香港資産運用奮闘記HSBC(香港上海銀行) > HSBC香港口座開設体験談その44 〜ファンドはあとから買えるらしいですよ〜
2006年11月25日

HSBC香港口座開設体験談その44 〜ファンドはあとから買えるらしいですよ〜

引き続きプチロルさんから、HSBC香港の口座開設体験談をいただきました。
プチロルさん、ありがとうございます。m(_ _)m

→前回からのつづきです

花旗銀行(CitiBank香港)に引き続き、HSBCにも口座を開いてきました。
実は前日までHSBCにするかスタチャンにするか悩んでいました。
スタチャンもKGI證券にはDeposit Directとかで無料送金できるので候補に挙がっていたのです。

前日に湾仔のホテルでネットを見ていたら、ここのHPでは
『スタチャンのファンドが一覧で見られるようになった』という記事が載っているし、
一方AICさんからは『HSBC本の決定版発行!』とかのメールが来るしで頭グルグルでしたが、
疑問点を質問しまくって納得したらHSBCにする、ということで出かけました。

HSBCのブースでは、私の前の客は若いお姉ちゃんが応対していたのですが、
私の番になったらおばさんに替わってしまいました(涙)。
私が行ったのは11時でしたが、『今日はもう日本人が20人来たわ』とか。

一通りの手続きを終え、テンポラリーの小切手帳も貰いました。
ここでも人民幣の口座は開けないのかと聞いたけど、香港IDが要るとのこと。

Investment Accountも開いたので、いくつかFact Sheetを見せて貰いながら、
『これはボラリティがでかいよね』などと(半分知ったかぶりで)あれこれ相談しました。

いろいろなファンドの比較ツールを操作しながら見せてくれるので、
『ログインしたらこれ使えるの?』
『いや、これは社内用ツール』
『MorningstarかS&Pを見るしかないか』
『そうして』
『はい』

『最初のファンドは香港で買わなきゃいけないんだよね』と聞いたら、そんなことないそうです。
2回念を押したのですが、

『大丈夫だってば。ネットバンキングのIDを取得して、セキュリティデバイスが届いてから
ゆっくり選べばいいのよ。あわてることないわ』

だそうです。聞いてた話と違います...
まだ実際に購入して(或いは拒否されて)いないので確証はありませんがあとから買うのでもOKっぽいです。

維持手数料免除のために死に金を寝かすよりはファンドを買っておこうと思っているのですが、
勉強不足で選びきれません。でもあとから日本で買えるならゆっくり考えられます。

まあ、最低単位のUSD1,000だけ何かを購入して安心を買う手もあるのですが、
ここは疑問を晴らしたいので『後買い』を試してみます。だめだったら文句言います。

花旗銀行で作ったキャッシュを入金し、ATMカードのアクティベイトをし(20秒ルールにはらはらしながら)、
さらにATMのPINを変更し(でないと忘れてしまう)、HSBCを出たときはまだ12時半でした。

ここから先は特に変わったこともないので、別投稿にはしませんが、
その辺で昼食を済ませた後に向かったのは、さらに200m程奥にあるKGI證券でした。

証券会社は郵送で開設できることは解っていましたが、やはり会っておきたい気がしました。
証券会社は翌日の予定だったのですが、銀行があまりにあっけなく終わったので、出来るところまで
今日中に済ませてしまいます。

花旗銀行もHSBCも、相手が勝手にフォームを埋めてくれたので、
同じことを期待していたらKGIではその場で自分で書かされました。
でもすぐに終わって、出てきたらまだ2時過ぎです。

そこで公衆電話からBOOM證券に電話して
『今から行ってもいいかな?』
『♪ハァ〜イ、お待ちしてますわン』(今度は若い声!)
で、いそいそと炮台山に向かいます。HSBCで貰ったばかりの、暫定小切手帳で支払いを済ませました。
(もちろんHSBCの当座に少しだけお金を入れてあります)

でも初めてなので書き方を間違えてしまいました。
BOOMでは「オンライン株式投資メニュー」という日本語版の操作マニュアルをくれました。
日本のお客が増えているんですね。

ここもサクッと終わって、予定すべて終了。気が緩んだところに、『清蒸鮑魚仔』という
トコブシ料理の写真が眼に入りました。

二日の予定が一日で済んだことに気をよくして、トコブシを肴に「ピーター・リンチの株の教科書」
を読みながらビールを2本飲んでしまいました。まだ4時だというのに。

ここの食堂は人民幣が使えて、100RMBが95HKD相当だそうです。銀行でも感じましたが、
人民幣の対USDレートが香港ドルに近づいてきていることを多くの人が意識しているみたいです。


初めての香港でしたが、道に迷うこともなく、事前のフォーム記入すらせずに、
ほぼ手ぶらで行ったようなものですが、それでも5時間ほどで4箇所に口座を開くことが出来ました。

管理人さまをはじめとする、先陣を切って新しいことを試す方々のおかげで私もスタートラインにつけました。
これからずっと実践と勉強が続きます。今後ともよろしくお願いいたします。

湾仔にて



文:プチロルさん 40代男性(2006年11月) ※ほぼ原文のまま引用


プチロルさん、お疲れさまでした。
湾仔からのご報告、ありがとうございました!今後ともどうぞよろしくお願いします。


→関連カテゴリー「HSBC(香港上海銀行)」

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