ダンシングタワー(The Dancing Tower)は、
ドバイのビジネスベイというエリアに建築される予定で、
住居・オフィス・ホテル・レジャー施設などが入る、
総合複合施設として完成する予定です。
→参考サイト「Gulfnews.com」
「3つのビルがダンスをしている」というコンセプトで
デザインされたらしく、デザインは、
イラク・バグダッド
生まれで英国在住の女性建築士ザハ・ハディード氏。
今回の不動産プロジェクトの最高経営責任者は、ザハ・ハディード氏を非常に高く評価しています。
「彼女のデザインは、ドバイの急速に変化している未来を反映する。」とコメントし、
彼女の建築概念は今、ヨーロッパ、北アメリカ、アジアでも、大きな反響を呼んでいます。
→参考サイト「ザハ・ハディード氏の公式サイト Zaha Hadid Architects」
→参考サイト「ウィキペディア(Wikipedia)フリー百科事典 > ザハ・ハディッド(Zaha Hadid)」
それにしても、すごくないですか?(笑)この建物。どういう構造になってるんでしょ。。
建物の構造と言えば、
以前ラスベガスに行ったときに、「LUXOR」というピラミッドを模倣したホテルに
宿泊したことがありますが、ここの作りもどうなってるんだろう?と不思議に思ったものでした。
LUXOR LasVegas
ここは、
ピラミッドの四隅から、エレベーターが斜めに上昇します(笑)
部屋はピラミッドの4面の壁のみに存在し、ピラミッドの中身は空洞です。
そうです、4枚の壁が支えあっているような構造で、その中身は
世界最大の
アトリウム(吹き抜け)になっております。
ホテルの中、いわゆるピラミッドの中にはいると、特に柱などは無く本当に三角錐の空間になっています。
ラスベガスには地震はこない?から、大丈夫なのでしょうか?
しかし、建築学的にはこの工法が地震に一番強いとかいう説もあるようです。
そしてここは、
夜のピラミッドの頂点から放たれるレーザービームはすごい!空を突き抜けるような光線です。
このレーザービームは、
天気のいい日には約500km離れたロスアンゼルスから目にすることもできるとか?
→ルクソールのプロモーションビデオを見てみましょう!
ラスベガス(米国ネバダ州)とドバイ(UAE)の共通点は、
・急激な人口増加率
・外国人比率が非常に多い
・エンターテイメントシティ!
・所得税がない
・周辺は砂漠
・・・と、意外と似ているところが多いんですね。
ラスベガスも面白いのですが話をドバイに戻しまして。ドバイは突拍子も無いことを次から次へとやってしまいます。
とにかくドバイは、今大変貌を遂げている最中の話題豊富なところですが、問題はその話題の中身で、どれもこれも
私達の想像を絶するスケールばかりです。
The Palm Jumeirah Dubai
左の写真は、
The Palm Jumeirahと言って、椰子の木をかたどった人工島です。
ここに、あのサッカー界の貴公子、デビッドベッカムの別荘があると言われています。
まぁ、言ってみれば、
The Palm Jumeirahは億万長者のための島って感じですね。
The World Dubai
左の写真は、世界地図を模倣した約300の島々で構成される、これまた人工島です。
その名も
The Worldと言って、上空から見ると、写真のような世界地図になっています。
なんか、色々とやることが大胆ですが、話題性があってとても興味深いです。
石油に依存しない貿易・観光・金融立国を目指すべく、UAEは色んなことにチャレンジしています。
今後がとても楽しみですね。(^ー^)
→関連記事「湾岸6カ国単一通貨2010年導入、そして2015年変動相場制へ」
→関連記事「投資先としてのGCC(Gulf Cooperation Council)諸国」
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→関連記事「イスラムへの理解無しに海外投資は語れない? 〜イスラム金融のマネーが激流〜」
→関連記事「UAE、カタール、バーレーンに相次ぎ国際金融センター建設」
上記の、The Palm JumeirahとThe World。上空から見ると、↓こんな感じになります。
香港の某金融機関の会長と一緒に、今月ドバイ行きの予定を計画していたのですが、ちょっと事情により延期になりそうです。。。
↑ドバイのガイドブックではありません。
ドバイの政治・経済・歴史・文化などが詳細に書かれた、ドバイを理解するための教科書です。
とても参考になりますし、とても面白く、ワクワクドキドキする。そんな本です。
Posted by causeway_bay at 20:11│
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