非常に大きなドバイ市内の地図ですが、地図の右のほうにあるのが現在の
ドバイ国際空港です。
いまもっとも絶好調の
エミレーツ航空のベース空港として、発着便数を急拡大させています。
現在のドバイ国際空港はとにかくでかく、24時間稼動のとにかく賑わいのある忙しい空港です。
→関連記事「エミレーツ航空のエコノミークラスは、メールの送受信ができます」
私は先日、名古屋からエミレーツ航空の便でドバイ入りしましたが、駐機場所はターミナルから外れた場所で
そこからターミナルのゲートまでは、バスを利用しました。
ドバイ空港のゲートは、深夜早朝昼夜問わずフル稼働のようで、とにかくバスがたくさん走っていました。
空港内のそのバスルートが大渋滞で、飛行機を降りてからゲートに着くまで20分もバスに乗ってました。
ドバイの空港は、とにかく混んでて空港から外に出るまで、非常に時間がかかりました。
バスが、空港内で渋滞しているというんですから・・・、困ったもんです。こんな空港は初めてです(笑
そして、24時間空港であるためか、出発ロビーには通路で寝てる人が多い!(これはかなり迷惑)
しかも
マイ毛布マイ枕持込で寝てる人もいて、初めてこの光景を見るとかなり奇異に写ります。
ほかにドバイ国際空港の特徴をあげると、
・空港内の時計はすべてロレックス製
・パスポートコントロールは「外国人用」「GCC(湾岸6カ国)住民用」に分かれている
・お客はとにかく多国籍、飛行機の行き先もとにかく多国籍
トラフィックが多すぎて使い勝手がよいとは言えないものの、とにかく色々驚かされる面白い空港です。
ちなみに、英国の航空調査会社「スカイトラックス」が実施した
2006年の世界の空港ランキングは以下の通り。
ドバイ国際空港は第9位に甘んじています。
1位 チャンギエアポート(シンガポール)
2位 香港国際空港(香港)
3位 ミュンヘン空港(ドイツ)
4位 関西国際空港(日本)
5位 ソウル・インチョン国際空港(韓国)
6位 クアラルンプール国際空港(マレーシア)
7位 ヘルシンキ・ヴァンター空港(フィンランド)
8位 チューリッヒ空港(スイス)
9位 ドバイ国際空港(UAE)
10位 コペンハーゲン空港(デンマーク)
この結果に不満を感じたかどうかは分かりませんが(笑)、さすがは何でも世界一志向の強いドバイ。
世界一を目指す新空港の建設に着手しました。
世界最大の人工港ジェベル・アリーと最短距離で結ぶ国際ハブ空港
ジェベル・アリー国際空港として
ドバイの新空港は10年後に誕生する予定です。
さらに現在の空港と新空港、そしてジェベル・アリ港は地下鉄で結び2009年9月開通予定。
→関連記事「2009年の開業を目指すドバイの地下鉄(Dubai Metro)」
新空港ジェベル・アリー国際空港は、何が世界一かって言いますと、まずこのデカさ。約10km四方に及ぶ広さです。
上の地図の左の青枠が新空港の建設予定地です。現在の空港も見事に大きいですが、それが10個以上すっぽり収まる広さ。
そしてなおかつ、
4,500mの平行滑走路×6本を作るという、まさに驚きの世界最大級の空港となる予定です。
4,500mの平行滑走路×6本ということは、ジャンボが同時に6機着陸できるのですから、
そんなビックリな光景を拝むことができるかも。。。
ちなみに上の地図、端から端まで100km近くありますから、ドバイという街がいかに広いか想像つくと思います。
しかも山や谷がありません。周りはすべて砂漠のまっ平な土地。なので土地の有効割合が非常に高く、
「とにかく広大な土地にデカイものを作りたがる」というドバイ政府の気持ちが分からなくもありません(笑
湾岸諸国と北アフリカへの投資をご検討されている方は
こちらをご参照ください。
→関連記事「投資先としてのGCC(Gulf Cooperation Council)諸国」
→関連記事「ドバイ(Dubai・UAE)のダンシングタワー(The Dancing Tower)」
→関連記事「湾岸6カ国単一通貨2010年導入、そして2015年変動相場制へ」
→関連記事「米国の人口は3億人突破へ!人口増加率のトップはアラブ首長国連邦(UAE)!」
→関連記事「イスラムへの理解無しに海外投資は語れない? 〜イスラム金融のマネーが激流〜」
→関連記事「UAE、カタール、バーレーンに相次ぎ国際金融センター建設」
←またおまけ画像(笑)
デイラのナイフロードにて購入したアラブの民族衣装。
試着して一発で気に入って、そのまま着て街を歩きました。
これを着ると、自分がアラブ人になった気になります(笑)
大変気分がよかったです。
Posted by causeway_bay at 15:02│
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