンブール証券取引所では、金相場連動ETFも上場しました。

欧米先進国では、金・原油・大豆・コーヒーなどの商品先物指数に連動するETFも登場し、
そういった類いのものは、インフレを予測した富裕層やヘッジファンドなどが積極的に
買っているそうです。

手軽に世界各国に投資できるETF
経済がグローバル化していく中で、今後ますますこのような投資商品が増えていくでしょう。
管理報酬が、通常の新興国投資信託に比べて安めなのも、ETFで投資するメリットです。

7戦7勝・10万円から始める南山式ETF〈上場投信〉投資術 南山 宏治 関連商品 株・3ヶ月で年収の半分を稼いだ南山式投資術―誰でも1分で見つけられる有望銘柄 株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれる 東大卒医師が教える科学的「株」投資術 臆病者のための株入門 貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント―ノーベル賞学者とスイス人富豪に学ぶ智恵 by G-Tools