昨日香港から帰りました。(^ー^;
香港は街のあちこちにクリスマスイルミネーションが灯りはじめて、
クリスマスへ向けて盛り上がりを見せていました。この時期の香港はいいですね。
ところで、
キャセイパシフィック航空の機内誌「Discovery」に、
以下のような記事が載っていました。
"Jeju Free International City - Island Paradise Becomes
Special Self-Governing Province
Flagship Projects in Tourism, High-Tech and Healthcare"
「韓国・済州島は、香港・シンガポールのような都市国家を目指し、
一国二制度を導入して自由国際都市を目指す。」
中身を要約すると、↑こんな内容でした。
→参考サイト「済州島.com[saisyuutou.com]」
←済州島とはこんな位置にあります。
済州島(ジェジュド、さいしゅうとう)は、大韓民国の済州特別自治道に
属する島。火山島。人口は約55万人、面積は1,845km2。
→出典:フリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」
韓国政府は、お隣の中国が香港・マカオの一国二制度のもと、或いは
シンガポールやドバイのような小さな都市国家の経済発展を手本にし、
それらに追随し済州島を変える計画で動き出しています。
韓国政府は済州島に、
Three Core Projects(3つの柱となるプロジェクト)を掲げており、
1.リゾート住宅開発(Resort-Type Residential Complex)
2.テーマパーク開発(Myths and History Theme Park)
3.IT開発の集積地開発(High-Tech Science and Technology Complex)
上記3分野において、世界的に資金を集め発展させていくために、韓国内とはまったく異なった、
「中国-香港」、「中国-マカオ」のような、一国二制度を打ち立てていくとのプランです。
これは今年7月に既に韓国政府が発表しているもので、現在それに向けて急ピッチで動き始めています。
韓国・済州島は、まだ小さなリゾート地に過ぎませんが、ひょっとしたら数年後、現在のマカオのように
多額の資金が流入して、大規模な投資対象として頭角をあらわして来るかもしれません。
昨年は、
済州コンベンションビューロー(JCVB:Jeju Convention&Visitors Bureau)という組織も設立され、
国際会議、博覧会、イベントなど国際行事を誘致し、済州島の経済発展と観光産業の促進を目指しています。
しかも済州島は、朝鮮半島・中国大陸・日本列島の三角の中央に位置する、非常に重要な場所です。
面積は1,847平方キロメートルで韓国の国土の約1.8%、人口は60万人弱です。
マカオやラスベガスほど派手ではありませんが、カジノもあるようで、今後エンターテイメント分野でも
発展していく要素を持ち合わせています。
投資先として要注目なエリアです。
ベトナムやマカオを投資対象としたファンドがいま盛り上がりを見せているように、
数年後、「チェジュファンド」という金融商品もきっと出てくることでしょう。
Posted by causeway_bay at 14:18│
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