香港資産運用奮闘記HSBC(香港上海銀行) > HSBC Bank Middle East(ドバイのHSBC)でディルハム通貨を引き出す
2006年12月22日

HSBC Bank Middle East(ドバイのHSBC)でディルハム通貨を引き出す

ドバイ到着後、日本円を現地通貨ディルハムに両替しなくてはいけません。
ディルハムは米ドルペッグ制を採用しており、1980年以来為替レートは1米ドルあたり
3.67UAEディルハムに固定されています。

→関連記事「湾岸6カ国単一通貨2010年導入、そして2015年変動相場制へ」

なので、香港ドルや米ドルから両替するのは割かし低コストなんですが、日本円→ディルハムへの両替は
異常にレートが悪くなるそうですので、できるだけ日本円からの両替は避けたほうが賢明です。

ドバイの街中には、HSBC Bank Middle Eastがたくさんあり、HSBC香港のATMカードがそのまま使えます。
私の場合は、運よくホテルのすぐ裏手がHSBCの支店でした(笑)

HSBC Middle East1HSBC Middle East2







使い方は香港のATMと一緒で非常に簡単!
ATMカードをマシンに挿入→6桁のPINを入力→引き出す金額を指定して→現金を受け取る


ディルハム
すると、現地通貨ディルハムがその日の為替レート(HKD→AED)で出てきます。
引き出し手数料は、20香港ドル(約300円)になります。

ちなみに現在の為替レートは、「1ディルハム≒31円≒2.1香港ドル」程度。
なので100ディルハムで食事をすると、約3100円ということになります。

←ディルハム紙幣(少し小さめのオシャレな紙幣です)



引き出し明細両替商にもよりますが、日本円からUAEディルハムへの両替は、
2〜3割りも目減りする店もあるそうなので、
HSBCのATMカードを持っている方は、現地のHSBCのATMマシンで
引き出したほうがよいでしょう。

ちなみに、ドバイ国際空港にも到着ターミナルのDFSエリアと、
到着ロビー内の二箇所にHSBCのATMがありますので、
ドバイ到着後、すぐにディルハムを手にすることができます。(^ー^)

現金を引き出すと、←左のような明細が出てきます。
明細の裏面にはATM利用時の引き出し限度額が記載されていました。

パワーバンテージ口座では8000UAEディルハム(約25万円)、
プレミア口座では12000UAEディルハム(約37万円)が、
それぞれ1日あたりの引き出し限度額になります。




→こちらがHSBC Bank Middle East(ドバイ)のATMネットワークです。
ドバイ旅行に出かける前に、HSBCの支店やATMの場所をチェックしておきましょう。

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Posted by causeway_bay at 18:14│Comments(5)
    この記事へのコメント
  1. >ディルハムは米ドルペッグ制を採用しており、1980年以来為替レートは1米ドルあたり
    3.67UAEディルハムに固定されています。

    UAEディルハムも米ドルペッグされているのですね。
    来年UAEが一押し国家というのもうなづけます。
    ただでさえ不動産投資が盛んなところに、金利引下げ。
    火に油を注ぐようなものです。良い意味で。
    金融、不動産、コングロマリット企業集団が狙い目ですね。
    さてどんな形でこの国に投資したら良いですかね。
    Posted by スマイリー at 2006年12月24日 23:35
  2. スマイリーさん

    ドバイは異常な建設ラッシュで気持ち悪いくらいでした。
    ジュメイラ地区は同時に200以上もの高層ビルが建設されていて、
    上海やマカオなどの建設ラッシュの比ではありません。

    それでも続々と完売されているようです。
    世界一高いビル(建設予定)のレジデンス棟は発売後8時間で完売。

    これらを購入しているのはヨーロッパ人がほとんどだそうです。
    特にイギリスは不動産が高いので、その5分の1の価格で買える上に
    ドバイは香港同様、元イギリスの植民地なので母国語が通じる。

    ↓つづく
    Posted by kz@銅鑼湾 at 2006年12月25日 00:03
  3. ↓つづき

    そしてイギリスを含めヨーロッパの通貨は現在高いので、
    米ドルに釘付けされてるUAEディルハムでの投資が有利という状況。

    さらに不動産取得税なし、売却益課税なし、不動産価格の65%までなら
    外国人でも現地銀行でのローンが可能。

    そして、外国人に対しても購入した不動産の永久所有権が認められて、
    おまけにUAEの永住権までくっついてくる。

    治安のよさは世界最高の水準で、水も食べ物も美味しい。
    (日系航空会社のミネラルウォーターはドバイ産を使っています)

    ペルシャ湾のビーチは沖縄のように透き通った綺麗な海だし、
    街は綺麗でごみひとつ落ちていない。遊ぶところもたくさんある。

    ↓つづく
    Posted by kz@銅鑼湾 at 2006年12月25日 00:04
  4. ↓つづく

    ・・・と、こんな状況をイギリス人が放っておくわけはないですね(笑
    私たち日本人が、タイやフィリピン、マレーシアなどをリタイア先として
    選ぶように、イギリス人はドバイを選ぶ非常に強い理由があるんですね。

    ドバイの不動産は、イギリスをはじめヨーロッパの新聞に広告を出して
    いますが、あっという間に完売されるらしく、今のところは需要があっての
    建設ラッシュなので、供給過多は短期的には考えにくいとは思いますが。。。

    それにしてもあまりにも異様な光景でしたので、不動産バブルがそのうち
    訪れるのではないか・・・とさえも思いました。

    ↓つづく
    Posted by kz@銅鑼湾 at 2006年12月25日 00:05
  5. ↓つづき

    現在開発中のほとんど不動産は、ドバイホールディングス、ドバイプロパティなど
    政府系企業が開発をすすめています。

    中期的な投資対象しては民間コングロマリットがよいと思っています。

    ドバイの不動産開発については、色々と面白い情報を入手してきましたので、
    後日詳しく記事にアップしたいと思います。(^ー^)
    Posted by kz@銅鑼湾 at 2006年12月25日 00:07

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